まずは水曜日の様子から。
腰の持病と脚の怪我上がりのNさんと久し振りに再会した水曜日、「3年ぶりの乗鞍で、今日は2回目」って言ってた。


数年前のいつぞやの平日夏乗鞍で私とカチャオとNさんの3人しかいなかった日があってね。
3人しかだったから印象的な日。


ガリガリに凍ってるコブをカチャオが「ガリゴリガリゴリ⚡ガガカッ❗」と氷のタケノコ(滑って”雪”がのけられても、削れない”氷塊”はタケノコのように伸びて残る)まみれの証明のような大きな音で滑ってるのに「引っ掛からないよ」って言うから「どこがっ!?不安」だった日。


スキー板より大きい音がするボードだから、雨宿りの昼休憩の避難小屋まで響いてくるその音に「ヒィ〜笑い泣き」って怯えたのをよーく覚えてます。


あー、思い出した。
先にスタートしたカチャオ🍌が、一言「走る!」って呪いの言葉をビビリ🍊に残していった日だ。


Nさんがずっとスコップ入れてくれて、「もう良いんじゃない?滑る時間がなくなるよ」って私とカチャオが言っても「始めたら中途半端でやめられない」って言うNさん。
ありがたや。でした。


腰を痛めた(前からすでに痛めていた?)のを知ったのがホワイトピア。
恒例になったシーズン初めの奥美濃集合の時にNさんと偶然会って、その時に腰の具合がかなり悪い事を聞いて、また夏乗鞍を楽しみにしてるって言ってたのにそれ以来数年お会いする事がなかったのです。
腰と坐骨神経の養生の最中に右足首の脛骨・腓骨2本を骨折したらしい。


大怪我明けのリハビリなので1番マイルドなコブを滑りたいと言うNさん。


板やストックを握りづらい右手指の故障(多分治らない)以外腰も膝も足首も肩も最近は調子良くてリハビリじゃないけどビビリな私もマイルドなコブが良い。


「あれっ?1本増えてる?他より浅いよねひらめき

週末の人が作ってくれたらしい新ラインの4.0mを発見して、そこを上からは私が、下からNさんがスコップを入れて途中で合流。😊

きれいに踏んで均して開放。


今シーズン初めてのスコッパーでした。
Nさん(先に書いたように整備に手抜きがない人なのは知ってる)の整備を見て「ああ、そこまでやった方がこう✨なるのね」と学ぶ。


前日火曜の大雨で傷んだコブは美しいバンクコブに変貌。

外をバンクまで行く人はいませんでしたが、いかり肩をスコップで落として外を丸く振って整えたらやっぱ見た目からして美しい✨じゃん。



いつもなら上部の急斜面から後半にかけて斜度が緩くなるのが、今年は雪の付き方なのか上部のスタート地点が緩斜面で中間辺りで落ち込みます。
全体的な斜度は例年より緩く見える。


例で再掲。
こちらは先週滑ってた3.8mのラインですが。

10コブ位しか写ってないでしょ。
25コブあって、落ち込みの先が見えてないのです。


斜度変化の辺りでどのラインにも魔物が発生するようです。
魔物になってた箇所は撃退。👏





Nさんは今シーズンは大怪我で滑れてなさそうだし、腰が痛そうな身体であれだけきれいに滑るので上手い人なんだろうな〜。おねがい


元気な若者がハイスピードでガンガン行くのとは違う、丸い弧で回して、衝撃や大きな負担が掛からなそうに見える滑らかなターン。


◯◯そうに見えるってのは、そう見えるだけって知ってる。
上手い人ほど簡単そうにやるけど、そこには簡単じゃない技術もちゃんとあるのも知ってる。


ライン取りを参考にさせてもらったけどターンの質の真似なんぞ到底出来ず。
ああくそっ😫!な自分。