連投です。


乗鞍高原での今夜の晩ごはん。
和食の料理人Tさんから「ウドを天ぷらにしたから、お風呂からお腹空かせて帰っておいで」ってお誘い。
わーい。


お風呂から帰って、お皿を持ってTさんの超豪邸(装備が物凄い車)に、たみちゃんと一緒にもらいに行きます。😋



天ぷら衣の残りにお砂糖を入れて少し甘くして焼いたという懐かしいじり焼きみたいなおやき付き。



こういうのって子供の頃に作ってもらって食べたわぁおねがいって郷愁に浸る。

家では揚げてドーナツ風?フリッター?だったなと。





ウドの天ぷら。



ウドのきんぴら。
プロの技って凄いわ。



特にこちら。
イタドリですって。
シャキシャキ。
あまりの美味しさに一瞬絶句した。


関西のたみちゃんによると、西の方ではイタドリの事をスッポンって言うらしい。
生を囓ってみたら酸味が強いの。


イタドリは聞いたことはあるけど初めて食べました。
穂先の柔らかい葉は天ぷらで、空洞がある茎の皮を剥いて葉を取って料理するそうです。


いただいたのは茎を炒めた物ですが、聞いたら大量に採って作るので下ごしらえがとてつもなく大変らしい。


下茹での加減とか、酸味を抜くのに時間がかかるのと、シャキシャキの歯応えをこうして残す技とか、この絶妙な味付けとか。


そこらにいっぱい生えてるんですよ。
Tさんに教わったけど「これがイタドリ、だけどこれは食べられないやつ」とか言うので結局よく分かんない。(笑)


何でも自分で作ってみる派の私ですが、イタドリには手を出さないのが賢明そうです。
あんな美味しいの🤤食べちゃった後だしね。
とても真似できそうもない。


あ〜、って事はイタドリは私には幻の味となるわけか。



これはフキノトウ味噌。
フキノトウ味噌はどう作っても誰が作っても美味しい、って思ってた。
違う。
これは別格だった。


名古屋の赤味噌(八丁味噌)?って聞いたらTさんの地元(名古屋)には当たり前にある合わせ味噌らしいけど、群馬には無いと思う。
色が赤い味噌だから関東人には見た感じ塩っぱそうでしょ、違うの。


フキノトウ味噌を味見してて止まらなくなっちゃう。
「ご飯と一緒に食べたいから持って帰る」って言ったら追加でたくさん下さいました。
イタドリとウドもたくさんくれたので、ラップに包んで空きタッパーに入れてクーラーボックスへ。



デザート。
Tさんから「揚げパン」って熱々をもらったこれは、あんこがサンドしてある。
名古屋風?
美味しっ。😋


そんなこんなで自分で持ってきた夕食用の食料はひとつも食べないでお腹いっぱい。


天ぷらはさめてしまってたけどサクサクのままだったし、「天つゆの代わりに麺つゆ持って行きな」ってTさんは言ったけど我が家ではそもそも天つゆは麺つゆ使うよ。(笑)
T家ではおだし引いて天つゆをきちんと作るのか。


味付け、食感、同じ材料でもプロって素人と違う物を作るんだろうなと思った次第。