疾患
●腎機能
腎不全では血液透析治療が必要です。しかし、透析を行うと体内のカルニチンが体外に流れ出てしまうためカルニチンが欠乏し、貧血や低栄養を引き起こします。このため、透析患者にはL-カルニチンの補給が必要な処置とされています。

●肝機能
肝硬変で肝機能が低下し、血中アンモニア値が上昇すると、肝障害時特有の意識障害“肝性脳症”が出現します。カルニチンは尿素サイクルを促進させて、アンモニアを分解する働きがあります。
特に肝機能の悪い患者さんでL-カルニチンの摂取が効果が高く、最近医療界でも注目されている治療です。

●老化
ミトコンドリアの機能の低下は老化の一因と考えられています。年齢とともに組織内のカルニチン濃度が低下するとミトコンドリア膜の状態も悪化するため、カルニチンも老化に関係している可能性があります。

●がん
がん患者では、化学療法、放射線治療、栄養不良状態による疲労が一般的に見られ、カルニチンが不足する場合があります。
ある研究において、化学療法を受けた対象者に、カルニチン補充療法(4 g/日1週間)を行ったところ、多くの対象者の疲労が改善し、カルニチンが正常な血中濃度に回復しました。

別の試験では、カルニチン補充療法(250 mg~3 g/日)を受けた末期がん患者の疲労が緩和され、気分が改善し、睡眠の質が向上したという報告があります。

●循環器
L-カルニチンは、特に心臓は身体の中でもその必要量が多いと言われています。
その理由は、心臓がエネルギー源の60~70%を脂質に依存しており、心機能を維持するためには脂質からの持続的なエネルギーの確保が必要とされているからなのです。

急性心筋梗塞が疑われる患者さん51名に2g/日のL-カルニチンを28日間経口投与した結果、細胞障害と脂質過酸化が有意に低下し、狭心症や左心室肥大、不整脈など合併症発症が有意に低かったという結果が出ています。

 

他にも、さまざまところでL-カルニチンの有効性の発表がされているとても頼もしい味方です。

L-カルニチンは、羊肉や牛肉に含まれていると先にお伝えしました。
例えば牛肉1kgには約700mg含まれていますが、現実的にはそんなに食べることは容易ではなく、かえって余分な脂肪を摂取することによって消化器系への負担を強いることにもなります。

 

ニュートラBK9なら、1日7粒で500㎎のL-カルニチンを補ってもらえます。 
BK9
身軽で快適な生活や人生を手に入れようと断捨離する人が多いですが、体に余分な脂肪を貯めこまないことも、その手助けをするのではないでしょうか⁉