道案内 | ナッツと、永遠(とわ)にともに

ナッツと、永遠(とわ)にともに

2005年10月に我が家にやってきたミニチュアダックスフントのナッツくん。
2019年12月1日(日)に14歳で天国へ旅立った後の、パパとママの辛く苦しい日々を敢えて綴っていきます。
「ペットロス」という言葉では簡単に片付けられない毎日です。

ナッツくんの特技は道案内。
カーナビも知らないような道を知っていたり、パパとママが忘れていた道を覚えていたり。
(2017年2月4日  11歳)

◆ナッツくんは知らない道や抜け道が大好きで、細い路地を見つけると瞳キラキラ。必ずと言っていいほどグイグイ入って行きました。進むと、意外なエリアに繋がっていたり・近道だったりしてビックリ。
「ナッツくん、よく分かったね」「こんな道をよく知っていたね」と褒めると、誇らしげに歩いていたっけ。

◆旅先での楽しみの一つ、朝の散歩。
当然、知らない土地だから道は分からないけど、この程度をスマホで調べるのも面倒。
よって、ナッツくんの出番なんだけど、色々と回って最後にはちゃんと宿に帰ってくる。凄い。(どのワンちゃんも、そうなのかな?)

◆徒歩1時間くらいの、滅多に行かないエリアでの話。
以前にフラっと寄った、ロールケーキが美味しい洋菓子店がありました。
「確かこの辺りだったよね」「道を一本間違えたかな」なんて話しながら歩いていると、ナッツくんが急にグイグイ引っ張って誘導。
気付くと、あの洋菓子店の前。
どうやら道を一本間違えたようで、裏側からお店に導いてくれました。
パパとママ、びっくり。

◆徒歩20分くらいのコンビニ。
前週に電子決済ミスがあり、悔しい思いをしたママ。数百円だからワザワザ行く程でもないし…と思っていたら、ナッツくんがそのコンビニに誘導!
店員さんに説明し、ミス分を返金してもらいました。 ナッツくん、ありがとう。
この他にも「あのスーパーで◯◯を買いたいな」と思えばそのスーパーへ、「あの公園の桜を見たいな」と思えばその公園へ。
ナッツくんは、ママと以心伝心でした。


◆番外編①
真夏の金曜日の夜、翌日が雨予報だったので帰宅後に夜散歩へ。
普段あまり行かない方向へ進むナッツくん。
「どこ行くの?」なんて言っていたら、廃墟と化した病院跡の建物の裏(電灯もなく真っ暗で、人通りナシ)へ。
まるで肝試しのような夜でした。

◆番外編②
パパの両親・兄弟家族と、近所の公園にあるバーベキュー場へ。バーベキュー場はペット禁止なので、ナッツくんはお留守番。
バーベキューを終えて、皆で我が家でお茶を飲みながらバーベキューの話を。
翌朝の散歩でナッツくんが向かったのは、その公園でした。
更に、普段はほとんど行かないゾーンにあるバーベキュー場へ一直線。
「ココで皆で楽しんでいたのかぁ」と、ナッツくんは暫くバーベキュー場を見つめていました。

◆番外編③
ナッツくんが天国に旅立った後の、今年2月の話。
以前の散歩で、ナッツくんが立ち止まって動かなくなった空き家がありました。
何故かもの凄く気にして、リードを引っ張っても動かず、吠えたりもしていた空き家。
そんなナッツくんのことを思い出しながらパパとママの二人で散歩していて、「そう言えば昔、ナッツくんが動かなくなった空き家があったよねー」「どの辺だったっけ?」なんて話しながらグルグルと適当に歩いていたら、突然目の前にあの空き家が現れた。
ナッツくん、恐るべし。


ナッツくんとのお散歩は、最高に幸せな時間でした。
当時は当たり前だと思って過ごしていた時間が、実はとてつもなく貴重な時間だったんですね。