私達の身体は、普段食べた物から作られています。普段食べている物の積み重ねで健康な身体が作られていくことから、食品の質や食事内容に気を遣っている方は多いと思います。

 

しかし、スーパーなどで売られている食品の中には、「健康に良さそう」なイメージがある食品でも、実は全く意味が無いものや、むしろ健康に良くない物もあることをご存じですか?

 

今回は、分子栄養学のプロなら絶対に買わない、無駄な食品3選をご紹介します。

 

 

最近のスーパーでは、糖質オフやコレステロールゼロ、プリン体ゼロなど、健康的なイメージを連想させる食品が増えてきました。

 

これらの中には、

 

単なるイメージだけで、

 

買っても健康効果には役に立たない無駄な物が存在しています。

 

その無駄な食品の代表的な物が、

 

  • 酵素ドリンク
  • コレステロールゼロ
  • プリン体ゼロ
 
です。
 
例えば、コレステロールゼロと書かれたマヨネーズなどは、よく目にするかと思います。ビールを飲む方なら、プリン体ゼロと書かれたビールを見たことがあるかもしれません。
 
酵素ドリンクなどは、ダイエットや健康に良いとして通販などでも販売されています。
 
 
これらは、積極的に摂取したところで健康効果が無いどころかほぼ無意味なので、わざわざお金を出して買うメリットが全くありません。分子栄養学のプロなら、絶対に選ばない食品達です。
 
では、なぜこれら食品は無意味と言えるのでしょうか?
 
まず一つ目の酵素ドリンクの場合は、酵素を摂ってもその酵素がそのまま身体で使われるわけではありません。
 
酵素はタンパク質で出来ているので、そのままだと胃で分解され、アミノ酸にまで分解されてしまいます。
 
そのため、酵素ドリンクを飲んでも、酵素自体の働きは全く期待出来ないのです。
 
 
例えば、日本人になじみ深い「納豆」がありますよね。納豆には、血栓を溶かしてくれる働きを持つ「ナットウキナーゼ」という酵素が含まれています。
 
この「ナットウキナーゼ」という酵素は、タンパク質で出来ているため、納豆を食べても納豆に含まれているナットウキナーゼは胃酸や消化酵素によってアミノ酸にまで分解されてしまいます。
 
他にも、大根に含まれるジアスターゼやパパインに含まれるパパイン酵素など様々な酵素がありますが、これらも同様です。
 
食品に含まれる殆どの酵素は胃で分解されてしまうため、酵素の状態を保ったまま体内に吸収されたり、利用されることはほぼありません。
 
また、酵素は熱にも弱いため、加工食品などの場合や調理を行った場合、高温によって酵素を構成するタンパク質構造が変性して本来の働き(活性)を失ってしまいます。
 
 
一方で、サプリメントの場合はこれら酵素の特性を考慮し、コーティングを行ったり腸溶性カプセルを採用するなど工夫が施されているものがあります。
 
ナットウキナーゼなど酵素を配合したサプリメントは、胃で溶けずに腸で溶けるよう工夫されているので、酵素のまま吸収され、その働きが期待出来るんですね。
 
 
反対に、酵素ドリンクなど単に酵素を配合しただけの健康食品では、何のコーティングも行われていないため、胃酸や消化酵素の影響をもろに受けます。
 
サプリメントと違って酵素の働きが期待出来ないため、積極的に摂取するメリットがほぼありません。
 
このように、健康的なイメージがある食品でも、実はほぼ無意味なものが存在しています。
 
分子栄養学を実践する際は、このような栄養素の化学的特性や働きをよく理解して実践することが大切です。
 
 
ちなみに・・・
 
一般的な栄養学と、分子栄養学とでは、このあたりの考え方が全く異なります。
 
一般的な栄養学は、酵素ドリンクなどその食品自体に栄養成分が含まれていれば、その栄養は摂れているとみなします。
 
これは、酵素ドリンクを加熱して含まれていた酵素の活性が失われていたり、胃で酵素が分解されていたとしても変わりません。
 
また、納豆からナットウキナーゼを摂る場合などは、同時にビタミンKが含まれているなど目的とする成分以外にも余計な成分が含まれていることがあります。
 
これら調理などの損失や消化・吸収の状態、個体差による必要量などは一切考慮しないのが一般的な栄養学です。
 
 
一方で、分子栄養学は、調理などの損失や、消化・吸収の状態、個体差による必要量を考慮します。
 
例えば、この記事に書いたように、酵素をそのまま摂っても胃酸によって分解されてしまうのであれば、それら酵素や栄養などは摂れていないとみなします。
 
そして、これら胃酸に弱い酵素などは、コーティングなどで胃で溶けずに腸で溶けるよう工夫された質の高いサプリメントを使用します。
 
このサプリメントを使用する際には、その人の消化・吸収の状態や個体差による必要量を考慮します。これが、分子栄養学の基本です。
 
 
ナットウキナーゼで言えば、血栓を溶かす働きは一度に3000FU以上の摂取量がなければ、効果は期待出来ません。(もちろん、ビタミンKなど不要な物は排除してあるサプリメントを使用します)
 
この摂取量は酵素が働くために最低限必要となる必要量(ドーズレスポンス)で、状態によっては更に摂取量を多くした方が良い場合があります。
 
また、摂取タイミングについても、個々の状態を考慮して調節します。
 
この個体差による必要量を考慮するか否かが、一般的な栄養学と分子栄養学の違いです。
 
 
食事には栄養や酵素など様々な物質が含まれていますが、それらが調理や消化吸収の過程で失われず、活性を保ったまま体内で働けるとは限りません。
 
 
僕も含め、分子栄養学に精通した人達が口を揃えて
 
食事だけで分子栄養学の実践は出来ない
 
と言っているのは、このためです。
 
似ているように見えますが、一般的な栄養学と分子栄養学は全く異なります。
 
是非この違いも学んでみてみて下さい。
 
 
 

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はる かおる
 

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