さてさて
比較的ゆったりと本番を迎えるホールへと向かいましたよ
当日は生憎の雨模様でして ・・・
う~ん!
秋の京都に身を置いていると言うのに、
こちらの景色で紅葉は精一杯という結果になってしまいました
不思議なほど落ち着いていたのか?
アウェイな環境に焦りと不安に刈られていたのか?
たくさんの想いの詰まった舞台でして、
此れまでには経験のない心境で楽屋入りしましたよ
全国各地から集結してきた皆さまによる、
本番当日午前中に行なわれたゲネプロの様子です。
このような光景を収めている事実からしてみても、
心のゆとりを持ち自らの調節に挑めていたのかもしれませんね
アウェイの強み?
自らで綿密に練り上げておいたタイムテーブルに従い、
動向に影響を受けることもなく心と身体の照準を本番に定めていきました
決して流石と括れるようなお話ではなく、
常にこのように整えられるわけではないものでしてね
舞台を終えて幾日か経た後、
この心境で挑めた理由がわかったような気がします
前日のリハーサルに当日のゲネプロ、
呆れるほどグダグダな内容で終わることなってしまいました。
けれども、不思議と不安は無かったのですよね
其々の段階でやるべきことは遣り遂げ、
本番に於いては普段のスタジオまんまの光景が広がっていました
大切な大切な dancing master と 二人で作り上げてきた過程が、
此れほどまでに本番に於いての底力に繋がったのは初めてかもしれません
強心臓に頑固な意志で対応してきた自信があったので、
自分以外に頼りになる存在なんて無いと思い続けてまいりました
前回の舞台では、本当の意味での partner の 存在の意味が実感でき、
今回の舞台では、本当の意味での dancing master の 存在の意味が実感できました
不・思・議。
何十年間も双方共に身近にあったハズなのに、
まだまだ理解出来ていないことは山ほど存在するものですね
夜の景色の中での京都タワー
本番に於いて悔いが残る部分は、
当然の事ながら山積みで舞台は終了しましたけどね
舞台上で発揮出来るものは、
スタジオで当たり前に出来ていたことの十分の一。
永遠に真摯に向き合い続けよう!
舞台を終えた直後の心境は子供の頃も変わらず、
納得行かず反省に忙しいばかりで今の今に至るのですよね
ふと視線を上げると達成感や感動に包まれ、
涙の渦が出来ている周りの心境が全く理解出来なかった!
僅かのその気持ちもわかったかなぁ?
うぅ~。 やっぱり無理無理!
終えた直後からリベンジの機会が欲しい気持ちになってました
ここ数年で捉え方も穏やかになってきたかなぁ?
大切なことをたくさん知り得た舞台、
こうして歩んでいける人生をつくづく幸せに思います。