カヌレ実家で愉しむ おうちでワイン が続いてましたので、
久しぶりに本来のお家でカジュアル・ブルゴーニュの日記です![]()
こちらですね
コレクション・アラン・コルシアのワインにはなるのですが、
ドメーヌ・ジャック・カシューの認識でいいみたいなのですよね![]()
一応 そう記載されていることですしね
アラン・コルシアの件はさて置くとしまして、
肝心のジャック・カシューに関してなのですが
「 とにかく抽出濃い + ミッチリ樽を効かせた造り! 」
少なからずワイン屋師匠のお導きも関係しているものの、
カヌレの頭の中では完全に上記のような認識でいたのですよ
つ・ま・り!
カヌレの好みの造りとはかけ離れているだろうということで、
これまでに一度たりとも味を見た経験すらなかったわけなのです
この白いのはなぁに?
比較的遠ざけてきたジャック・カシューのワイン、
手元にやって来ることになった経緯はと申しますと ・・・![]()
ジャンボール・ミュジニーに関してだけは、
造りがイレギュラーとのことだったのですよね
シャンボールが持つ特有の長所を惹き出すために、
いわゆる優しく + 薄化粧な造りを心掛けているとの情報
その真相や如何に?
シャンボール・ミュジニー 2008 / ドメーヌ・ジャック・カシュー ( コレクション・アラン・コルシア )
フランス・ブルゴーニュ ![]()
ピノ・ノワール 100% ![]()
カヌレメモ
本拠地 → ヴォーヌ・ロマネ。1994年にジャックは引退し、現在、ドメーヌの当主は息子のパトリスが務める。
所有畑はほとんどヴォーヌ・ロマネだが、ニュイ・サン・ジョルジュとシャンボール・ミュジニーにも小さな区画を持つ。
新樽率は村名で3分の1、一級以上は100%と高めだが、パトリスの造るワインは果実の凝縮度が高いため、新樽を受け止めるには十分。リッチな果実味を主体とするモダンな造り。2012年からパトリスの息子、シャルルがドメーヌに参画。
要するに 当主 = パトリスに代替わりして以降、
モダンな造りに変えていったということなのですかね?![]()
抜栓してみた結果 コルク + ボトルから立ち昇ってくる香りは、
とにかく華やかでシャンボール特有を実感せずにはいられません。![]()
普段、比較的古めなヴィンテージばかり開けていますのでね
茶色の要素は低めでタンニン強そうに見えるけれども、
毒々しい濃さの紫色といった印象ではなかったのですよね![]()
このような段階でしたかね?
グラスに移した結果は黒い系果実にスミレを彷彿な感じ、
先程までと同じくとにかく華やかでうっとりしてしまう香りです。![]()
肝心の味わいはと申しますと → 果実味濃密!
カヌレとしましては未だタンニン強いものは感じるのですが、
シルキーでエレガントに纏まっているのでスッと消えていきます。![]()
旨い & 旨い & 旨い!
造りに 「 抽出濃く + ミッチリ樽 」 などの印象は受けず、
充分にシャンボールのエレガントさが現れている気がします
もう少々の熟成を経た後の姿を想像してみますと、
更に素晴らしいワインへと変化を遂げていそうですね![]()
ワインの共はと申しますと ・・・
ひとまずお家に存在していたものをテキトーに合わせて、
エポワス + 日本のウォッシュ + 燻しとうふ といった面々です。![]()
造りに弄っている感が全くないとは言えないけれども、
シャンボールのエレガントさは健在といった印象ですかね?![]()
抜栓後二日目 → タンニン穏やか + 開いた感じで更に好みに近しくなりました。![]()
こうなってまいりますとカヌレが気に掛かるのは一点のみでして、
果たして本当にシャンボールに限りイレギュラーな造りなのだろうか?![]()
ワイン屋師匠に確認してみたところ ・・・
ヴォーヌ・ロマネ 2008 / ドメーヌ・ジャック・カシュー ( コレクション・アラン・コルシア )
シャンボール・ミュジニー 2008 / ドメーヌ・ジャック・カシュー ( コレクション・アラン・コルシア ) ![]()
双方在庫に在り調達いたしましたので、
遠からず味わい比べてみようと思ってます。![]()
( どちらでも良いお話なのですが本拠地ヴォーヌ・ロマネよりも、
シャンボール・ミュジニーの方が僅かに¥200高という現実でした
)
気に掛かるのは一点のみと綴ったのは、
本心ではないということに気が付きましたね
A 師匠のご指導をいただいた後 ・・・
コレクション・アラン・コルシアものばかりではなく、
正規ドメーヌエチケットとの相違も気になるところです





