昨日は水道管のトラブルが発生し、全面断水に。穴を掘って水漏れ箇所を特定し、修理は本日することになりました。
水が全く使えないので、トイレもお風呂も使えず・・・結構困りました。
でもまぁ、こういうことがあると水道が使える有り難さがよく分かりますね。災害時の避難生活の予行演習だと思えば、こういうトラブルも良い経験になります。
防災用品の見直しなんかも出来たので、これはこれで良かったですね。
似たような話で、栄養相談をしていると
「もっと早く分子栄養学に出会っていれば・・・」
という声をよく聞きます。
もっと早く分子栄養学をやっていれば、もっと早く体調が良くなったのにとか、もっと早く子供に分子栄養学をやってあげていれば、もっと人生が変わっていたかもしれないとか、辛い思いをさせずに済んだかもしれないなど、後悔の念にとらわれているような状態です。
これ、お気持ちはよく分かります。
僕自身も、「もっと早く分子栄養学に出会っていればもっと人生が変わっていたかもしれない」と思っていました。
ですが、分子栄養学を続けているにつれ、そう思っているうちはまだまだだなと思っています。
どういう事かというと、そう思っているうちはメンタル的にも身体的にも不安定で、ベストパフォーマンスと言える状態には至ってないということです。
分子栄養学におけるベストパフォーマンス、いわゆる「オプティマムヘルス」の状態では、むしろ
あの時の体調不良があったからこそ、分子栄養学の存在に気がつけた
と思えるようになってきます。
人間、大切なものは失ってからでないとその大切さには気がつきません。健康も同じで、健康を失ってから健康の有り難みに気がつく方が殆どです。
健康なうちは、サプリメントや健康情報、ましてや分子栄養学の情報なんてほぼ目にとまることは無いと思います。
むしろ「怪しい」と思って敬遠してしまうのではないでしょうか。
そう考えると、分子栄養学と出会えたのは、体調不良があってこそと言えます。
実際、僕のお客さんは体調不良を抱えていた方が殆どですし、アイハーブのサプリメントでATPセットを実践して失敗している方が殆どです。
アイハーブのサプリで失敗しているからこそ、ケンビックスのサプリメントの良さがよく分かっているし、ATPセットで失敗しているからこそ、血液検査の重要性を身にしみて分かっています。
過去の失敗があるからこそ、今の自分がいるわけです。
ですので、もっと早く分子栄養学に出会っていれば・・・と後悔するのではなく、
- 不調があったからこそ、健康の有り難みに気がつけた
- あのタイミングで分子栄養学に出会えたからこそ、今の自分がある
というような、感謝の気持ちに切り替えていくことが大事。これはつまり、後悔から感謝のフェーズに移行する余地が残されているとも言えます。
この状態に至るには、もっと深く分子栄養学を学び、実践していく必要があります。心身共に安定したオプティマムヘルスの状態に近づけていかないと、なかなか後悔から感謝へのフェーズには移行できません。
後悔しているうちは、まだまだ改善の余地があります。あなたの真の健康状態は、あなた自身ですらまだ未体験のはずです。
現状に満足せず、真の健康状態、オプティマムヘルスを目指してみてください。
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