翌7月4日(木)。
毒吐きもあります。
気分を害するかもしれませんので閲覧注意。


前の日の夕方からポツポツと降り出した雨は夜にはドシャドシャ本降り。


到着した晩の睡眠時間は2時間半なのでこの夜は寝られるはずだった。
そこは安定の睡眠障害。
またしても寝られず。
ウトウトしかかってもハッハッとなって起きちゃう。


家でもそうなんだけど、寝られない寝付けないというより「寝てはいけない」的な強迫観念があるっぽい。


時計を見たらイカン、余計に眠れなくなるから。
我慢してたけどどうにも寝られないので、朝まで何時間あるのか確認のためついに見た。
01:00を回っとる。


起きる時間を逆算したら「あ〜あ」の時間なのに、心理としては「まだ1時か」なんです。
家だと「寝てはいけない」の強迫観念から開放されて「寝ていい」と思えるのが3時か4時。


電気を消して寝ないといけないのに、3時4時くらいまで「電気を消したら寝てしまう」と何故か思ってしまって消せないんですよ。
消して寝ようとしてもまた起き上がってすぐ点けちゃう。
何か心に病が?(笑)


その前に早く寝付ける日もありますが、そんな日は4時か5時には起きるし、3時4時に寝ても7時には起きてる。



若い時は「寝なきゃいけない」って思うと辛くなるから「眠くなるまで寝なくていい」で2晩寝ないとかでも済んでましたが。

疲れやすい、疲れがなかなか取れないお年頃ともなるとねー。



目を瞑ってるだけでも身体と脳は休まるはず。=͟͟͞͞ (¦3[▓▓]
じっとしていてやがて寝て、木曜の朝は最初の04:45のアラームで起きました。


また今日も06:30にお手洗いの清掃がくるなら急がないと、とすぐに頭はクリアに。
シャキーン!👁👁気づき


ハイ、本日も睡眠時間3時間半ほど。
ふた晩続けての睡眠不足では、いくらショートスリーパーと言えども大雪渓に上がってからの体調が不安です。
そもそもさあ、ショートスリーパーだからって短時間睡眠で足りてるわけではないんだし。


標高2,600mで酸素が薄いので、高山病もあり得るところ。
1,771mから2,237mのゲレンデトップまで一気に上がるロープウェイで、軽い高山病の頭痛・めまい・吐き気に襲われた経験ありです。


なのに元気でねー。泣き笑い


始発バスで大雪渓に上がって、まだ霧雨が降ってる中をザックだけ避難小屋に避難させて、早速4.0〜4.2mのラインに向かいます。


Mッスーが繰り返し滑って発掘した4.0〜4.2mに今日はスコップ入れるのだ。
昨日はじいちゃんずグループが入ってて何だか途中が滑りづらそうだったので私も1回入ってみたけど、やっぱり途中に変な所があったからちゃんと直したい。


コブ横を登りながら昨日スコップ入れて滑ってた3.8mピッチのコブを見てみます。


またカチカチ。
帰りにキレイにデラ掛けした跡もなくなり、雨にやられてゴツゴツしたスプーンカットにまた様変わり。



あれはなんぞや?上部をズーム。
怪しい氷あり。
思った通り氷の下は岩で、雪が緩んだら出てきました。
確実に通る通り道に岩かよ。ネガティブ
(つたんダーリンは事もなげに岩を避けて滑ってた)




※)前の記事のコピペ。👇
Mッスーが1人で何度も滑ってスプーンカットの海から発掘したライン。


コブは浅くなって氷のスプーンカットでボコボコ、コブとは言えない物になってたそれ。
形を整えながらスコップやクワを入れた方が早いしキレイに仕上がると内心で思っても、全部のラインが消えかけてた現状で正直なとろ不人気ラインのそれは雪が緩むまで後回しにして後で1人でスコップ入れる予定だったので私は何もせず。
不人気の癒しラインですがそれも存在しないと困るので、翌日も前夜の雨で全ラインがまたスプーンカットに飲まれていたので朝イチからスコップで復旧工事。
らっきょさんがすぐに手伝いに来てくれて、クワで氷を砕いてくれました。
残ってた歪みや変な癖を直して、外へ丸く振って、癒しラインに戻りました。



前に骨折明けのNさん(有資格者)を参考にした、落ち着いて考えながらゆったりと滑れるので基本練習向きなラインです。
「次はいつかな?」ってNさんを思い出しながら、あとからすぐに来てくれたらっきょさんと2人でガスの中でゴリゴリ削ってた。







クワはあっという間に外を丸く振って、氷も一撃で砕くので、私は瓦礫のような氷の塊をコブの外に放りだして、気になる所(滑れる人には解ってもらえない怖い所)をスコップで整えるだけ。
ありがと♪



後発のバスから降りてきた人達も手にスコップを持ってて、それぞれのコブを皆さん先ずは整備から始めます。



前日の帰りのデラが効いてればスコップも楽でデラだけでもすぐに滑れる時期とはもう違って、相手は氷だから時間も労力も前よりも掛かります。



それをいつも『待ってるだけ』の人は今日も来ていて、手持ち無沙汰なのかお湯を沸かしてコーヒー淹れたり、長〜い念入りなストレッチしたり。

待ちきれないようで、やがてガリガリボコボコを板で均し始める。



今日は整備がもう終わってるようバスを始発でなく遅らせて来たようだけど、ええ、また人数には数えません。(前記事参照)





またカチカチ。
帰りにキレイにデラ掛けした跡もなく、雨にやられてゴツゴツしたスプーンカットにまた様変わり。



それでもMッスーの激闘とじいちゃんずの帰りしなのデラで、昨日に比べたらコブとして残ってます。


それが解ってるから、翌日の朝が少しでも楽になるようにと登って滑ってで疲れてても帰りにデラ掛けして帰るわけで。


らっきょさんが小さく呟く。
「整備が終わってから来て滑るだけのやつが『デラ掛けなんか要らないだろ』って言うけど、朝イチで来てこれ見てから言え」
同感。ムキー


職種からも部下に横柄な王様でいるのが推測されます。
監督は「話し合いで和解した」って言うけど、おとなしそうな人には今だに「整備なんか必要ない」って言ってくるらしいよ。


ピステンが入って適度にリセットされるスキー場のコブじゃない。
放っておいたら酷い物にしかならない。
それを憂いて監督やヒィ〜君が始めた整備。
皆がそれに賛同して良いコブを保ってる。


人のためではなく、結局は回り回って自分のためにもなるので、1日をなるべく長い時間雪渓に居たいから寝てなくても無理して始発に乗るし、痛めてる右手の指が腫れるスコップの苦労を苦労って言っちゃいけないのも解ってる。


それでも、1人でも多く参加してくれれば1人あたりの負担が減るのです。
違いますか?


アンタが監督を避けて代わりに文句を言った人は、人のためにいつだって献身してくれてる人だよ。
困ってるといつでも助けにきてくれる人。


誰かが作ってくれて、お直しもしてくれた良いコブだけ得意気に滑っててそうやって何度も文句を言うなら、自分専用を作ってそれをキタナイコブのまま好きに滑ってればいい。
溜まる毒を吐いとく。
血の気が多い夏蜜柑、いつかそいつとやらかすかも。🌋




滑っただけでは整えきれてなかった切り替えと斜度変化の所や内壁は特にゴツゴツのスプーンカット。


ターンを参考にさせてもらったNさんの事を考えながらスコップしてたら、何だか後発のバスから降りて道路に立ってる人がNさんに見える。
ガスってるもん、幻かも。(=_=)


Nさんでした。ひらめき気づき
リハビリライン(通称)に今日スコップとクワを入れて整備したのはナイスタイミングだったァ。

こりゃちょうど良い所に来てくれた、また一緒に練習出来る!


このラインは始発の2名で他のラインより先に始めたし、らっきょさんのクワが早かったから氷は砕かれてわりと早くにリハビリラインの整備は終わりました。


Nさんはね、足首の骨折をお医者様には来シーズンからスキー復帰は太鼓判を押されてますがまだ本調子ではないのでリハビリラインを滑るはずだろうに、まだ整備が終わってない他のラインにスコップを持って向かう。

もう自分の滑りたいラインは仕上がってて滑れるのに、ですよ。



そういう律儀な人なのは初めて会った数年前から知ってる。
整備も滑りも丁寧。
片道450kmを日帰り、腰もハリ治療を受けながらなので移動の運転で疲れてないわけはないのに。


若者とは違う年配者が目指すべきコブの滑り方は私が思うのと同じなので、お手本となるNさん(有資格者)が来てくれてラッキーでハッピー。ヽ(=´▽`=)ノ


コブをガンガン滑れる人には面白味も何もない不人気なラインだから、気が引けつつも今日はここをスコッパー強行して良かった。


このラインが、この日は(一時的にですが)1番人気となった事も予告で書いとく。ニコニコ



基本をしっかり押さえて、なかなか思うようにはならないけど、それが染み込むまで反復したい。

同じ事を毎年繰り返しても、当たり前のような小さい事も前の年より精度をあげたい。

整地でもそうやって繰り返してる。



そして、初回には「本懐を遂げましたm(_ _)m」って言ったダーリンとのラブ・トレイン2024を今年も完遂できることを目標に。(笑)