昨日
に続きまして・・・
お姉ちゃん → 帰省中!
滞在4日目の様子を綴らせていただきますね
「 A・LAKAKI‐YA 」 でのアペリティフ
を終えたカヌレ姉妹は
カヌレ父&カヌレママの待つ、
カヌレ実家へと急ぎ帰ることにしましたよ
何故かと申しますとね
普段はまったくお料理しないカヌレママが、
お姉ちゃんが帰省しているときだけお料理 (?) がんばることを熟知しているからです。
( ただ今改めて見てみますと、
こちらの面々ではお料理がんばったと言ってあげることは難しい )
寒ぶり&真鯛&紋甲いかのお刺身
この日の午前中にみつ豆ちゃん&カヌレは、
カヌレ父&カヌレママと年末年始の買い出しに行っておりますのでね
その経緯をすべて目撃しております
お姉ちゃんが帰省しているときには、
とにかく白身のお魚を食べさせてあげたいらしい。
そもそも、お姉ちゃんはお刺身でいただくことが好きなのか??
真意は定かではございませんが、
まっ、ことのほか寒ぶりがおいしかったので良しといたしましょう
穴子のタレ焼き
穴子ならばタレ焼きでなく白焼きがいいと、
カヌレは一生懸命訴えていたのですけれどもね
普段から身近にいる次女の言葉は、
まったくカヌレママの耳には入っていない様子でした
普段カヌレ実家でいただいている穴子は・・・
カヌレ父がわざわざ小さなお魚屋さんに出向き、
神経を研ぎ澄ませて温め直した白焼きであることを知らないのかもしれません。
こちらをいただいたカヌレママは、
いつもの穴子の方がふわっとしてておいしいね! と ・・・。
当然過ぎるお話です
きゃらぶきという名前の切り昆布の煮物
カヌレママが申すには、
このきゃらぶきの煮物はお父さんと一緒に作ったの! とのことでしたが・・・
フキのお姿はどこにも見当たりません
そもそもわざわざ二人して、
キッチンに並び拵えるほどのお料理なのか??
まっ、父が用意したのであろう、
こだわり抜かれた干しシイタケがいいおダシを発揮していたので良しといたしましょう
えっ? これだけっ??
主役であるハズのお姉ちゃんは、
大量の納豆と僅かなごはんをいただいていたのだと思われます
カヌレは何週間も前に、
お姉ちゃんと味わいたいブル赤を到着させておいたのですけれどもね
想定通り、お料理がこういった面々でしたので・・・
お姉ちゃんがちょうど一年前より、
カヌレ実家の床下収納に放置したまんまの白ワイン出動です
( カヌレはこの一年の間に実家を訪れる度、
数えきれぬ回数この子の状態を確認してあげておりました
床下収納を過信してますでしょう?
幾度この子をカヌレセラーに避難させようと思ったことか?? )
ブルゴーニュ・ブラン 2006 / メオ・カミュゼ フレール・エ・スール
フランス・ブルゴーニュ
シャルドネ 100%
AC ブルではありますけれども、
管理だけにはベストを尽くしてあげましょうよ
と、申しますか
メオ・カミュゼのカジュアル価格帯のワインは、
ドメーヌ物のオート・コート・ド・ニュイに出逢う機会の方が多かったものでしてね
カヌレとしましては、
こちらのブルゴーニュ・ブランの方に逆に興味があったのですよね。
ひと言で括りましたら、
とんでもなく素晴らしいクオリティー!
AC ブルでここまで仕上げる?
ドメーヌ物でリリースされているワインとの区別は、
選ばれた畑であるか否かだけのお話となるのでしょうかね??
この時は、やっつけ仕事でボルドーグラスなことですしぃ
抜かりなく残りを自宅に持ち帰り、
しみじみと味わってみましたのでまた改めますね
アッ、この子忘れました。 ↓
物産展の中で販売されていた手羽先
カヌレ父は身体が ジャク くて、
普段はお肉や揚げ物の類の物もいただくことが出来ませんのでね
この度のような人数が多い状況では調子に乗り、
その後数日間はかなりな確率で苦しんでいるのが現状なのです。
この度も例外に非ず!
そんな想いをするとわかっていても食べたいのが人間なんだ! と、
至極説得力のない言い訳をいつも聞かされているカヌレママ&カヌレです。
アロース・コルトン 1982 / ドメーヌ・コヴァール
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
カヌレメモ 1681年、アロース・コルトン村で創業した家族がドメーヌの起源。ドメーヌの運営がコヴァール一族になり三代目、
エミーユ氏の時代に大きく発展を遂げる。現在の当主はアンリ・コヴァール。ポマール、ヴォルネィ、アロース・コルトンなどに畑を所有。
先日
、ほんの冒頭だけ綴らせていただきましたけれども・・・
本来はこちらのワイン、
お姉ちゃんと年末に楽しむ予定は全くなかったのですよね。
師匠の元を訪れた際、
めちゃくちゃウマぃと絶賛し&退く気配も見られなかったものでして・・・
「 お家で&一人ぽっちでカジュアル・ブルゴーニュ 」 として!
造り手さんや村に何の想い入れもありませんでしたが、
カヌレセラーにて出番を待ち侘びていた中の1本だったのですよ。
ところがですね
それから幾ヶ月も経過し、
師匠とたわいもない会話も随分と重ねましたがっ!
ここ半年やいや今年一年で、
最も感銘を受けたブル赤は 「 コヴァールの82 アロース・コルトン 」 とまで言い出す始末!
そんなこと言われてしまったら、
普段のシチュエーションでは開けられなくなってしまうではありませんか!
でも、よかった~!
こんなダメージコルクでは、
カヌレだと間違いなく抜栓不可能だったことでしょう。
それでもって!
これっ、めちゃくちゃおいしいぃ!
こんなに美しい熟成を重ねたワインが、
思いも寄らないところに存在するものなのですね。
香りと味わいの調和が見事。
82年の村名格で、
ここまで果実味失わないでいるものなのですね??
アロース・コルトンってどんな村よぅ。
カヌレのつたない表現ですと、
こちらのヴォルネィから
ほんの僅かに香りの華やかさのみを引いた印象に近しいかな??
けれどもこの度の方が、
タンニンと酸のこなれ具合はベストだった気もするのですよね。
もう、よくわかんないけどおいしいぃ!
お姉ちゃんもうっとり~!
何ひとつ?・?なカヌレママの発言に、
突如姉妹して現実に引き戻されるしかなかったのですよ
「 このワイン、香りとおんなじ味がする! 」
そうでしょう!&そうでしょうよ!
そんな熟成を重ねることが出来たワインがおいしいと感じるんだもん
和飲家 ビストロ・ド・イベントス から、
お姉ちゃんがお持ち帰りしてくれた鶏白レバーのムースだったかな?
フロマージュも5種類ほど用意しておきまして・・・
この子が、ちょっと群を抜いておりましたかね?
相変わらず長くなってしまいましたので、
フロマージュに関しましてはまた改めますね
こんな感じでワイワイと、
姉妹2人で年末のブルゴーニュを満喫しておりましたよ。
師匠、素晴らしい・・・。