昨日 の続きです
今月最初に不本意ながら歳を重ねる日がやってきたので、
久しぶりにお家でブルゴーニュを開けてみることにしましたよ
どうしてでしょ?
無性にミシェル・ゴヌーのワインに癒されたい気分だったので、
お家のセラーを眺めてみたところ在庫はこれだけになってました。
あれ、あれだけあったのにな 。。。 ★
思ったままを残している日記にあまり自信が持てないのですが、
そんなカヌレを僅かに信じてあげてもいいものを発見いたしました
1998 ボーヌ
↓
1997 ポマール ザルヴレ
↓
1996 ポマール プルミエクリュ
↓
1996 ポマール ザルヴレ
以前も、上記の順で熟成が進んでいるように見えたらしい。 ★
約一年前の見立てと同じ思いを持ったことですし、
今回はこちらのゴヌーを開けてみることにしましたよ ↓
あ、① の子はとうの昔に姿を消してます
VT は1997の方です!
カヌレは 97VT が持つ特徴をこよなく愛しているのですが、
やはり良くも悪くも 96VT は最強と言える気がしてきましたね
畑云々に関わらずまだまだ強そうな色をしています。
ひとまずこのお誕生日は 1997 ポマール ザルヴレ、
ついでにこれまでのミシェル・ゴヌーをまとめてみました! ★ ★ ★ ★
ポマール 1er ザルヴレ 1997 / ドメーヌ・ミシェル・ゴヌー
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
やはり、造りが変化する前のミシェル・ゴヌーのワインですね
熟成度合に増して質感が全然違うものでして、
色合いだけでも変化前のワインとわかる域です。
香りはもう、ボーヌに位置する村々ってこんなに華やかだったっけ?
ミシェル・ゴヌーのワインを開ける都度驚いてしまいます、
しみじみとした味わいも大好きだけどこの香りも好きですね
だあ、美味しい!
日本的な出汁に旨みにとにかくホッとします、
やっぱり究極にしみじみとした味わいですよね。
前回 ゴヌーのワインを開けたのが随分前だったとしても、
あ、これ!これ! と思い出すような不思議な感覚なのです。
何なんだろ? この感じ? 幸せな美味しさって、すごい!
唐突にブルゴーニュを開けようと思い立ったとき悩みはこれですよね
ご近所さまの巨大ショッピングモールまで足を運んでみたところ、
arrecria の 『 切り立て新鮮パック 』 というシリーズが並んでました。
『 切り立て新鮮パック 』
チーズはカットから劣化が始まります。
切り立てのフレッシュなチーズ本来の味わいを楽しんで頂く為に開発しました。
一味違う新鮮な 「 乳本来の味わい 」 を是非!
それほど一般家庭からの需要があるようには思えなかったのですが、
このような説明と共に何種類かのチーズのカット版が並んでいたのです
カヌレが選んだのは 『 カマンベール・ド・ノルマンディー 』 !
カマンベールとブルゴーニュの組み合わせを楽しみたかったというより、
この子が一番状態良さそうに見えたというのが素直な気持ちなのですが
これが、 案外 いい。
常温に戻したところクリーミーな加減にゆるんできまして、
熟成の進み具合も状態もなかなかだったと思うのですよね
独特の香りに + 独特の癖!
表皮の部分が不思議な味わいだったような気もするのですが、
ひとまずカマンベールと美味しいブルゴーニュのお誕生日でした。
この数日後、A 師匠にポマールについて質問できる機会があったのですよね
ポマールは熟成に年月を必要とするとざっくり捉えていたのですが、
コート・ド・ボーヌの中でも頑丈で最強な立ち位置に変更しておきます!
なんだか素直には認めたくないような途中経過になっていますよ、
大好きなゴヌーの中でも現時点で最も惚れたのは ★ な気がします。
お誕生日の日記とは思えない内容になってしまいました、
改めてお家でゴヌーのワインに癒された日の出来事でした!