怖かった日々 | ナッツと、永遠(とわ)にともに

ナッツと、永遠(とわ)にともに

2005年10月に我が家にやってきたミニチュアダックスフントのナッツくん。
2019年12月1日(日)に14歳で天国へ旅立った後の、パパとママの辛く苦しい日々を敢えて綴っていきます。
「ペットロス」という言葉では簡単に片付けられない毎日です。

今なら書ける気がします。

前立腺尿道移行上皮癌と診断され、食欲が極端に落ち始めた10月後半あたりから、毎日が怖かった。

起きたらナッツくんが息をしなくなっているのではないかと、夜寝るのも朝起きるのも怖かった。
帰宅したらナッツくんが息をしなくなっているのではないかと、玄関のドアを開けるのもリビングのドアを開けるのも怖かった。
当然、仕事をしている時も身が入らず、気付くとナッツくんのことを考えていました。

ネットワークカメラを見てナッツくんが動かないと「もしかしたら?」と考えてしまうので、アプリを開くのが怖かった。
動きがないと「フリーズか?」と、何度も何度も更新して寝返りなどの僅かな動きにホッとしたのを覚えています。
(まだ元気だった頃、ノンビリお留守番の夏のナッツくん)

とにかく毎日怯えていて、落ち着く時はありませんでした。

逆に、これから始まり長く続くであろう介護生活に対する不安は、あまりありませんでした。
パパもママも「大変だろうけど、とにかくナッツくんのために頑張ろう」と覚悟は出来ていました。
それが…寝たきりになることもなく、ナッツくんはアッという間に天国へ旅立ってしまいました。
ナッツくんは若い頃からのロング散歩で、平均より体力はあったと思います。
単なる老衰であれば、もっと長くゆっくり生きられたんだと思います。


ナッツくんが天国に旅立ったのは、日曜日の朝8:45。
もし夜中だったら、怖くてしばらく眠れなかったでしょう。
もし平日だったら、怖くてしばらく外出できなかったでしょう。

それらを回避して、パパとママが最も怖くならない曜日と時間を選んでくれたナッツくんは、本当に親孝行者です。

看護師の方が「動物は自分で旅立つときを選べるそうです。ナッツくんはきっと日曜日の朝に『もう少しだけなら頑張れるけどあと一週間は無理だな』と考えて日曜日の朝に旅立ったのではないでしょうか」と言ってくれました。
確かにそう思います。

更に「パパとママに介護で苦労をかけたくない」とでも思ったのでしょうか。
そんな「気」なんか使わなくても良いのに…。

振り返ってみると、ナッツくんは本当に孝行息子だったんだな。