現状、分子栄養学のイメージとしては多くの方が

 

「サプリメントを飲んで病気を治す療法」

 

 

「食事で病気を治す方法」

 

と思われているところがあります。

 

そのため、分子栄養学においても「医者任せ」にする方が非常に多いです。そのような方は、クリニックで血液検査を受けて、医者の処方通りにサプリメントを飲んでいれば、薬を使わず病気が治せると思っています。

 

ですが、分子栄養学はそのような対処療法的に病気を治す療法ではありません。

 

分子栄養学の実践で失敗する方の多くは、このあたりの認識を間違えています。特に、分子栄養学で特定の疾患のみを治そうとしている方が多いですが、それは間違ったアプローチです。

 

分子栄養学の実践において、何か特定の疾患だけが良くなるということは基本的にあり得ません。

 

例えば、アトピーとリーキーガット症候群のうち、アトピーだけが治ったとか、低血糖症と非アルコール性脂肪肝のうち、低血糖症だけが治ったなんてことは基本的にあり得ないです。

 

分子栄養学はその名の通り体内の生態内分子の乱れを整えていくため、どれか一カ所のみが整うというよりも身体全体が整います。

 

つまり、アトピーだけが治る、低血糖症だけが治るというものでは無く、その他も全部良くなるのが本当の分子栄養学です。

 

 

そのため、

  • アトピーに対してはこのサプリ
  • 低血糖症に対してはこのサプリ
  • ガンに対してはこのサプリ
  • 痛みに対してはこのサプリ

というような、特定の疾患に対して有効なサプリメントというのは存在しません。

 

もし、このように分子栄養学で特定の疾患を治そうとしているなら、それは間違った分子栄養学です。間違ったアプローチでは、当然失敗します。

 

分子栄養学で失敗しないためには、まずこの分子栄養学の基本的な考え方をしっかりと学び、落とし込むことが大切です。

 

分子栄養学の基本中の基本ですが、分子栄養学と治療の違いをよく理解していきましょう。

 

 

まず、分子栄養学はそもそも「治療」ではありません。治療では無いので、症状を抑えたり痛みを止めたり等の効果はありません。

 

 

治療というのは主に医療や薬が担っていて、対処療法的に症状を抑えたり痛みを止めたりするものです。

 

対して分子栄養学は身体を作っている材料を補給する事で、細胞が持っている本来の働きを取り戻すために行います。

 

 

サプリメントが薬のような見た目をしているので勘違いしやすいですが、サプリメントと薬は全く役割が異なるものなんですね。

 

この2つは上手く組み合わせることが大切で、どちらが良いとかどちらが悪いというものではありません。

 

例えば、アトピーならステロイド剤を上手く使って症状を抑えながら、サプリメントで身体を修復する材料を入れていくことで、より効率的に身体を修復していけるようになります。

 

薬で単に症状を抑えているだけではダメで、これではずっと薬で症状を抑えるだけになってしまいます。薬が悪と言われる事が多いのは、単に症状を抑えるだけで根本的な解決にならないまま漠然と処方され続けてしまうからです。

 

反対に、サプリメントだけ・食事だけというのもダメで、いくら材料を入れたとしても症状が悪化している状態では身体は修復されません。

 

栄養で身体を修復していくためには、まず症状を抑えていく事が必要になります。この薬とサプリメントは、上手く組み合わせていくことが大切です。

 

 

とはいえ、単に薬とサプリメントを組み合わせただけでは不十分です。

 

ガンや慢性疾患などは、その原因に「生活習慣」が関わっているため、生活習慣の改善も欠かせません。

 

例えば、がんの発症原因には生活習慣が70%以上関係していると言われており、慢性疾患に至っては生活習慣が90%以上関わっていると言われています。

 

慢性疾患の例

 

 * 悪性新生物

 * 慢性腎疾患

 * 慢性心疾患

 * 内分泌疾患

 * 膠原病

 * 2型糖尿病

 * 慢性呼吸器疾患

 * 高血圧症

 * 関節リウマチ

 * がん

 * アルツハイマー病

 * 喘息

 

 

そのため、単に薬で症状を止めてサプリを飲むだけで無く、生活習慣そのものも改善していく事が必要です。

 

 

例えば、女性に多い「鉄欠乏性貧血」があります。この貧血は、単に鉄が足りないだけではありません。貧血を起こすにも、必ず原因があります。

 

貧血は「症状」なので、その症状を引き起こしている基礎疾患を探る必要があります。この基礎疾患には、生活習慣が関係しているものがあります。

 

 

また、何か食べ物を食べたときに血糖値が乱高下したり、血糖値が下がりすぎてしまう「低血糖症」があります。こちらも、単に食事のコントロールだけで血糖値を基準値内に収めたとしても、それで治ったわけではありません。低血糖症になるにも、必ず原因があります。

 

この原因にはインスリンの機能低下が関係していることがあり、このインスリンの機能低下には脂肪肝や隠れ肥満などが関係している事があります。

 

 

この脂肪肝や隠れ肥満には筋肉量の減少や運動不足などの生活習慣が主な原因となっていますので、生活習慣の改善も必要です。

 

この他、ガンも肥満と大きく関連しています。女性に多い「乳がん」や「子宮内膜がん」、「大腸ガン」や「肝がん」などは肥満と関連があるとされ、この肥満を改善するためには生活習慣の改善が必要になります。

 

 

これらは「食事・栄養」「運動」「睡眠」などの生活習慣が深く関わっているため、単に栄養を足せば治るというものではありません。

 

つまり、アトピーやがん、低血糖症など慢性疾患に分類される病気の殆どは、自助努力が必要という事です。

 

医者任せ、サプリメント任せでは、まず改善させることは出来ません。

 

 

そのため、分子栄養学を実践する際は、サプリメントを摂取する以外にも生活習慣の改善も同時並行に行っていきます。

 

この生活習慣の改善も同時に行っていくのが、正しい分子栄養学です。

 

 

分子栄養学は、「サプリメントを飲んで病気を治す療法」「食事で病気を治す方法」ではありません。

 

ましてや、医者の言う通りのサプリを飲んで病気を治す療法でもありません。

 

何か特定の病気に対して特定のサプリメントでアプローチするものでは無く、

 

「食事・栄養」「運動」「睡眠」

 

全てを改善していく自助努力、健康の自主管理が求められます。これらを改善していく事で、アトピーや低血糖症を始めとした不調や、その原因となっている基礎疾患も含めて全て改善していく事が出来るのです。

 

 

分子栄養学の実践においては、何か特定の疾患のみを治そうとするとほぼ間違いなく失敗します。医者任せ、サプリメント任せにせず、

 

健康の自主管理に分子栄養学、サプリメントを利用する

 

という考え方にシフトしてください。

 

 

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