火を消した。
水で、ではなく、
私の中から
生まれてきた
風で。
お誕生日に
願いを込めて
ろうそくの火を消すみたいに
そっと。
一瞬だった。
消えるどころか
拡大、拡張した。
消えたんじゃなかった。
健全な火と
奔放な風と
優等生な火と
気まぐれな風と
努力家の火と
ヒラメキの風と
抱きしめるとき
抱きしめられたとき
背中をとんとんされる時
頬をなでるとき
鼻と鼻を
こすりあわせるとき
自由気ままな風は
愛になった。
鳳凰みたいだ。
まわりを安心させる
そのあたたかな火に
新たないのちを吹きこんで
未来のエネルギーに
変わったんだ。
その火を、拡張してね。
安全や安心の世界に
貢献することを
誰よりも知っている。
見せない強さを
埋もれた潔さを
隠した真っ直ぐさを
ちいさな手のひらに
届けてね。
そっと
祈っているからね。
222 白い磁気の風の日に。
宇宙から帰還した、最近の私😊✨
