NAZA GPS設定法 その1 | ラジコンヘリ千日回峰

ラジコンヘリ千日回峰

2019/7/8 Yahooブログから引っ越してきました。

 
とあるお方から、NAZA GPSマニュアルの全文和訳を依頼されましたが、根気も英語力もありませんのでマニュアルの要約をぼちぼちとやっていきます。
(いまだにGPS本体は届いていません)
6月中には完成させたいと思っていますがどうなることやら。
完成したあかつきには焼肉定食ぐらいは御馳走になれるでしょう。
 
一応 免責の一文を
このページをもとに設定されて生じた不都合について当方は責任を一切負えません
 
NAZA GPSには3つのフライトモードがあります。
GPS atti MODE X,Y,Z 軸すべての方向に対し(要するに風が吹いてもそこに)とどまるモードです。
Atti     MODE Z軸(高度)を一定に保つモードです。風にあおられるとそのまま流されます。
Manual  MODE  手動モードでこのモードで私は飛ばすことができません。  
NAZA GPS 設置法
まずは以下の図面通り配線してください。
 
 
イメージ 1
 
 
 
(注意1)
NAZA,GPSには以下の通り設置の方向があります。(これを間違えるとマルチはどこかへ飛んで行ってしまいます)
 
(注意2)
NAZA本体はできるだけ機体の真ん中に積んでください。
 
 
イメージ 2
 
 
イメージ 7
 
(注意3)
GPSアンテナはノイズに敏感です。
プロペラから10cm以上離す。(マニュアルには書いてありませんが、NAZA本体からも15cm以上離したほうが無難のようです)
 
(注意4)
通常のアンプを使用する場合、
BEC電源のプラス線をカットする必要があります。
取説にはプラス線を外す様な説明は一切ありません
 
V-SEN(黒い箱)からNAZAのX3に接続していますが、これで電源を供給しています。
 
 またヘリのフライトモードを設定する3Positionスイッチの受信機チャンネル(自分のJRの場合 AUX2でフライト毎のジャイロ感度を設定しています)とNAZAの「U」コネクタを接続します。
 
プロペラは以下のように順番が決まっています。
自分は右上のQuad-Roter Xですので、QUADを地上において上から見て
右前(モーター1)
右後(モーター4)
左後(モーター3)
左前(モーター2)となりNAZA本体のM1,M4,M3,M2に接続します。
これも間違えると、痛い目にあいます。
 
 
イメージ 8
 
 
 
 
 
 
 
NAZA GPSのソフトダウンロード
NAZAにはソフト、ドライバー、マニュアルは付属していません。
購入者が自分でダウンロードすることとなります。
 
のページの
 
イメージ 3
上から2番目 NAZA ASSISTANTをダウンロード、実行して下さい。
上から4番目のマニュアルもダウンロードしましょう。
Driverについてはお使いのPCに合うものをダウンロードしましょう
Driverについては圧縮形式がZIPでもLzhでもないrarです。
rarは解凍SOFTはいろいろありますが
を使いました。
 
ASSISTANTを起動すると訳のわからない画面がでてきます。
 
 
イメージ 6
 
仕方がないのでメールアドレスを入れて
I forget my password のPasswordの部分をクリックしてDJIからCODEをもらいましょう(送信すると1秒後に送られてきます)
以下の画面でCODE Newpasswordを入れると、
 
イメージ 4
前の画面に戻ります
email address
passwordをいれて
Keep me signed inにチェックをいれて
SIGN INをクリック
 
 
イメージ 5
 
やっとソフトが起動しました
 
PCでNAZAの設定をする場合(危険防止のため)
プロポスイッチ ON
モーター行きのコネクターを抜いておいた状態で、マルチコプターにバッテリー接続
またはプロペラを外して、マルチコプターにバッテリー接続、
付属のUSBケーブルでPCとマルチコプターを接続
PCでソフトを起動
 
 
NAZA GPSのソフトウエア設定
 1.(MOUNTING)
 
イメージ 9
へんな三角形がでてきました。
一応これがマルチの飛行物体を表します
GPSアンテナと重心との距離を入力します。注意点はZ軸は下が「+」ですので、普通はGPSアンテナは上につけますので「-」の値の入力になります。
 
 
2.(MOTER MIXER)
 
イメージ 10
 
使用するマルチの機体を選択します。
自分は上の真ん中 Quad-Roter Xを選択します。
下のLOW-RECOMMEND-HIGHはMOTER IDOL SPEEDとありますがRECOMMNEDで間違いないのでRECOMMNEDを選んでおけとの指示ですのでRECOMMNEDにしておきましょう。
設定が終わったら上段 2段目のWRITEで設定をNAZAに書き込みます。
 
3.(TX Monitor)
 
イメージ 11
 
ここは重要な設定ページです。
- まず送信機のエルロン、エレベーター、ラダーのトリムを3モード(マニュアル、Atti、GPS)すべてで0(中間)に合わせてください。スロットルのトリムは0(エンジン停止の位置)に合わせてください。
 
プロポのスロットルカーブ、ピッチカーブ、エレベータ、エルロン、ラダーの
カーブはノーマル、ATTI、GPSモード、全モードで 0で0、50で50、
100で100の直線カーブとしておいてください
 
RECEIVER TYPEは「TRADITION」、もちろんD-BUSの人はD-BUSを選択
 
CUT of TYPE
(モーターのスタート方法)
NAZAはスロットルを上げただけではプロペラの回転はスタートしません。(間違った操作での事故を防止するためです)
以下のスティックの組み合わせのいずれかを行うことでモーターの回転が始まります。
(combination stick commands(CSC)と言うそうです)
自分のNAZA機で確認したのですが、右上の写真のスティックを右下に同時に下げた時だけスタートしました。しかもノーマルモードのみスタートして,ATTとGPSモードではスタートしません。理由は不明。キャリブレーション不十分??
 
イメージ 12
(モーターの停止方法)
Immidiately)
スロットル開度を10%以下にするとモーターは自動停止します。モーターを再起動するにはモーター停止後5秒以内にスロットルを10%以上上げることで再起動します。CSCの操作は不要です。
間違っても飛行中にスロットル開度を10%以下にしないでくださいね。5秒間はモーター停止ですからそのまま落下しますよ。
 
Intelligent)
マニュアルモードでは上記のCSCを再度行うことでモーターは停止します。
 
ATTI,GPSモードでは以下の操作のいずれもモーターを停止させることができます。
1.モータ起動後3秒間スロットルを上げない
2.CSC操作を行う
3.着陸後3秒間 スロットルを10%以下に保った場合
4.マルチが70度以上傾き且つスロットルが10%以下にあるとき(要するに落ちる、または故意に落とすときです)
 
以上の停止操作はキャリブレーションが正確に行われてあることが前提になります。
 
(Command Sticks Calibration)
まずはスロットルの動作確認をおこないます。
 
T : スロットル 緑のバーが左で機体降下、緑のバーが右で機体上昇
R : ラダー 緑のバー左で機体左回転、 緑のバー右で機体は右回転
E : エレベーター 緑のバー左で機体は後退、緑のバー右で機体前進
A : エルロン 緑のバー左で機体は左へ、 緑のバー右で機体は右へ
動作が反対だったらREVをいれておきます。
 
NAZAにエンドポイントを記憶させるために CaliburationのSTARTボタンを押します。
プロポのスティックを下記の写真のように全方向に動かします。
終了したらFINISHボタンを押します。
 
 
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STICK Monitor
遠隔でゲイン調整をする際にここで動作確認をおこないます。
 
Control MODE SWITCH
モード切り替えスイッチでモードを切り替えた際にマルチがそのモードで飛行するように設定します。
具体的には自分の場合はヘリのジャイロ感度を動かすことで設定しました。
各モードに設定される領域はジャイロ感度のポイントで数点ぐらいですので、真ん中に収まるようにポイント設定を行ってください
 
マニュアル
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ATTI
 
イメージ 15
GPS
イメージ 16
こんな感じです。
 
FAIL SAFEについてはプロポのマニュアルを参考に設定しておいてください。
もし送信機からの電波が遮断した場合にFAIL SAFEに入るように確認しておいてください。スロットル開度が10%以下でFAIL SAFEを設定しないでください。 (JRの送信機では2.4Gをバインドするときに設定するのかな??)
 
4)(AUTOPILOT)
 
イメージ 17
 
BASIC PARAMETER
まずはDEFAULTの設定で飛ばしてみてください。
ハンチングが出た場合はハンチングの方向を見極め、その方向のパラメーター値を下げてください。ハンチングがでるまでの最大ゲインを入れることが
ベストです。
ピッチ(エレベーター)とロール(エルロン)のゲインを上げた場合はエレベーター操作、エルロン操作を完了しスティックを中央に戻した際にマルチはホバリング状態に戻らなくてはなりません。
YAW(ラダー)のパラメーターゲインの決定はヘリと同様に行ってください。
 
VERTICALのゲインは垂直移動でハンチングが出る場合はゲインを下げます。スティックの反応が敏感すぎる場合はゲインを上げます
 
ATTITUDEゲインは高度方向の移動を行った際の機体の反応で判断します。
スティックを離した時に姿勢が素早く戻るようにゲインをいれてください。
移動させた後、水平に戻るのが遅い場合はゲインが低すぎるので上げてください。
 
ENHANCED FAILED-SAFE METHODS
送信機ー受信機間で 電波が失われたときのマルチの動作法を指定します。
(Hovering)6秒のホバリング後その場に着陸します。
 
(Go HOME and LANDING)信号が3秒喪失、
 高度が20m以上の場合はホーム位置までその高度で自動移動、ホーム位置上空で15秒ホバリング後、自動着陸。
 高度が20m以下の場合高度を20mまで自動上昇、ホーム地点上空まで高度20mで自動移動、ホーム位置上空で15秒ホバリング後、自動着陸
 
 
 
 INTELLIGENT orientation control
 飛行方向の機首の方向が固定される設定のようですが、関係ないので。
一応MODE2のプロポで説明があり....
実はよくわかりません。
 
 
HOME LOCKだとエレベーターダウンで自分から離れる方向に飛行
エレベータアップで自分方向に機首の方向に関係なく移動
 
 
イメージ 18
 
COURSE LOCKHOME LOCKだと機首の方向に関係なく飛行コースを維持して進む(らしい)
興味のある方はやってみてください。
プロポの2or3POSITIONスイッチが必要だそうです。
 
イメージ 19
 
  
5.(Gimbal)
 GIMBAL SWITCH ジンバルを使うときはONを指定
SERVO TARAVEL LIMIT
干渉を避けるためにLIMITを入れてください。
マルチを水平なグランドにおき希望するPITCHとROLL位置をCENTERで指定してください。
AUTOMATIC CONTROL GAIN
自動制御の動作角度を決めてください。初期値は100でフルストロークです。
動作方向が逆であればリバースを入れてください。
MANUAL CONTROL SPEED
ピッチ方向の動作速度を決めてください。初期値は100で、100が最高速度です。この機能を使うために送信機のボリュームスイッチをX1チャンネルに割り当てる必要があります。
  
6.(Voltage Monitoring)