前編
に続きますね。
この度のテーマはおそらく 【 ヴォーヌ・ロマネ 】、
以降、ヴォーヌ・ロマネ村の赤が登場してきます。
先陣を斬るのは、A 師匠による副のワイン!
⑤ ヴォーヌ・ロマネ 2015 / フェヴレ
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
カヌレメモ フェヴレ → ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置く。1825年の創立から7代にわたって続くグラン・メゾン。
120ha にもなるブルゴーニュ随一の広大な自社畑を持つ。
実は、師匠から 『 村名 2015 フェヴレ 』 と伺っていまして!
強靭な一本 が過去の記憶を占めていたので、
造り手さんを知り得た途端に興味津々ですね。
硬派? 弄った類のものが感じられません!
逆に素直に 『 ヴォーヌ・ロマネ 』 らしい香り、味わいには、
この後も素敵な熟成を重ねるのであろう力強さを感じます。
平素からそう 『 ヴォーヌ・ロマネ 』 とはいかないもので、
村の特徴を捉える機会をくださったのかもしれませんね。
やはり、師匠はどこまでも師匠でした。

⑥ ヴォーヌ・ロマネ 1er レ・マルコンソール 2006 / ドメーヌ・ド・モンティーユ
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
カヌレメモ ドメーヌ・ド・モンティーユ → 17世紀後半のフランス革命前からヴォルネィ村に居を構える旧家。
長い熟成に耐え得る正統派な造り。
I 貝さん ご持参のワインになります。
同じく、一級畑の中でも 『 マルコンソール 』、
カヌレはこの会以外では出逢えることなくて!
なるほど、村でも屈指の場所に位置するのですね?
バランスに優れ、何よりも 『 果実味凝縮 』 のイメージ、
時を経て、更なる熟成を重ねた後の姿が気になります。
不思議とすでにカヌレにもタンニン厳しくない状態、
ヴォーヌ・ロマネの実力を体感できるワインでした!
お料理の方は。
JOE お姉さまのお薦めでもある 『 コンソメスープ 』。
これまた凝縮、めちゃくちゃ美味しい、
美しいと形容したくなるひと品ですね!
続いて、春野菜&ベーコンのパスタ。
素材の味が伝わる優しい味付けですね、
ピアノの調べ、穏やかな時を過ごせます。
そして、カヌレが 持参
した二本目のワインになるのですが!
⑦ ヴォーヌ・ロマネ 1er レ・ボーモン 1997 / ドミニク・ローラン
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
あれっ? 予想に反する状態。
確かに香りには品格を備えた華やかさを感じたのですが、
味わいに VT の悪しき特徴がそのまま出ていた気がして!
ドミニクぅ、酸を愛するカヌレにも酸ぃ~よぅ。
しかし、tom さんはまた別の想いを認めてくださっていたので、
カヌレはベストでない経過時間に温度帯でお味を見たのかも?
※ 心身お疲れのため、師匠、ご就寝中。
ドミニクの同 VT、過去 素晴らしい一本 に出逢っているので、
tom さんの感想が現状を示していたと思いたいところですね!
もう一本、検証せずにはいられないカヌレでした。

⑧ ロマネ・サン・ヴィヴァン 2001 / ドメーヌ・フォラン・アルベレ
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
カヌレメモ アロース・コルトン村でフランク・フォラン氏とクリスティーヌ夫人で営むドメーヌ。
はい、師匠、なんとお詫びしたら良いものか。
選りに選ってこの日のメインのワインだけをですね、
写真に収めていないという失態を犯しておりました!
間抜けすぎます、tom さんにお借りしました。
カヌレ初の 『 ロマネ・サン・ヴィヴァン 』 になります、
その都度 『 地図 』 が気になり blog が進みません!
華やかでいて、自信に満ち溢れていますね、
存在自体が 『 特級 』、さすがのひと言です。
20年後にも、変貌ぶりを眺めたいワインでした!
お料理のレポートが遅れております。
師匠、この度のお疲れ度は軽視できないものでした、
時期的なものと捉えず、少しでも緩和してくださいね!
メインのお料理は、あれっ?
牛フィレ肉のグリル? サーロインステーキ?
『 お品書き 』 の中よりそれらしきもの選んでみたのですが、
牛さんのことなると、ヒレかサーロインかもわからない模様!
主婦として重傷、マッシュルームのソース。
そして、テーマより少し南に下った村から届きました、
茶さん お持ち込みによる二本目のワインになります。
⑨ ニュイ・サン・ジョルジュ 1er レ・ブスロット 1996 / アンリ・エ・ジル・ルモリケ
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
ルモリケさん、ご無沙汰しました。 ★
カヌレも大好きな造り手さんなので、スルーしようとしていたのですが、
茶さん 何故ゆえ 『 ニュイ・サン・ジョルジュ 』 が選出されたのですか?
独りよがりな、カヌレのヨミ。
ルモリケは 『 ニュイ・サン・ジョルジュ 』 屈指の実力派にも関わらず、
『 オー・デシュ・デ・マルコンソール 』 かなりの人気を誇りますものね。
ダメだ、謎、両村で優れたワインを生むからでしょうか?
四本ヴォーヌ・ロマネが続いた後のニュイ・サン・ジョルジュ、
村が変わったことに気が付くのか、正直、自信なくてですね。
けれども、香りの質が全然違う。
それより、ルモリケさん、どうしてこうも滋味深いのでしょう、
骨に染み渡る美味さ、改めて、大好きな造り手さんですね!
この方のワインならば、わが姉も、同村を敬遠しなくなる気がしてきました。

桜の描かれた、デザートまでいただいた模様。
皆さま 『 ロマネ・サン・ヴィヴァン 』 を〆とされたと思うのですが、
師匠&カヌレは以下の順にて、村の特徴を満喫したのですよね!
覚えていらっしゃらない危険は有ります。

テーマはおそらく 【 ヴォーヌ・ロマネ 】。
まだまだ 綴っておきたい 『 想い 』 が山ほどあるので、
残る写真と共に 『 エピローグ 』 に改めようと思います。
『 KMT 』 さんで過ごす、大切な皆さまとのひとときでした! ★