きんぴらごぼうを柔らかくしたい | 笑って暮らそ。

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四十路突入女子の毎日と頭のナカ。

今朝のblog。
いけませんね。

ムカつくってことは、的を得られちゃったってことだよナァ…と思いまして。

静かに反省。



今日は、1日机にへばりついていました。
献立パチパチ作ってました。
もっとバリエーションを広げたいけど、相手の大半は咀嚼力が弱っている…。

なので。
バリエーションを広げることよりも、食べ慣れていたはずのものを食べやすい形態で食べさせてあげたい!
ぐるぐる悩むところ。


昨日、とある患者さまにお粥も味噌汁もミキサーにかけて、粘度を調整した食事をテストで出してみたんです。
この患者さまは、普段は胃から直接栄養剤を入れているのです。

なので、口から食べはるのはきっと病気になる前以来。

始めは看護師介助で。
しかし、思ったように進まないため(きちんと飲み込めているかも確認しづらい)、少量でカロリーの取れる経口用栄養剤に切り替えようと看護師がその場を離れた瞬間!

ご自分でスプーンを持ち、ミキサー食をすくって、口に運んだのです。
ペースは明らかにゆっくりですが。

でも本来利き手ではないほうでスプーンを持ち(利き手は、麻痺)、体のバランスが取りにくいハンデがありながらも。

自分で。



ワタシは涙を堪えるのに必死。
どの患者さまも、経口テストで食べた瞬間、泣きそうになります。


栄養士やってて良かったよ~と思える瞬間の一つです。
なので、余計になんとかあらゆるものを食べさせてあげたい!と思えるのです。