3月の『 てんとう虫会 』の時でした。
お時間の都合を付けてくださるだけでも嬉しいのに、
帰り際 少し渋い贈り物を手渡してくださいましてね。
JOE お姉さま、ありがとうございます。
ずっしり。
東京のお隣の県のお店のお菓子になります、
当然、和菓子の類に入ると思っていました。
それもそのはず、店名からして。
大切にしたいお菓子の心、かにや さん。
これはまた 失礼な記述を残してしまいました、
由来に『 蟹 』は関係してこないと思われます。
昭和25年創業、なかなかな老舗になるのですね?
埼玉県下に 11店舗 も?
狭山市を拠点に広く、そして、昔から、
愛されてきたお店になるのでしょうね?
県に精通していないカヌレにも、親しみあるワードが並びます。
随所に、昭和レトロが感じられるのですよね。
上の詰合わせは、その名も 伊利麻の幸 、
5種類 9個ものお菓子が犇めいています。
※ 狭山茶の詰合わせも承ります。🍵
外見としては和菓子の装いなのに、
洋 焼菓子に近い品も含まれていて。
お気に入りの順に綴らせていただきますね。
① ケンキ
大和時代、牛乳からチーズのようなものが作られていたといいます。
古代のロマンの味を求めた、さっぱりとソフトなおいしさの銘菓です。
地味ですが、懐かしさ覚えるクリームが挟まれています。
よくある、こういう感じのではなく、
チーズにバターが、無性に美味しい。
② 拍手さい彩 ★
狭山抹茶『 明松 』を生かした、拍手いっぱいの埼玉銘菓です。
抹茶クリームと丹波大納言をサンドしました。
※『 つくね 』ではありません。
アーモンド粉も含まれていて 和風のダックワーズ?
抹茶が濃い、地元愛がヒシヒシと伝わるお菓子です。
③ 関東 あばれんぼう ★
広大な原野を馬で疾駆した関東武士。
たくましく剛健な伝統は、こんな風土の中で生まれました。
ミルク、卵黄、バターの豊かな風味をその遠い昔物語と共にお味わいください。
これ、お菓子の説明ですよね?
ツッ込みどころが満載ですね、
笑いを抑える限界がきました。
『 翔んで埼玉 』← そのままの光景が繰り広げられています。 ★
『 お召し上がり方 』付き。
確かに軽く温めていただきたい感じのお菓子ですね、
バターにミルクが濃厚、少しだけ 通りもん 似かな?
美味、埼玉県の皆さま、味わってみてくださいね。
④ 茶むすめ【 大納言 】 茶むすめ【 抹茶 】 ★
狭山抹茶『 明松 』の抹茶餡と、選び抜かれ、
丹念に炊きあげた丹波大納言餡の二色の最中です。
唯一の、純和菓子になる気がします。
ほっくりした粒あん、最中の香りが高くて、
和菓子に、質の高さを感じるひと品でした。
⑤ 桂木の真珠
ゆずの皮をふんだんに使用した香りいっぱいの白餡を、
ふんわり生地でサンド。ホワイトチョコレートでコーティングしました。
毛呂山 も、入間郡が誇る自然になるのですか?
日本最古の柚子の産地『 毛呂山 』で育まれる 桂木ゆず 、
県の特産が使われた、和でも洋でもないお菓子になります。
素晴らしいネーミングにも納得。
かにや さんのお菓子をいただき終えると、
埼玉県に詳しくなれたような感じがします。
個性を持つお菓子の共通点は、地元への誇りと丁寧さ、
JOE お姉さま、素敵な贈り物をありがとうございました。