皆さん初めまして![]()
この記事は今現在大学院に在籍している学生さんに読んでいただけたらなと思います。
最初の内容が"ハゲタカジャーナル"ということで、いきなり何なんだという感じでしょうか?
研究をしている方なら一度は聞いたことはあるでしょうか?最近ニュースでも取り上げられているワードですが、私が大学院にいたころは聞いたことがない言葉でした(私が疎いだけなのか…)。
言葉の意味については他のサイトで詳しく記載されていますので、ご存知ない方はご確認ください。
何故ハゲタカジャーナルに投稿することが問題なのか、などいろいろなサイトに書かれています。
私も研究者ということで少しこの問題について考えてみました。
そして、私の投稿した論文の1つもこのハゲタカジャーナルだったということが今日判明し、衝撃を受けました![]()
研究者がハゲタカジャーナルに"意図的"に投稿することは全く別問題ですが、危機的なのはハゲタカジャーナルと認識せずに指導教員が適当な雑誌を見繕って大学院生や学部生に薦めてしまい、未来を潰してしまうことにあると思います。
今の時代の指導教員で、最近の研究に関する動向や研究に対する倫理的な観念を常にブラッシュアップしていない人は上記に当たる場合が多いのだと思います。
昔からインパクトファクターのついていないジャーナルはありましたが、電子ジャーナルの普及によりオープンアクセスのジャーナルが急激に増えてきており、投稿できるジャーナルの幅も数もそれにあわせて増えてきました。そのため、得体の知れない名ばかりのジャーナルが増え、その雑誌に質の悪い内容の論文が、質が確保されないまま"研究論文"としてアクセプトされ、公に認められた論文になるケースが増えています。
昔からある有名なジャーナルには到底アクセプトされないような内容の論文で、何回もリジェクトをくらってどうしようもなくなり行きつく先がこのハゲタカジャーナルになることもよくあるようです。
他にも、大学院の学位審査の期日に間に合わないけど、とりあえず公の業績が必要だからということで投稿することも考えられます。
他にもいろいろな理由があると思いますが、レフェリーがいない架空のジャーナルにアクセプトされた論文で学位をとるということは、その指導教員の姿勢や大学の制度が整っていなければ、体裁さえ整っている論文を書けば誰でも容易に学位を取ることができるということになります。
研究者であればその論文を研究業績として利用すれば、業績を増やして研究費を取れてしまうということになります。
これを防ぐには指導教員だけではなく、大学や研究施設側がこれらの雑誌に投稿することを禁止することが必要になると思います。また、ただ禁止するのではなく、なぜ投稿してはいけないのかなど研究マインドを学生にも指導をしていくことが大切なのだと思います。
有名国立大学でも問題になっており、今後ハゲタカジャーナルは国際的にも取り締まわれる流れになっていくと思いますが、日本のより多くの大学や研究施設でも早くその流れになっていくことを願います。
ちなみに私の指導教員も全く意識していなかったようでしたので、今後学生たちにも投稿させない方向で運営していただくようお伝えしました(^^;)
私のハゲタカジャーナル論文は、今後自分の業績として申請書や履歴書には残さないようにします。(なかなか重要な内容だったので非常に残念ですが…)
この記事が1人でも将来のある学生や研究者を救うものになることを願います。
また、ハゲタカジャーナル関連で気になることがあればブログ書きます!
おやすみなさい![]()