分子栄養学は基本を「忠実に実践すること」がゴールではない
分子栄養学について学んでいると、
「これは身体に良い」
「これは避けた方がいい」
という情報にたくさん出会います。
もちろん、
分子栄養学の基本を知ることはとても大切です。
最初は基本に沿って実践してみることも必要です。
でも、人の生活は「健康」だけでできているわけではありません。
仕事があります。
家族との時間があります。
趣味があります。
旅行があります。
誰かと食事を楽しむ時間もあります。
使える時間も、
お金も、
体力も、
一人ひとり違います。
身体の状態も違います。
だから、
一つの方法がすべての人の正解になるとは限りません。
人を分子栄養学に合わせるのではなく、分子栄養学を人に合わせる
長く分子栄養学に関わり、
情報を発信していく中で、
1つの情報を発信すると、その情報が必要の無い方まで届いてしまう
ということが起こります。
すると、正しい分子栄養学の情報でも
人によっては正しくない実践内容になってしまうことがあります。
このようなことを避けるためには、
分子栄養学の実践において、
「何を摂るか?」
よりも
「自分に合わせること」
の方が重要であることを
もっと強く伝えていくことが大切だと感じました。
例えば、1つの実践方法があったとして、人によって、
身体も違う。
生活も違う。
仕事も違う。
家族も違う。
趣味も違う。
そして、
健康になった先でやりたいことも違います。
だから、
「1つの分子栄養学の情報を鵜呑みにして実践する」のではなく、
学んだ知識を使って、
「今の自分には、どんな方法が合っているだろう?」
と考えられるようになる。
より自分らしく生きるために、
自分の目的や生活に合った分子栄養学の実践スタイルを選べるようになる。
人を分子栄養学に合わせるのではなく、
分子栄養学をその人に合わせる。
このような考え方を、僕は
「オーソナライズ」
と呼んでいます。
「自分に合わせる=自己流」ではない
分子栄養学を自分に合わせると聞くと
「自分に合わせればいいなら、
好きなものを好きなだけ食べていいの?」
と思うかもしれませんが、
これは違います。
オーソナライズには、あくまで
分子栄養学が基本にあります。
分子栄養学の基本をまず学ぶ。
実践してみる。
身体の反応を見てみる。
そして、
「今の自分にはどうだろう?」
と考える。
少しずつ、自分に合う形へ変えていく。
この順番が大切だと思っています。
基本を知らなければ、
何を基準に変えればいいのかも分かりません。
だから、
基本はとても大事です。
でも、基本をずっと続ければ良いわけでもありません。
基本の先には、あなただけの実践の道が続いています。
このことを伝えていきたいと思っています。
今日何を食べるかを決めることは「生きること」と同じこと
今は、SNSを開けば
「身体に良い食事」
「分子栄養学的なレシピ」
がすぐに見つかります。
AIに聞けば、
「おすすめの食事を教えて」
と質問するだけで、
すぐに答えが返ってきます。
とても便利な時代になりました。
しかし、ここで注意したいことがあります。
SNSに書かれている「正解」が、
あなたの正解とは限りません。
AIが考える「良い食事」が、
あなたにとって一番良い食事とも限りません。
なぜなら、AIは、
今日あなたが誰と食べるのか。
どこで何を食べるのか。
何を楽しみにしているのか。
どんな人生を送りたいのか。
そのすべてを決める存在ではないからです。
「何を食べるか」だけが食事ではない
食事には、
「何を食べるか」
だけではなく、
いつ食べるか。
どこで食べるか。
誰と食べるか。
どんな気持ちで食べるか。
どんな時間を過ごしたいのか。
いろいろな要素があります。
栄養をたくさん摂れば、
それだけで人生が豊かになるわけではありません。
栄養は、
自分が豊かに生きるために使うもの
です。
仕事をする。
旅行をする。
好きなことに挑戦する。
大切な人と過ごす。
見たことのない景色を見る。
知らないものを食べてみる。
そうした人生を支えるために、
健康があります。
健康になった先で、何をしたいですか?
健康について勉強していると、
つい、
「何を食べるか」
「何を摂るか」
「何を避けるか」
ばかり考えてしまいます。
でも、
一度だけ、その先も考えてみてください。
健康になったら、
誰と過ごしたいですか?
どこへ行きたいですか?
どんな景色を見たいですか?
何をしてみたいですか?
その答えは、
人によって違っていいと思っています。
健康は、人生のゴールではありません。
自分が望む人生を生きるための土台です。
だから僕は、
自分を知り、
自分で選び、
健康をつくる。
そして、
健康のために生きるのではなく、
よりよく生きるために健康を活かす。
そんなオーソナライズの実践方法を、
これから発信していきたいと思っています。
オーソナライズについてもう少し詳しく知りたい方は、
分子栄養療法ナビでも、オーソナライズの考え方を体系的にまとめています。
「オーソナライズとは?
分子栄養学をその人に合わせるという考え方」
https://nutrinavi.co.jp/haru/what-is-orthonalize/
興味ある方は是非こちらも読んでみて下さい。