ナンナン
 

なんか、ビタミンDが足りてないって言うから、ビタミンDの血液検査を受けてこようかと思うんだけど・・・

 

はる かおる
 

うん、良い心がけだね。ビタミンDの血中濃度は、ケンビックスの検査を受けると分かるよ

 

ナンナン
 

それがさ・・・ケンビックスの血液検査って、ビタミンDだけの検査ってできないじゃん。無駄な項目いっぱい付いてて高いし💧 だから、他の所でビタミンDの検査だけ受けてくるよ

 

はる かおる
 

えっ、血中ビタミンD濃度の検査だけ受けてくるつもり❓ いやいや、それは無駄すぎるから絶対止めた方が良いって。

 

ナンナン
 

どうしてさ❓ ビタミンDの血中濃度さえ分かれば十分でしょ。じゃあ、逆になんでケンビックスの検査は無駄な項目いっぱいつけてんのさ❓そっちのがボッタクリじゃん

 

はる かおる
 

いやいや、むしろビタミンDの血中濃度だけを検査する方が無意味だよ。ケンビックスは、それが分かってるからあえてビタミンD血中濃度の検査は単品でやってないんだ。

 

ケンビックスでは、分子栄養学に基づく独自の血液検査が行われています。

 

この中には「25−OH ビタミンD」というビタミンDの血中濃度を測る項目が含まれていますが、単品の検査としては提供されていません。

 

血中ビタミンD濃度を知るためには、必ず「K01 初診スクリーニング検査」という69項目を調べる血液検査セットを受けることが必要になります。

 

 

では、なぜケンビックスでは25-OHビタミンDの検査を単品で提供していないのでしょうか?

 

「K01 初診スクリーニング検査」税込み11000円かかるのに対し、血中ビタミンD濃度だけであれば2000円〜4000円程度で受ける事が可能です。

 

一見すると、血中ビタミンD濃度だけ知りたいのであれば、血中ビタミンD濃度だけの検査を受けた方が手っ取り早く安く済むように感じますよね。

 

69項目も検査するケンビックスのK01 初診スクリーニング検査の方は、不要な検査項目が多く、かなり無駄が多いように感じるかもしれません。

 

ですが、ケンビックスが69項目の血液項目を一度に行う理由、25-OHビタミンDを単品で行わないのには理由があります。

 

その理由は、

 

血中ビタミンD濃度だけを検査しても、ほぼ意味が無いから

 

です。

 

なぜ、血中ビタミンD濃度だけを検査しても、意味が無いと言い切れるのでしょうか?

 

それは、ビタミンDの血中濃度は単品で見ても意味が無く、その他の関連項目と呼ばれる項目を同時に見る事で、初めて意味があるためです。

 

例えば、ビタミンDの働きには、

 

  1. カルシウムの吸収と調節に関わり、骨を強くする
  2. ビタミンAと共に細胞の分化分裂、角化の正常化に関わる
  3. 炎症性サイトカイン産生抑制作用を持ち、免疫力を調節する
  4. 脳の神経を保護し、精神の安定や睡眠に関わる
  5. カルシウム・マグネシウムと共に糖代謝に関わる
  6. 筋肉を強くし、サルコペニアの予防・改善に役立つ
  7. 小腸にある絨毛細胞の分化・伸長を促進する

 

などがあります。

 

ビタミンDの摂取は花粉症に効くとか免疫を高めるとかうつ病に良いとか色々言われていますよね。

 

ですが、注意したいのは

 

ビタミンDが薬のようにこれらの効果を発揮するわけではない

 

ということです。

 

ビタミンDは、単品でこれらの効果を発揮するのでは無く、他の栄養素と協力して働くことで本来の仕事を発揮します。

 

この、ビタミンDが他の栄養素と協力して働いているかどうかは、ビタミンDの血中濃度だけを見ても絶対に分かりません。

 

ビタミンDがしっかりと働いているかどうかは、必ず「関連項目」と呼ばれる項目を同時に見る必要があります。

 

なので、ケンビックスでは必ず「関連項目」を同時に見る事で、その栄養素がしっかり働けているかどうかを見ているんですね。

 

具体的には、

  • タンパク質関連項目
  • 血糖関連項目
  • 脂質関連項目
  • 貧血関連項目
  • 炎症・免疫関連項目
  • 酸化ストレス関連項目
  • 腎・尿関連項目

がビタミンDの働きと関連があります。

 

ケンビックスのレポートでは、これら項目に25-OHビタミンDを含めることで、体全体の状態を解析しているわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じで、レポートの各項目、ほぼ全ての関連項目に25-OHビタミンDが含まれていることが分かります。

 

これはつまり、ビタミンDがこれらタンパク質や脂質、血糖や免疫など、ありとあらゆる代謝に関わっているためにこれら全ても同時に検査する必要があるということなんですね。

 

また、この他にもビタミンDは「自律神経」や「ホルモン」とも関わりがあります。そのため、血液検査項目以外にも、「自覚症状」や「体組成」「生活習慣」なども同時に見る事が必要です。

 

このようにビタミンD1つとっても、ビタミンDが単品で薬のように働いているわけではありません。

 

ビタミンDの血中濃度が上がったことと、体内でビタミンDが働けているかは、全くの別問題です。

 

ビタミンDがきちんと働いているかどうかは、上述した関連項目を含めて血液検査を行う事が必要になります。

 

そのため、

 

ビタミンDの血中濃度を単品で検査するのはほぼ無意味

 

です。

 

ネットで調べるとビタミンDの血中濃度だけを調べてくれるクリニックなどが多くありますが、これは正しい分子栄養学ではありません。

 

ビタミンDの血中濃度を単品で検査する所では、ビタミンDの血中濃度が低い場合にビタミンDのサプリメントだけが処方・アドバイスされます。このビタミンDのサプリメントだけを摂取しても、ビタミンDが体内でしっかり働けなければ無意味です。

 

ビタミンDのサプリメントだけを飲んで、「花粉症が治らなかったから分子栄養学は効かない」などと思ってやめてしまうのは目に見えています。

 

これではせっかくの検査代もサプリメント代もお金の無駄になります。絶対に止めましょう。

 

 

この他、ビタミンDの血中濃度に限らず、フェリチンなどを単品で検査して血中濃度が「上がった」「下がった」とやるのも無意味です。これも間違った分子栄養学です。

 

間違った分子栄養学を実践すると、効果が期待出来ないどころか、検査代やサプリ代などの大切なお金が無駄になります。

 

栄養素は、体内で働いて初めて意味があるものです。単品の血中濃度だけを検査したり、サプリメントの単品飲みは間違った分子栄養学ですので、絶対にやらないようにして下さい。

 

 

ナンナン
 

ビタミンDは、体内で働いて初めて意味があるのか💧 そのためには、関連項目を含めて検査することが大切なんだね

 

はる かおる
 

そうだよ。血中濃度を上げただけでは、その栄養素がしっかりと働けているとは限らないからね。ビタミンDの血中濃度だけを測るのは無意味だから絶対止めた方が良いよ

 

 

 

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