昨日
に引き続き・・・
めちゃくちゃ、楽しかった!
「 秋のお料理とワインを楽しむ会 」 での様子、綴らせていただきますね。
1番おいしくいただける温度を模索しつつ・・・
2本目の白を楽しんでいる最中でございます
シャルドネ 2003/ロッカ・ベルナルダ
イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
シャルドネ 100%
想定していたのと同じくらい、
ぶ厚くてボリューミー! とは、申し上げつつ・・・
適温を見つけ出しますと、
単純ではない、奥深さ&繊細さも持ち合わせた1本でございましたので
結局のところ・・・
全く個性の違う、
ガヴィとシャルドネ
こんな2本を選びたかった! という2種類の白を、
皆さまにも、堪能していただくことできたことと願っております
お料理の方は、
待望のパスタ料理へとまいりますよ
パスタ1皿目
~世羅木の子と小エビのホウレン草を練りこんだタリオリーニ~
こちらっ! めちゃくちゃ、おいしかった~
キノコのチュルッとした食感と、
手打ちのタリオリーニの、ツルツルと喉を通過する食感
もう~、たまらないのでございます
シェフのパスタ料理!
やはり、神降臨でございますよ。
今回出逢えたお料理の中で、
カヌレ→ 最も悩殺されてしまったひと品でございます
風味豊かなキノコたちがですね!
ぶ厚めのシャルドネと、
これまた素晴らしい相性を、発揮してくれたのでございますよ
自家製パン2種類
ランチの時間帯では出逢えない、
シェフの自家製パン2種類でございます
~全粒粉のフォカッチャ~
シェフのフォカッチャは、
ほんと、やさしい焼き上がり
粒々岩塩のアクセントが、ステキでございます
~かぶの葉を練り込んだ丸パン~
こちらですね・・・
パカッ! と、ちぎっちゃいましたなら・・・
鮮やかな葉っぱの緑色がお目見えするのでございますよ
パンでお腹を膨らませている場合じゃないよね??
皆さまとそう嘆きつつ・・・
おいしさに、ついつい手が伸びてしまうのでございます
さてさて
当初の予定では、
2皿目のパスタ料理といたしまして
カキと水菜のクリームソースを、
リングイネに変更していただいて、チョイスしていたカヌレたちでございます
けれどもですね。
1皿目のパスタ料理のポーションをお見受けした途端、
2皿目をいただいていては、メインのお料理にはたどり着けないと判断
シェフのパスタ料理!
こよなく愛しておりますからね
苦渋の決断ながら、
メインのお料理へと進めることにいたしましたよ
加えてですね
前菜2皿目&パスタ料理1皿目にして、
これまたちょうど、2本目の白が底をついている状態だったのでございます
ボリューミーなシャルドネでございましたからね
あまり進まないことも覚悟していた次第でございますが、
いつの間にか底をついておりまして、感激でございますよ~
だって! それだけ・・・
皆さまにも、おいしく味わっていただけたってことでございますものね
ヴィノ・ロッソ ( ホワイトラベル ) ロッソ 1997/イ・バルジー二 ( フィリップ&ディサント )
イタリア・トスカーナ
サンジョベーゼ 50%、カベルネ・ソーヴィ二ヨン 50%
カヌレメモ 夫婦2人で営む、小規模ワイナリー。キャンティ地区に広がる僅か5.5haの畑は、
石灰質を多く含む土壌、かつ畑が急斜面にあるため、素晴らしく水はけが良い。
こちらはですね
正直申し上げてしましますと、
当初は、あまりトスカーナに興味がございませんでしたカヌレに・・・
入手しておかない手は無いと促され、
出番を待ち詫びていてくれた1本でございます
もちろん→ 最も期待大!
けれども→ 不安も拭いきれず。
この子の長所を最も引き出してあげられる、
状態&味わい方を、おうかがいしてみましたところ
温度は現在の生活温度で!
抜栓のタイミングは・・・なんとっ!
夕方からの会でしたら、
当日の朝には抜栓がお薦めです、とのことではございませんか。
まぢで??
そんなに早く抜栓してしまって、
くたびれてしまいやしないかしら??
数日前にお店に持込させていただいた際、
奥さまと、よくよく思案し直していただいた次第でございます
結果
トスカーナの97は、
素晴らしいヴィンテージなことでございますし・・・
2時間前抜栓くらいでは開かなかったケースにも、
これまでに、遭遇してこられたとのことでございましたので
お薦めの言葉を信じまして、
午前11時には抜栓しておいていただいた次第でございます
共にいただきましたお料理とは・・・
メイン料理
~ホロホロ鳥のオーブン焼き~
絶妙な火入れ加減のホロホロ鳥に、
りんごとかぼちゃの優しいピューレがたまりません
トリュフの豊潤さも加わりまして
申し上げるまでもなく・・・
めちゃくちゃ、おいしい~!
で、ワインでございますが・・・
グラスに注いでくださっている段階から、
とてつもなく、華やかな香りでございます
あんまし上手に映せておりませんが、
色合いも、熟成が進んでいる状態でございましたね
ひと口味わってみまして・・・
おっ、おっ、おいしい~
酸もタンニンも見事なバランス!
若干の澱も見受けられましたが、熟成時期もなかなかベストなタイミングだったのでは??
この価格帯で!
こんなに素晴らしいワインが存在してしまうのでございますね
またまた、
熟成トスカーナにしてやられましたよ
しかし、本来持ち合わせている力とは、
どれだけパワフルだというのでございましょう?
午前中の時点で抜栓しておかず、
2時間前くらいに抜栓→ デキャンタージュでは
このおいしさは引き出せなかったかもしれません
脱帽・・・
ワインのお味を見ていただいて、
こちらに合わせてシェフが用意してくださったスペシャリテとは・・・
パスタ料理2皿目
~イノシシ肉のラグーソース・ペンネ トリュフと共に~
それでなくともおいしい、
シェフのパスタ料理でございますが・・・
決してモダンな造りではない、熟成トスカーナ
こちらと共に・・・
イノシシのラグーソースで合わせてきてくださるなんて
その感激は、
言葉にする必要もございませんね
メニューには挙がっていないひと品でございましたが
シェフの手にかかると、
こんな素敵な出逢いが実現してしまいます
さてさて
ビクビクでございました、
カヌレチョイスのワインたちでございますが・・・
暴露させていただきますと、
どちらも、かなりお手軽価格なワインでございます
リアルなお話
ワイン代をお伝えしましたなら、
皆さまに、驚かれてしまいましたもの
それぞれに長所を引き出してあげることが出来たならば、
素晴らしいワインとの、出逢いがあるものでございますね
シェフのおいしいお料理、
すっかり満喫させていただきました
とんでもない時間が、
すでに経過している状態でございましたよ
シェフ&奥さま
この度も・・・
ごちそうさまでした
お手間を取らせる、
数々のお願いを叶えてくださって、ありがとうございます
そしてなにより。
こんな幸せな時間を、
共に過ごしてくださった皆さま
ありがとうございました
カヌレは・・・
ほんとにほんとに幸せモノでございますね!