信濃川右岸のマス席後方は場所的に長生橋のナイアガラが見づらいので、橋の方へ行って立って見てきましたよ。
今年はつまり、前方に5ブロック(500マス×6名)ある最後尾の6ブロック目の、その中でも後方なので、
我々の前だけでも3千と数百人ほどいる計算になります。
しかも我々のマスには他の緑色エリアのマス席チケットを持ってる人も合流してのなので、ぎゅうぎゅう詰め。(笑)
花火は観覧席正面の河川敷での打ち上げですから、風が煙を下流側に流してくれたこの日(8/3)は煙に隠される事なく良く見えました。
ナイアガラと正三尺玉は、他の花火と違って右岸の観覧席から見て左手の長生橋とその奥の信濃川上流での打ち上げになります。
長生橋が良く見える場所へ移動して立ち見です。
正三尺玉は開いた時の直径が650㍍ですって。
有名なお隣の小千谷片貝花火の四尺玉と大きさを競ったこともあるそうですが、三尺玉で競争は落ち着いたらしい。使う火薬は長岡の正三尺玉の方が多いそうです。
長岡駅のモニュメント。
こんなんが空高く上がるって、ねえ。
海の花火大会(柏崎)、川の花火大会(長岡)、山の花火大会(片貝)が越後の三大花火大会と言われてるそうです。
群馬は海が無いから先月ブロ友さんが見てきた海の花火も見たいし、日本一の四尺玉も見てみたいし、海・山・田畑の美味しいものいっぱいあるし、越後は良いところですね。
先祖が新潟県と長野県で、もうそこには親戚もいない生粋のグンマーではありますが、隣県の両県にはスキーでもよく行くし特別な親しみがあります。
雪上滑走86日だったこのシーズン中、生粋のグンマーは県内スキー場への出撃はゼロ。
夏スキーで谷川岳マチガ沢へ行った以外は(埼玉県4、静岡県1、北海道4、山形県2がありました)ほとんど全て越後と信州ゲレンデだったという。
さあ、いよいよ正三尺玉の打ち上げの時間。
空襲警報のようなサイレンで会場は緊張感に包まれ、
長生橋がナイアガラ花火で燃え上がると一瞬で興奮に変わり、
正三尺玉が打ち上がる音にそれへの期待と、
それが開く音と、空気と地面の振動の凄さ、
直径650㍍の圧巻。
ナイアガラと正三尺玉の3連発、同時打ち上げです。
いや~、煙が残念。
立ち見で長生橋のナイアガラ花火は良く見えたけど、ナイアガラの大量の煙がこちらに流れてきて正三尺玉の3連発は隠れてしまった。
それでもその場で見て聞く空気と地面の振動は、他の大型の花火と比べて比ではない大迫力なのです。
長岡祭りとは別の、最初は長岡空襲の被害者への鎮魂の祈りを込めて上げた花火が、この長岡の花火大会の始まりだったとか。
戦争も空襲も知らない世代ですが、いつまでも忘れないように伝えていくべき事。