7月3日(水)。
3.8mのコブを上から(元々のスタート地点より下から)パチリ。


①は、先週コブの横に出てきた岩。
②はコブの中に出てきた岩、と思われます。







②の上に雪を盛って岩は隠せてたの。
隠しても怖いので私はその下からスタートしてましたが。


岩より上のコブを完全に放棄する事になるのは判ってたけど、1週間でここまで大きく露出するとは!


乗鞍の開幕直後はI村パイセンが「先週はこの岩に座れたのにもうこの高さ、1週間で1m減ってる」って言ってた。
その後も梅雨入り前は週に1m位の雪の減りだった。


今回は1週間で1.5m以上、2mはいかない位の減り方です。
高山は土砂降り、松本は激しくはないもののずーーっと降り続いてたらしい。


雪は減っても口の方は減らずに舌好調。
先週からようやく夏ノリらしいテンションが戻った夏蜜柑さん、大騒ぎではしゃぐわ、マイ・テーマソング「私は最強〜♪」を歌うわ。(笑)


平日にしては賑やかな人出と、お馴染みさんいっぱい、久々の再会のおのれNKGWパイセンも。
前に会った事があるのを思い出してからはその人に「よっちゃ〜ん」「よっちゃんイカ」「アラよっちゃんの〜酢漬けイカ♪(歌う)」と人懐こさを超越する馴れ馴れしさ。
ふふっ😆、楽しい。


一方、コブ。
走る雪に変わった事で怯えまくり。
「怖いよー、怖いよー😭」
なかなかスタート出来ないの。
久々に脚が震えました。



ありがたい、おのれNKGWさんの声援。


だがしかし、怯えた滑りはへっぴり腰で、完走を喜んでくれるNKGWさんにタジー監督師匠は「甘やかすんじゃない」、下にいたダーリンからも「遅れてる」とダメ出し。


本日のマイホームと決めてた3.8mピッチのライン。

ダーリンには「癒される」で、私には「降りるだけでいっぱいいっぱい!怖いィィィ😫」のラインで今日は頑張ります。



途中で板が引っ掛かる?
氷かな?
うう、怖かった。ಥ⁠_⁠ಥ


(苦手意識が強い)左ターンで失敗した後はいつものパニック😱で更にグダグダ。
途中に少しピッチが細かいのがあるってNKGWさんは言う。
そのせいもあるかもだけど、それの前に引っ掛かって余計に潰れてる。


とりあえず「死にはしない」のは分かったので、まずは前被りとスタンス閉じる事にもっと気を付けようや。
コブの難易度を上げて自分から失敗しに行ってるのと同じだよ。


コブ横を登りながら失敗した場所辺りに「アレ(氷のタケノコ2つ)のせいかな?」を見付ける。


でも私以外の人は何ともない。
大きいタケノコじゃないんだし、乗ってる位置さえ良ければどうこうなるような物じゃない。


次も同じ所で同じになったのでそこはそういうものとして諦める。

分かってれば、引っ掛かかってもパニックにならない(はず)。



らっきょさんがクワを持ってきてサクッと取り除いてくれました。

もう引っ掛からない。

わぁい、ありがとう。

(ピッチが細かくなる所の問題は残る)



やがて雪も緩んでくる。
もう大丈夫。(100%自己暗示)
立ち往生したままスタート出来ないのは無くなった頃。


すぐ出たらアレなので、監督のカメラにしゃじけて(ふざけて)みる。
定番の「早く行けよ💢」、いただきました。ゲラゲラ



雪は緩んでも前被りとへっぴり腰は直らん。


「怖い!」って1度思ってしまうとその後も引きずります。
これは「さっきより怖いコブに来たら、さっきまでのコブが怖くなくなるでしょ?」だったレッスンで「さっきまでのコブでさえ身体が固まってもっと怖くなるだけ」だった昔の経験から変わってない。


いっぱいいっぱいのコブでいくらやっても下手を固定させるだけにしかならんので、今日はこれを滑るけど(そう決意して来たので)、あとは翌日に持ち越す目論見あり。


(もう前に書いてるけど)試してみる練習がやれる隣のゆったり癒しラインをお直しして諸々の修正を試みましょう。





ガスも時々濃くなったりしてスカッと晴れる事はなかったけど、午後には雪渓上部の雪も緩んできてたので帰りのデラ掛けの前にもうちょい上まで登って整地(イエ、ボコボコのスプーンカットと雨が流れた跡の縦溝まみれですが)を滑ります。



コブがある所より斜度は緩くて、スプーンカットのボコボコも緩んで柔らかくなってたのでハイクアップも楽々。
凍ってるとブーツのコバが掛からないので。


コブ横のハイクだけで疲れ果てるので上まで登ろうなんてこれまで思った事なかった。

昼過ぎに少し登ってみたら斜度が緩くなるためハイクもさほどの苦じゃなかったのでもう少し上まで。



春山バスのダイヤより始発が早くなり、便数が増えて最終は遅くなる晴れの日ダイヤのおかげ。



風が強かったので稜線まで登るのはやめた。

もっと上まで登るときれいな色の池が見えるとか、雷鳥に会える時もあるとか聞きます。




あっちの方。
やがてはここも全部が岩になる。
岩になったあそこを登って第2ステージへ向かいます。
登山の人の登山道とは別のルート。


ここを登ってもっと上にいくテレマーカーさんとも毎週お会いするのでお馴染みになりました。
「こんにちは、それはウロコですか?」 「ハーフシールです」「お気を付けて行ってらっしゃい」が始まり。
シールにハーフもあるとは知らんかったよ。



左手の岩山の裏側で見えてない場所、バス停がある道路の前にコブがあります。


誰かが小さく見える。
ズーム。


おのれNKGWパイセンでした。


さあコブ横まで降りたらデラ掛けして帰り支度しよう。
ボコボコとは言っても、なかなか「好き」って言いきれるようにならないコブよりフラットは楽しい。😆
広いし。


ターンする所が決まってるコブと違ってどこでターンしても良い整地(イエ、ボコボコ)の方がやっぱり楽しいのでゆ〜ったりの大回りでラスト滑走を堪能しました。


もう1回ハイクするのは辛いので、雪渓下部まで滑りたかったのを諦めてコブの上段マデ滑走。
すぐ終わっちゃったから稜線の上まで行けば良かったと後悔。


もう登り返す時間はないので、明日また氷が融けて柔らかくなってからもっと上まで行ってみよう。
(翌日は陽が出ずずっと硬かったので行かずじまい、タイミング良く梅雨の晴れ間に当たるか分からないので、雪があるうちに上まではもう登れないかも)


おのれパイセンが先にデラ掛けしてくれてたので、今夏初でデラ掛けの1番手でなかったからデラで楽をさせてもらいました。


重たいモッサモサ雪をボトムに落としてそれを強く何度も踏むのは、大変な重労働なのです。
気休めに「痩せた〜煽り」って言いながら踏むけど、痩せた事はない。😂


ハイクアップだって有酸素運動のはずなのに痩せないんだよ。
温泉♨の体重計に「増えとるじゃん!」って突っ込む日々。
酸素が薄いから有酸素にならないんだろうか。(⁠눈⁠‸⁠눈⁠)