今から2年前の2月ころ、「“これだけは、入れてね!!”備えが、健康を支える」と題して、非常用の持ち出しバックに、是非ともマルチビタミン&ミネラルのニュートラヴァイタを入れてくださいとのお願いとその理由を書かせていただいております。

 

 

今一度、その理由についてお伝えしたいと思います。

 

 

理由は、食べるだけでは健康状態は維持できないからです。

 

 

健康を維持するためには、エネルギー源となるエネルギー産生栄養素、つまり炭水化物、脂質、たんぱく質を摂取すること。

そして個体内で合成できないため食物から摂取する必要があるビタミンとミネラルが絶対に必要だからです。

 

 

2011年3月に起きた東日本大震災の、Twitter (現在はX)がまとめたツイート分析による結果では、発災後8日目ぐらいまでは、炭水化物が中心で、9日目ぐらいからはたんぱく質が増えているようですが、その後も野菜不足が続いていました。 

 

東日本大震災時の食事の経過SNS調べ

 

 

つぎに、高知県立大学健康栄養学部が、同じく   東日本大震災時(2011年3月11日から2011年8月31日)に各避難所で撮影された食事画像を収集し、 分析した結果を見てみると、発災直後は、多くの避難所ではお茶とおにぎり、ジュースとパンという組み合わせが主で、1日平均600kcalの食事が供給されていました。

 

発災後30日目以降から、各自治体から弁当支給が開始され、1日平均1500kcalまで上昇し、  ボランティア団体による炊き出しが活発になった発災後40日目にようやく基準値の2000kcalを満たしました。

 

 

ただ、どうしても食中毒予防の観点から、揚げ物などの加熱処理を行ったおかずばかりで、つまりカロリーだけは高いが栄養が乏しい食事が続いたようです。

 

 

ビタミンとミネラルについては、基準値や必要量に達するまで、やはり相当な時間が掛かってしまいました。

 

東日本大震災時の食事の経過、高知県立大学健康栄養学部調べ

 

 

しかし、この基準値や必要量は、ただ生きるための最低の量なのです。

代謝を支え、健康を維持し、精神力、活力を支えるにはとても少ない量なのです。

(※ナトリウムやリンなどの例外はあります)

 

毎回出てくる ビタミン、ミネラルに関して、私共より、深い知識がおありの方もいらっしゃると思いますが、何度でも言わせてもらいます。

 

 

人間は、ビタミンとミネラルがなくては生きてはいけないということを!!

 

ビタミン・ミネラルが代謝の要であるということ!!

 

 

そもそも代謝とは、生体内で行われる化学反応の総称です。

 

酸素や栄養素を外から取り込み、消化・吸収して活動に必要な物質やエネルギーを生み出す一方、体内の活動で不要となった老廃物を外に排出しています。

 

このように、体内の化学反応によって物質が変化することを代謝というのです。

 

その代謝がスムーズに行われるために、ビタミン・ミネラルが必要なのです。

 

代謝がスムーズに行われないとどうなるのか・・・

 

 

 

ずばり、病気になります

 

代謝の働きが障害させて生じる病気は

 

●糖尿病

●高血圧

●脂質異常症(コレステロールが高い、中性脂肪が高いなど)

●脂肪肝

●高尿酸血症(痛風)

●メタボリックシンドローム

●肥満症

 

などが含まれます。

 

そしてこれらの多くは「動脈硬化」と関係しています。

 

また骨の代謝にも関わるので骨粗鬆症などを引き起こしますし、ホルモンバランスも崩れてきます。

 

 

被災時は、気が張っており、どれだけ体に負担がかかっているのか気がつきにくく、不調を感じることにも罪悪感を感じる状況です。(阪神大震災の経験からお伝えしております。)

 

 

 

だからこそ、非常用の持ち出しバックには、ドクターズサプリなみにビタミンとミネラルをマルチに配合したニュートラヴァイタを常備しておいて、被災時においても食べたものをきちんと代謝させて、自分自身を守っていただきたいのです。