久しぶりのひとり時間
毎年冬休みの時期は、入院患者さんがなぜか容態が悪化したり、ミーティング等で忙しいので、お休みを取れることがないものでした。
転職後の初めてのクリスマスの頃はお休みを数日取ることができました。
最初は、子どもたちの学校がまだあるし、
「えー」とちょっと不満気味。
だけど、思う存分自分のために時間を使うことにしたんです。
指圧を受けにLittle Tokyoへ行ってきました。何度も来たことがあるけれど、サロンがあるこのエリアは初めて足を踏み入れる場所でした。
⚠一応、ダウンタウンの一等地なんです。
サロンと呼ぶより、あん摩屋さんって呼びたい。
施術をしてくれた方は、聞けば御年89歳。
なのにピンピン。そしてよくしゃべる。
食生活は大切よとお話を受けるも、ご自身は
「私、料理嫌い」と言う。
どんな食生活をしているか探ってみると、簡単な作り置きとヘルシースムージーの食生活。
ちょっとネジがぶっ飛んだ強烈な印象を受けました。こういうタイプ結構好きな私。
とにかく、身体がスッキリ。
いつもと違うことをするって、視点が変わるな〜
Little Tokyoはロサンゼルスの行政の中心地のすぐ真横にあります。
日本食屋さんや日系マーケットもありますが、日本とJapanesr Americans の文化とアイデンティティの中心地という印象があります。
複数のお寺 (5つぐらいある)
文化会館
日本語や日系人作家の本が多い図書館
お年寄りのためのアパートと食事サービスの施設
日系アメリカ人の偉人の名前がついた通りもいくつかあります。
いつも訪れる所と違うエリアだからそぞろ歩きをしてみました。
昔の長屋を思い起こさせるちょっと雑多なビルの作りに新旧の融合がありました。ロサンゼルスで人気のラーメン屋さんやおしゃれなバーを横目に…
昔ながらの金物屋さんを発見!
名の知れた抹茶ボバ屋さんを発見!
日系マーケットでのお買い物もなんだかウキウキ。
いつもだとスルーしていたお店にたまたま目が止まり、一目惚れしたオーブンミトンを購入。
有給休暇という仕事からの開放。
子どもたちは学校という安心感。
なーんも心配せず、考えず、素の「わたし」時間を楽しめたから、いつもと視点が変わっておひとり様時間を満喫できました。
大満喫のおひとり様時間に拍車がかかる
初めて使った駐車場で気づいたことがありました。
ここは日系アメリカ人のモニュメントがある場所だということです。正確に言うと、日系アメリカ人博物館の裏手にあるんです。
第2次世界大戦の時に、たくさんの日系人が収容所へ移送されました。そして、たくさんのJapanese Americanがアメリカ人として志願兵になり、いくつかの部隊が結成され、戦地に向かったそうです。その中でも442連隊はヨーロッパでの激戦地で大活躍をされ、取り残されていたアメリカ人兵士も救出に成功したそうです。
ご興味ある方はこちらの記事をご参考くださいね。
👉 日本人部隊「442連隊」の活躍 Lighthouseロサンゼルス
景観は最悪だけど、ロサンゼルス市警、市庁舎や裁判所、連邦政府機関の建物や刑務所の高層建物がある真横にあるこの景色はある意味Justiceを感じる。
その後は地元のファーマーズマーケットでお買い物。
旬の果物や野菜からの鮮やかな色は目の保養。香りは五感を刺激する。
試食の果物はどれを頂いても美味しい。
やっぱり、野菜と果物はファーマーズマーケットの完熟の食材を使いたい。
自分のメンタルは自己選択できる
After schoolのお迎えの時に見た夕焼けや雲が素敵で、私の心の充電が満たされた氣持ちになりました。
数週間のバケーションやお金で買えるものだけが贅沢ではないと思うし、私にはなんだかしっくりこない。
会いたい人に会う。
食べたいものを食べる。
やりたいことをする。
やりたくないことをしない。
難しいなら、自分の身の丈にあったやり方で工夫する。
自分で工夫をして、得られた日々の暮らしの中での小さなワクワクが自分の身の丈にあった豊かさなのかもしれません。
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