ケンビックスで現行販売されている「プロテイン」は、11月1日出荷分から新しくリニューアルして「ソイプロテイン」に生まれ変わります。
今回、プロテインとソイプロテインの違いを比べてもらうという目的で、それぞれのサンプル品を頂いたのでレビューします。
まず、ケンビックスの「プロテイン」と「ソイプロテイン」の位置づけとしては、
消化能力などに問題が無く、スポーツなどをしていてとにかく量が必要の方向け
というニーズを満たすために作られているものです。
消化能を考慮していないため、低分子加工等は行われておらず、そのぶん価格が安いという製品になっています。
ケンビックスにはもう一つ「ペプタ100」というソイプロテインがありますが、このペプタ100とプロテイン・ソイプロテインの大きな違いは、分子量の大きなタンパク質を低分子化（ペプチド化）しているか否かです。
低分子加工とは、タンパク質を酵素などで細かく分解し、より消化吸収しやすい形にしたものです。
タンパク質は様々な「アミノ酸」が真珠のネックレスのように繋がって出来ています。このままだと吸収することが出来ないため、胃や腸などでこの繋がりをバラバラにしてから吸収する必要があります。
低分子加工は、このタンパク質の鎖を「酵素」を使ってある程度分解し、アミノ酸がいくつか繋がった「ペプチド」状に加工したものです。この加工により、アレルギーの原因となりやすい大きな分子構造が小さくなるため、食物アレルギーを持つ方や、消化能が低い方でも比較的問題なく消化吸収しやすくなります。
低分子加工プロテインの特徴
- 消化吸収が早い: タンパク質がペプチドなどの小さな分子になっているため、体内に素早く吸収される。
- アレルゲンになりにくい: 多くの食品アレルゲンはタンパク質の大きな分子が原因ですが、低分子化することでアレルゲン性が低減されます。このため、食物アレルギーを持つ人や、消化吸収能が低下している人にオススメです。
プロテイン・ソイプロテインではこの低分子化加工が行われていないため、消化能力などに問題が無く、スポーツなどをしていてとにかく量が必要の方向けの製品です。
基本的に消化能力は加齢や閉経などのライフステージの変化によって右肩下がりに下がっていく一方なので、それなりに人を選ぶプロテインとも言えます。
具体的には、10代〜30代くらいのスポーツをしている方、消化能力に問題が無く、量を摂りたい方がホエイプロテインの補助として取り入れるのが現実的な使用方法になるかと思います。
または、女性の方でホエイプロテインを使用するほど筋肉増強を目指していない方や、大豆イソフラボンもしっかり摂りつつタンパク質を補給したい方など、運動していて消化能力に問題が無いのであれば選んでもいいかと思います。
内容成分も大きくリニューアル
ソイプロテインにリニューアルされるに当たって、プロテインから内容成分も大きく変更になりました。
具体的には、「プロテイン」では「乳タンパク」と「大豆タンパク」がミックスされていましたが、これが「大豆プロテイン」1種類に変更へ。これにより、乳アレルギーがある方でも摂取出来るようになっています。そして、名称も分かりやすく「ソイプロテイン」に変更されました。
更に、ソイプロテインでは「グリシン」と「ビタミンD」「ビタミンB1」「パントテン酸」「カルシウム」が追加配合されています。
グリシンは甘味のあるアミノ酸で、グリシンを追加することで砂糖や甘味料不使用で飲みやすい甘さを実現しています。
他にも、パッケージもリニューアルして粉が手に付きにくいように改良されました。
肝心の味はどう？
では、肝心の味はどうでしょうか？
ソイプロテインはかなり飲みやすくなったと話しには聞いています。どのくらい変わったのか、プロテインとソイプロテインを飲み比べてみたいと思います。
まず、旧プロテインから。
粉は白みがかったややかための印象で、一般的な大豆プロテインに近い印象です。
シェイカーで溶かすとこんな感じ。
においも味も「ソイ！」って感じで、とても乳タンパクが入っているとは思えません。
味はかなり大豆のエグ味と苦みが強く、飲み慣れていないと「うっ！」とくる人も多いかも。鼻をつまんで飲みたくなるくらいです。
ペプタ100の味が美味しいと感じる方にとっては、問題ないかもしれません。
少なくとも、僕はこのプロテインを飲もうとは思えず、ホエイプロテイン一択ですね・・・
続いて、新しくなった「ソイプロテイン」です。
粉は、「プロテイン」に比べてやや黄色味がかっていて、サラサラしている印象があります。
シェイカーで混ぜると、ムチャクチャ泡立ってカプチーノみたいになってしまいました・・・・
これが、やたらと飲みにくい。
まずプロテインを飲むにはカプチーノ状になった泡をある程度吸い尽くすか、しばらく置いて泡立ちを無くす必要があります。または、 シェイカーをあまり振らないようにするといいかも。
この「ソイプロテインカプチーノ」があまり美味しくない。この過剰な泡立ちは何とかしてほしいところ。
肝心の味は、「プロテイン」に比べて苦みやエグ味がかなり少なく、飲みやすいです。
「プロテイン」は口の中で若干どろっとしている感覚がしますが、「ソイプロテイン」は口の中でもさらっとしている感じがします。
グリシンを配合することでかなりまろやかに、優しい甘さになっているなという感じ。
グリシンはコラーゲンを構成する材料や、グルタチオンを作る材料としても使われているアミノ酸です。
生体内でも需要が高いアミノ酸が400mg配合されているのは、かなり評価できるところ。
イソフラボンも摂れるのも女性にとっては嬉しいポイントですね。
実際に飲み続けたわけでは無いので分かりませんが、合う人には合うかもしれません。
気になる方は、お試しで買ってみてもいいかなと思います。
ちなみに・・・
このソイプロテインに「カルマグ・D3」と「C1000 with B コンプレックス」「グルコサミン2.0」を投入するとかなり美味しくなります。
味はミックスされてよく分からなくなりますが、駄菓子のラムネっぽい感じ。ソイプロテインを美味しく飲みたい方はお試しあれ。
このソイプロテインの販売に伴って、現行品の「プロテイン」と「ペプタプロテイン」が終売になります。
このほか、原材料の高騰に伴い、「ホエイプロテイン」も12月から7,800円に値上げとなります。ホエイプロテインは来年一月から値上げの予定でしたが、在庫が予定より早く無くなる見込みになったので、前倒しで値上げとなりました。
今後も値下がる見込みは無いので、分子栄養学を安く実践したい方は、一日でも早く始めるのがオススメです。
★ケンビックスの血液検査のお申し込みはこちら★
血液検査のお申し込みは、全てオンラインで完結❗
検査申し込みから栄養相談のお申し込みまで、全てご自身で行って頂く事が可能です。
★ケンビックスサプリメントのご購入はこちら★
分子栄養学実践専用サプリメント「ケンビックスシリーズ」をなんと最大25％OFF+最大15%ポイント還元でご提供！
更に、クーポンコード「entry30off」ご利用で
初回30%OFF＋最大15%ポイント還元！
当サイトは「ケンビックス正規取扱店」です。
正規取扱店番号：31303940
★分子栄養学実践サポートマガジンのご登録はこちら★
分子栄養学の実践に必要な知識、情報をメルマガで配信しています。
お知らせやブログでは言えない情報を発信していますので、是非ご登録下さい😊
はる かおる
僕が皆さんの分子栄養学の実践をサポートするよ。
よろしくね
