前編
に続きまして ・・・
dancing master & ballet の後輩ちゃんと開催しました、
炭焼き & ワイン酒場 Sante ( サンテ )
女三人新年会です
お持ち込みさせていただいたワインより、
赤 二種を同時に二人に手渡したところです
キャンティ・クラシコ ドン・トマーゾ 1999 / レ・コルティ
イタリア・トスカーナ
サンジョヴェーゼ 90%、メルロー 10%
この子ばかりは 前編
でも綴らせていただいたのですが、
只者ではない雰囲気をムンムンに漂わせていたのですよね
これはですねぇ ・・・ ズルぃ!
ピノ馬鹿カヌレがピノ様の肩を持てなくなる範疇でして、
意味がわからないほど妖艶な香りを放ち捲っていたのです
おしゃべりしていた dancing master & ballet の後輩ちゃんも、
とんでもなく魅力的な香りに自然と一時中断していたのですよね
何故なのでしょう? 少しばかりメルローが含まれているからですかね?
熟成段階はベストで開けることができたと思うのですが、
タンニンも穏やかでシルキーに纏まり美し過ぎる味わいでした
端からサンジョヴェーゼ好きの二人を目の前にして、
香りで誘惑できなければピノ様に勝ち目はないわけですよ
ジュヴレ・シャンベルタン 1998 / ドメーヌ・アルマン・ジョフロワ
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
カヌレメモ アルマン・ジョフロワ → ジュヴレ・シャンベルタン村に19世紀から続くドメーヌ。
現在はジョフロワ氏と娘婿のジェラール・アルマン氏の共同経営。畑での平均樹齢の高さでも知られる。
凝縮された果実味と、力強くもエレガントな複雑味を特徴とし、長期熟成により更なる真価を発揮する。
特筆すべき香りに味わいの持ち主だったわけではないものの、
充分に素晴らしくバランス取れた状態を発揮していたのですよね
カヌレには美しく + 必要不可欠な要素であるこの酸味が、
好みでない要因として挙げられる場面に相当遭遇しています
よっしゃ!
どちらのグラスがどちらとも告げず二人に手渡してみたところ、
香りも味わいも迷いなく断然 右 と 断言されてしまいましたのでね
ドン・トマーゾの香りの素晴らしさはきちんと認めた上で、
カヌレ一人で抱え込むようにしてピノ様をいただいてましたよ。
むしろラッキー!
カヌレ → 決して アルマン・ジョフロワの回し者ではないのですけれどもね
この度お持ち込みさせていただくワインを思案している最中に、
セラーが上記のような状況になっているのに気が付いたのですよ
ジュヴレ・シャンベルタン 1er ラヴォー・サン・ジャック 1998
マジ・シャンベルタン 1998
ジュヴレ・シャンベルタン 1998 ( ← 今回飲んじゃった子! )
真の実力を発揮している時期を確と見計らいまして、
美しい酸を愛してくださる方々と愉しむことにいたします
話が大きく脱線してしまいました。
地穴子の串焼き
上手に表現できてないのですが 炭焼きいろいろTeam より、
三人で一串で十分なポーションを誇っている穴子の串焼きです
名物 串トン
dancing master → ハラミ ( 横隔膜 ) & カヌレ → かしら ( こめかみ ) 、
後輩ちゃん → コブクロ ( 子宮 ) 各々に惹かれた串は たぶん こんな感じ!
海老のガーリックオイル煮
本日だけのおすすめメニューとして載っていた、
牡蠣のアヒージョも魅力的だったのですけれどもね
パン
パンのご注文を忘れずにと記載されてました
サンテのカスレ
鴨肉とソーセージを煮込んだフランスの美味しい家庭料理です。
想像していたカスレと若干異なるビジュアルでして、
豆類もごろごろ潜んだボリューム満点のひと品でしたよ
新鮮野菜スティック
ん? 此処に来ての野菜スティック?
グダグダなお写真で申し訳ありません
よくわからない間にこのような物体が運ばれてきた模様、
なにぶんカヌレはほぼ一人でジュヴシャン空けてますのでね。
炭焼きチーズフォンデュ
炭で焼いた野菜やソーセージをとろとろチーズで!
そこそこ熟成を重ねたピノ & チーズ、
二点がいてくれるのならば充分幸せです
クレームブリュレ
デザートをいただいているとはたいへん珍しいですね
なかなか濃厚なお話もしていたものでして、
〆のひと品としていただいたのだと思われます
無意識にも体がピノばかりを欲していたのは事実なのですが、
ドン・トマーゾの素晴らしさは認めざると得ないといったところです
カヌレがただ今気に掛かっている点はと申しますと、
その他のアルマン・ジョフロワに関して only ですけどね
全てに於いて居心地よく愉しませてくださるお店で、
dancing master & 後輩ちゃんと過ごしたひとときでした。