将来に対する漠然とした不安、お金や病気、人間関係の悩みを抱えている方は多いでしょう。
これらの悩みや不安は、年齢を問わず誰にでも襲い掛かってきます。
 
 
特に年を重ねるごとに、自分の衰えを感じるようになると、その不安はますます増していくかもしれません。
 
そんな悩みや不安を一掃し、人生の楽しさを再発見させてくれるのがこの一冊です。
ソネ先生の言葉は、困難を乗り越えたからこそ語れる深い洞察と温かさに満ちています。
この本を通じて、毎日が楽しくなる「ひとり暮らし」の魅力と、年齢に関係なく人生を楽しむ秘訣をぜひ感じてみてください。
 
特に私が、すごい!!と思った個所を抜き出してみます。
 
「私は年金を受給しています。その金額は月5万円。
普通に考えて、不安になりそうな金額ですよね。
でも実は私、ちっとも不安を感じていないのです。
 
きっと自分はなんとかなるだろうと思っているからです。
なんともならなかったら、なんとかするしかありません(笑)
 
私はまわりの人たちに「死ぬ1週間前まで仕事をする」と宣言しています。
そう考えると怖いものなんてなくなります。
ここまで腹をくくることができたのも、裕福な暮らしという天国から、ほぼ無一文になる地獄の経験をしてきたおかげでしょう。
 
いいことばかりではなく、つらいこと苦しいこともたくさんありましたが、それが今の私のメンタルをつくってくれたのだと感謝しています。」
 
「死ぬ1週間前まで仕事する!」という言葉には、驚きと感銘を受ける方も多いでしょう。
 
しかし、この心構えこそが、これからの高齢化社会で求められる生き方ではないでしょうか!!
 
 
高齢化が進む現代社会において、老後の生活はますます重要なテーマとなっています。
 
退職後、どのように過ごすかは一人ひとりの選択に委ねられていますが、ただのんびりと過ごすだけでなく、何らかの生産活動を続けることが、多くの意味で大切だと私は思います。
 
仕事でなくても構いません。
地域のための活動やボランティア、趣味を通じた創作活動など、自分が関わることで社会や他者に貢献できることがたくさんあります。
 
これらの活動は、自己実現や社会参加の一環として、私たちに生きがいを与えてくれるのです。
 
そして、高齢者が生産活動を続けることには、多くの メリットがあります。
 
まず、心身の健康維持に寄与します。体を動かし、頭を使うことで、健康的な生活を維持することができます。
 
また、社会とつながり続けることで孤独を感じることも減り、メンタルヘルスの向上にもつながります。
 
さらに、長年の経験や知識を若い世代に伝えることができるのも、大きな価値です。
地域社会や職場での 貢献は、次世代を育成し、持続可能な社会を築くうえで欠かせない要素となります。
 
このように、生産活動を通じて自分自身の価値を見出し、社会に貢献することで、充実した人生を送ることができます。
高齢化が進む中で、死ぬ直前まで生産活動を続けることは、単なる自己満足ではなく、社会全体にとっても重要な意義を持つのです。
 
皆様もぜひ、自分がどのように社会に貢献できるかを考え、生産活動を続ける心構えを持ってみてはいかがでしょうか。
 
それはきっと、人生をより豊かに、そして輝かしいものにするでしょう。