随分前のお話となってしまいました。
ワインの備忘録 だけ残させていただいて、
その後をじっくり綴れる時間を作れないでおりましたよ
こよなく愛するルココにて!
この度は若干、
抜栓するシチュエーションに頭を悩ませていたワイン達となりますかね?
そんなワインと共に、
シェフの素晴らしいお料理を満喫させていただいたのです。
凛ちゃんと2人、地味ぃに話を進めておりまして!
チョイスしたワインに興味を示してくださるであろう・・・
計4名の皆さまとの楽しい時間が実現することとなったのです
お持ち込みさせていただいたワインとは、
最終的にこのようなラインナップとなりましたよ
先日も綴らせていただきました通り・・・
カヌレセラーから巣立っていったのは、①&③でございます
さてさて! 楽しいひとときの幕開けです
シャブリ 1er ラ・フォレ 2009 / ルネ・エヴァンサン・ドーヴィザ
フランス・ブルゴーニュ
シャルドネ 100%
「 カヌレのいつもの!」
あまりにも登場回数が多いため・・・
チョイスした経緯は割愛させていただきたいところなのですがっ!
この度のメンバーの皆さまは、
比較的どっしりと存在感のあるブル白がお好きな方が多くいらっしゃったものでしてね
正直、この機会に登場させるベキか悩みました
けれども、シェフの繊細なお料理に寄り添っていただくのに・・・
ボリューム感あり過ぎるブル白はあまり適してるとは言えないのではないかい?
前回
の、この想いが払拭できなかったものでしてね
シャブリを自ら購入することは無いので・・・
逆に、この機会にしみじみと味わってみたいです
このような凛ちゃんからの心強い後押しをいただいて、
しつこくも ドーヴィザのワインを登場させることに決定したのです
アミューズ
~ ポルチーニ茸のチュイル Sand かぼちゃと豚のリエット ~
えっと!
この先もすべて・・・
お料理のお名前はカヌレの独断となってしまいます
斬新!
こんなタイプのシェフのアミューズは、
初めて出逢えたひと品だったのですよね!
ポルチーニのたまらない香りを潜めたチュイルは、
カリッカリに香ばしく焼き上がっておりますでしょう!
まったく、表現できておりませんけれどもね
かぼちゃ&豚の優しいリエットが、
ポルチーニのチュイルにサンドされちゃってたのです
ひと品目にして、ヤバいぃ!
前菜
~ 鮎のテリーヌ その肝のソース ~
凛ちゃんからのリクエストの前菜
こちらのテリーヌ、
とんでもないお料理となっております。
横から拝見いたしますと・・・
こんな感じで幾重もの層から成っているのですよね
もはや、解読不可能ですけれども!
鮎の身と骨をすり潰し・・・
不思議な食感とほろ苦い味わいを楽しめる層も存在しましたよ
上空から拝見しましたならば・・・
まんま焼いた鮎が、
鮎の骨のダシから成るジュレに閉じ込められちゃってます。
あまりにも美し過ぎますので・・・
もう、1ショットいかせてくださいまし!
ナイフを入れましたら・・・
こんな断面が顔を出してくれたのです!
ふっくらとした、
鮎の身をまんま楽しめる層も存在したなぁ。
とにかく言葉は不必要でして・・・
複雑極まりなく&とんでもなくおいしいテリーヌなのです
凛ちゃん、どうにかこうにか、
今シーズン中に鮎の前菜に出逢えて幸せだったね。
あれれ?
その他のおしゃべりに夢中でして・・・
ドーヴィザの感想をあまり聞かせていただいていないような??
ひと言でシャブリと括っても、
こんな奥深い物も存在するんだね!
そんな程度だったような?
カヌレとしましては・・・
半年足らず前
にまったく同じものを味わったのですけどね
ボトル差であるからなのか?
半年足らずの間に落ち着きを魅せてくれたからなのか?
ほんとに森のミネラル感じ取れて・・・
よりクリーミーに丸みを帯びた印象でしたよ
さてさて、この時分には・・・
すでに抜栓していただいて、
フライングのテイスティングは始まっておりました。
お魚料理の前の小さなひと皿
素材の旨み&甘さ、もう犯罪的!
見た目にも美しいお料理からは・・・
季節まで肌で感じ取れてしまいますね。
鱧のお料理にしましても、
この度出逢えた鮎のお料理にしましても!
シェフの手に掛かりますと・・・
和の食材もとんでもないひと品に変貌を遂げてしまいますね
さ~て!
興奮してしまいまして・・・
相変わらず長くなってしまっておりますのでね
続きます → メインのお料理 ふた皿
シャンボール・ミュジニー味わい比べも、
まだまだ始まったばかりな状況ですのでね。
後編へと・・・
またまた改めさせていただきますね