皆さま!
このお話、どうぞ聞いてくださいな
知らないって・・・恐ろしい
けれども
知らないって・・・ときに、素晴らしい
このたび!
上京する旨、お姉ちゃんに伝えまして
ランチにお邪魔するのに、
どこか気になっているお店はなぁい と、聞かれましたさ!
( 決して、用意周到な人ではございませんので・・・ )
上京する、
1週間前くらいにですね
1週間前に聞かれてもですねぇ・・・
どちらのお店にしたって、
予約を入れるのは難しいってものでございましょう?
で、カヌレ
そりゃ! 池尻のレストラン・オギノ には、
いつかは、お邪魔してみたいとは思ってるけどぉ~
と、答えましたよ
おいしくて&コスパが高くて、
多くのファンがいらっしゃるようですし
予約は、数ヶ月待ちは当たり前とうかがっておりましたから
もちろん!
ほぼ、投げやりな気持ちでですね
そうしましたならば
次の日曜日、
ランチの空きはありませんか と、お店に電話をかけたらしい
ひぇ~! 無謀過ぎるぅ
案の定・・・
あいにくその日は、
すでに、予約で満席をいただいております
との返答をいただいてしまったらしい・・・
そりゃ、
当たり前じゃ!
と、申しますか
1週間前にそんなこと聞く人
↓
間違いなく、いない、いない
その後、数日に渡り・・・
どうにかこうにか対策を考えてくれたらしく
なんと
カウンターでよろしければ、
2席ならばご用意させていただきます
とのことではございませんか!
直前に、
キャンセルでも出たのでしょうかねぇ
まっ! どちらにしろ、運がついている人でございますよ
そして、これまた素っ気なく
行きたいって言ってたお店、
ランチの予約を入れておいたよ~! とのメールでございます
経過を知らない、カヌレ・・・
意味がわからない、カヌレ・・・
お姉ちゃん、ありがとう~。
ひとまず!
心の底から感激しまくり状態でございました
後に、
また綴らせていただこうと思うのですが・・・
池尻大橋とは
カヌレにとりましては・・・
良きも悪きも想い出の詰まりまっくた街
当時を思い出しながら、
テクテクと、2人お店に向かいましたよ~
住宅街に、
こじんまりとしたお店がポツンと出現
当時は、こんなお店はなかったなぁ~
いえいえ!
この頃には、もちろんワクッワク
肩ひじ張らない店内は、
すでに、満席状態でございました
場所柄もございますかね?
ご近所にお住まいであろう、
海外の方も、大変多くいらっしゃいましたよ~
カウンターに腰掛けまして・・・
ランチは、
こちらのプリフィクススタイルのコースと・・・
シェフのおまかせコースのみでございますね
まっ!
お姉ちゃん&カヌレのランチでございますから
この日、
グラスでいただけるワインも念頭に入れまして
どちらをチョイスするか、悩む悩む
マルサネ Le Clos des Recilles 2008/エルヴェ・ミュラ
フランス・ブルゴーニュ
シャルドネ 100%
カヌレメモ ニュイ・サン・ジョルジョの北東にあるコンクールという村にカーヴを構える若き造り手さん。
1950年代に彼の祖父がドメーヌを開始。こちらのキュヴェは3樽のみしか生産されない希少なもの。
しっかりとしたタイプのシャルドネ、という説明でございましたが・・・
カヌレとしましては、
北の方で造られた、いかにも綺麗なイメージでございました
蜜っぽくもあり、ミネラル感もあり
ほどよく酸もきいて、
なかなか好みのシャルドネです~
前菜→ スープ→ 主菜→ デザート
ザックリ、
こんな流れでございますけれどもね
せっかくですから、
2種類ともいただけるようにチョイスいたしまして・・・
2人でシェアさせていただきましたよ
前菜①
~半生に火を入れたサーモン 香草風味のサワークリーム添え~
こちら
わぁ~! って・・・
歓声を抑えきれないくらい
めちゃくちゃ分厚い、
存在感たっぷりのサーモンなのでございます
それでなくとも、
お口の中ですぅ~ととろける、脂の乗ったサーモンですのに・・・
火の入り具合が、もう~絶妙
サワークリームと共にいただきますと
ひと味違った、
まろかな味わいが楽しめちゃうのですよね
ひと品目から、
続くお料理を期待せずにはいられないですよ!
もうひとつの前菜
これまた!
やっばいお料理が運ばれてまいりました
前菜②
~仔羊のトマト詰め オーブン焼き~
ひゃ~
こちら
このお値段設定のコースの、
前菜のクオリティーなんかじゃございませんよぅ。
トマトのヘタからなる、
その蓋をオープンしちゃいますからね
じゃん。
もう~、
やられちゃいますでしょう?
臭みがないよう、
仔羊は、比較的しっかりと味付けされているのですけれどもね
トマトとそのスープが、
とっても爽やかに演出されてるものでございますから!
おいしいぃ~
意外にも!
マルサネと白と、素晴らしい相性となっていたのですよね
自家製のパンは、
カンパーニュってところでございましょうかね?
中はふわっふわ
更には・・・
もう、喜ばせてくださいますよ
お店ご自慢の一品!
豚のリエットと共に、
いただいてみてくださいね!と・・・
こちらのリエット
↓
絶妙な塩加減でございますよ
まるでホイップ?
口当たりが、
素晴らしいのございます
このリエットのための、カンパーニュ
このカンパーニュのための、リエット
まさに、
そんなコンビネーションでございましたね
スープ①
~ヴィシソワーズ~
まぁ~、こちらは!
何をどうしましたら・・・
この滑らかさが生まれてくるのでございましょうね?
まったりと来ず、
優しく包まれるようなポタージュでございましたよ
スープ②
~ゴーヤ入りグリーン・ガスパッチョ パイナップル風味~
淡い緑と黄色のコントラスト、美しい~
けれどもその美しさとは
綺麗なバラに潜む棘のようなものでございますよ
こちらのガスパッチョ
きっちりとスパイスが効いてまして、
かなり、パンチのある味わいでございます
だっ~て!
ゴーヤが使われているんですものね
けれども
このスープに限らず、
お料理全般に言えることでございまして・・・
味わいのバランスと言いますか、
そのまとまり具合が、素晴らし過ぎるのでございますよね
カヌレ姉妹の座るカウンターの前には、
ワインをサーブしてくださる方がいらっしゃいまして・・・
そちらの方!
オーナーでらっしゃるのかと、お見受けいたしましたが
お姉ちゃん
ワインを担当してらっしゃる、
マネージャーさんでいらっしゃったみたいよ~
なぜ
わざわざこうして、
このことについて、綴らせていただきましたかと申しますと・・・
後になってから!
気が付いたことなのでございますが。
この時点で姉妹共に
まるで計算されたかのように、
心地よいペースで、白をいただき終えたところだったのでございます
もちろん!
次にいただくワインなんて、まだ告げていない状態でございますよ
つ・ま・り・・・
チョイスしたメインのお料理に目をやりながら、
次に、こんなワインを告げてくるだろうことを予想して・・・
このペースだと、
このマルサネの白は、このスープを終えた時点で空くであろう
そこまで考えて指示していた、
お料理の提供間隔だったと思われます。
お料理に合わせまして
こちらが、
ワインを選択するまでもなかったのでございますね
さすがだなぁ~
こんなカジュアルなランチですね
目を配ってくださる範囲が、
素晴らし過ぎるってものでございますよ
さてさて!
メインのお料理へと続くのでございますが・・・
またまた、
とんでもないものがやってきてしまいます。
東京在住の方!
即、予約をいれたくなることは、
間違いないと思われますよ~。
ではでは、
改めさせていただきますね