ナンナン
 

ボク、血液検査の数値が良くなったら、サプリメントを全部やめるんだ・・・

 

はる かおる
 

あっ・・・それ死亡フラグ💧

 

ナンナン
 

えっ・・・なんかダメなの❓

足りたらやめるって普通じゃないの❓❓

 

はる かおる
 

足りたらやめるって・・・

じゃあ、ナンナンは車にガソリンを満タンに入れたら、もうガソリン入れるのやめるの❓

 

ナンナン
 

うっ・・・・

でも、車と体じゃ、全然違うでしょ💧

 

はる かおる
 

なんか別々に考える人が多いけど、基本的な考え方は同じだよ。体も車と同じく燃料(栄養)を消費して動いているし、定期的な検査やメンテナンスも必要だよ

 

 

分子栄養学の仕事をしていると、

 

サプリはいつまで飲み続ける必要がありますか?

どのくらいでやめられますか?

 

というご質問をたびたび頂きます。

 

無論、この答えは、

 

健康の自主管理は一生続きますよ

 

とお答えしています。

 

これに対し、一部の人は

 

サプリがやめられないっておかしいんじゃないの?

 

それってサプリ依存症じゃないの?

 

と考える方もいるみたいですね。

 

恐らく、サプリメントを薬か何かかと間違えているんじゃないかなと思います。

サプリメントに頼らない食生活を行うのが「善」とするような考え方ですね。

 

このような考えの方は、「栄養が足りたらサプリメントはやめるもの」と考えている傾向にあります。

体調が良くなったり血液検査の数値が一定以上上がったら、それ以上はサプリメントは要らなくなる。そんな感じですね。

 

まぁ、考え方は人それぞれですが、このような考え方は正しい分子栄養学の考え方ではありません。

 

分子栄養学の基本は「健康の自主管理」であり、健康の自主管理は「一生」続きます。

そのため、「健康の自主管理は一生続ける」のが正しい分子栄養学の考え方です。

 

 

例えば、体や栄養を「車」に例えてみましょう。

車を走らせるためには、ガソリンやエンジンオイルを定期的に補給する必要がありますよね。一度満タンにしたとしても、走らせれば走らせるほどこれらは消費していきます。十分に補給したらもう一生補給しなくていいなんて事はありません。

 

体や栄養も同じで、私達が生きている以上、常に栄養を消費して活動しています。一度お腹いっぱいまで食べても、また時間が経ったらお腹が空きます。十分に食べたらもう一生ご飯を食べなくても良くなるなんて事はありません。

 

 

また、体調が良くなったらサプリをやめるというのも間違いで、むしろ必要量が増えるのが基本です。

 

これは、ボロボロの車をメンテして走れるようになった状態を想像してみるとわかりやすいかと思います。ボロボロの車をメンテして走れるようにするには、それなりに検査や補修を行わなければなりませんよね。

 

そして、ボロボロの車をメンテして走れるようになったら、今度は走れるようになった分だけガソリンやオイルの消耗、タイヤ交換などの消耗が増えます。

 

例えるなら50年前や60年前くらいの中古車を車検通しながら乗り続けるようなもので、正常に走り続けられるよう維持するにはお金も手間もかかります。

 

これと同じで、人間の体も年齢を重ねれば重ねるほどメンテが必要となり、また体調が良くなって活動量が増えるほど必要な栄養も増えます。車で言う、走る距離によってガソリンやタイヤなどの消耗部品が増えて補給が必要となるように、人間の体も活動量や消耗量にあわせて適切な栄養補給が必要になるのです。

 

 

また、一度完璧にメンテが完了したとしても、その後は検査やメンテが要らなくなるというわけではありません。

 

車も、異常が無いかを定期的に車検などで検査していますよね。目に見えている部分には異常が無いように思えても、どこかに亀裂が走っていたり、部品が劣化していることがあります。

 

体も同じで、一度完璧にメンテナンスをしたとしても、やはりその後の定期的な検査は必要です。よく、分子栄養学を実践していたら病気にならなくなると思う方がいますが、これは間違いです。

 

分子栄養学を実践していても感染症にはかかりますし、ガンのリスクは加齢と共に上昇します。分子栄養学を実践していたらガンにならなくなる、病気にならなくなるなんて事はありません。

 

車も、ある日突然事故に遭う事もあれば、自然災害によって大破してしまうこともあります。また、しばらく乗っていなかったとしても、経年劣化によって部品などはドンドン劣化していきますよね。同じように、いくらガソリンやオイルなどを満タンに補給したとしても、それで車が壊れなくなるというわけではないのです。

 

 

こんな感じで、健康自主管理における検査や体のメンテ、必要な栄養補給は一生続きます。

栄養は車で言うオイルやガソリン、タイヤなどの消耗品のようなものですので、生きて活動している限りは必ず補給しなければなりません。

 

そのガソリンやオイルを、「足りたらやめるもの」と考えたり、「依存症」だと考えるのは、「車にガソリンを入れ続ける人はガソリン依存症」と言っているようなものです。

 

このように車に例えてみると、分子栄養学の基本がわかりやすいかと思います。

 

 

ちなみに、大型車と小型車でメンテに必要な費用や消費するガソリンの量などに違いがあります。人の身体も同じように、体格が大きい人と小さい人で消費する栄養素の量などが大きく異なります。このような個体差をきちんと考慮してアプローチしていくのが分子栄養学です。

 

人の身体は車と同じように車種も違えば壊れる原因も違います。また、メンテに必要な技術やパーツも違います。

 

人それぞれ異なりますので、個体差を考慮したアプローチを行うためにも、必ず定期的な検査とメンテは欠かさないようにしましょう。

 

 

ナンナン
 

なるほど・・・

車と同じように、栄養は一度足りたらもう必要なくなるってものじゃ無いんだね💧

 

はる かおる
 

そうだね。車と同じように、走らせ続ける限りメンテも補給もずっと行う必要があるよ。分子栄養学も同じだと考えると、分かりやすいね

 

 

 

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