バレエの舞台の打ち上げと申しますと
その時々の主催の団体の個性
打ち上げを行うことの主旨
などなど
いろんな要素を含めまして、
会の内容も、ほんと様々でございます
そんな中、
カヌレが最も実感しておりますこととは・・・
やはり、
時代の流れ!ってところでしょうかね
子供の頃の打ち上げの方が、
逆に、豪華でスペシャルで華やかだったかもしれません
打ち上げ ( ごとき・・・ ) の為に、
毎回、ドレスを新調しなきゃならないんだから って・・・
カヌレママが、
嘆いておりましたもの
カンパニー所属時代は!と申しますと・・・
またまた逆に、
スタジオ自体が恵まれておりましたもので
会場などには出向かず
広いスタジオを利用して、
豪勢に、打ち上げを行うケースが多かった印象でございます
舞台の公演回数が、
ハンパないものでございましたので
そういう手段を取っていたのかもしれませんね
一方、バブル時代は!と申しますと・・・
バニーちゃんまで登場します、
会員制クラブを、豪快に貸し切りまして・・・
その価値も理解せず
ドンペリを浴びる!
なんてケースもよくあることでございました
その他、いろいろと思い起こしてみますと
ホテルのパーティー会場を貸し切って、
程よい規模の打ち上げを行う!というシチュエーションが、最も多かったように思います
現在は!と申しますと
よりアットホームになり、
気軽に、本当の意味での打ち上げを楽しめるようになってきた印象でございますね
そんな数々の歴史を踏まえまして
今回の舞台の打ち上げとは!
規模も、お料理やワインの内容も・・・
とても調和が取れていて、
心温まるものでございましたので!
めずらしいことではございますが・・・
その内容を、
サラッと綴らせていただきますね
その会場となりましたお店とは・・・
ドイツ料理をメインとします
Imbiss 黒の森
というレストランでございます
以前、カヌレも・・・
一度だけ!
ランチでお邪魔したことがございますが
こだわり抜いたドイツ料理のお店 というより・・・
古き良き、
幅広い洋食を楽しませてくださる!そんな印象でございますね
舞台の打ち上げとは!
決して、ワイン好きの集まりではございませんので
いただきたくなるようなワインが、
用意されているケースの方が、稀なことではございますが。
お店に入り→ 間髪を入れず
目ざとくも・・・
数本のワインが冷やされいるのを発見
後に、耳にしたことなのでございますが・・・
ワインラバー、
という情報を仕入れてこられて
喜んでくれるだろうと、
主催の先生が、お願いしてくださっていたようでございます
乾杯は!と申しますと・・・
数㌢ほど、
ビールに付き合わせていただきましたよ
早速、ワインへとシフトでございます
シャブリ 1993/ルペ・ショーレ ( シャトー・ド・ヴィヴィエール )
フランス・ブルゴーニュ
シャルドネ 100%
カヌレメモ シャトー・ド・ヴィヴィエール→ 1628年頃に建てられた極めて古い歴史を持つ。そのワインは王室でも評価され、
かつてはルイ14世の結婚式の膳にも上がったと言われている。ルペ・ショーレ→ 本拠地はニュイ・サン・ジョルジュ。
まずは
このシチュエーションで
こんな古いヴィンテージのシャブリが用意されてることに・・・
驚きを隠せず
そして・・・
古いヴィンテージのシャブリ!というところに、一抹の不安を覚える
( しかも、村名なことだしぃ )
けれども、これっ!
驚くほどに、
おいしかったです
シャブリらしい端麗さを残しつつ、
年月を経た熟成感、複雑味もしっかり味わえたような・・・
このグラスは、ご愛嬌ね。
ドイツ料理のお店でございますからね!
普段はおそらく・・・
ドイツビールなどの方が、需要があるのでしょうね?
舞台終了後!
初めて口にしたワイン
こちらのシャブリに感激でございます
まずは・・・
看板メニュー
自家製ソーセージの盛り合わせ
付け合せは、
ザワークラフトで合っておりますかね?
ドイツらしい一皿でございます
続きまして・・・
お魚料理
ヒラメのポアレに、
ぷりぷりの海老や新鮮なお野菜
ソースが優しくて・・・
こちらのお料理、おいしかった~
申し訳ないまでに
お料理の説明が、
ちっとも、耳に入っておりませんでしたけれどもね。
用意してくださったパンも、2種類
こちらは・・・
バターがじゅんわりしみ込んだ、
こんがりバケットでございましたね
こちらは・・・
少々、
ドイツらしさもございましたかね?
お魚料理のソースを、
しっかりぬぐって、召し上がってくださいね と・・・。
ピースポーター・ミヒェルスベルク 2007/カール・ハインツ
ドイツ・モーゼル
えっ~と
2本目にして、
早々にドイツでございます
どれがワイン名なのか
どれが造り手さんなのか
品種なんて
もちろん、
わからずでございます
随分甘口に感じましたけども、
やはり、リースリングが主なのでしょうかね?
続きまして・・・
ブロッコリーとドライトマトが潜んだ、
古き良き、コーンポタージュってところでしょうかね?
ドロッと濃厚で、
ワインが進んでしまいましたよ
さてさて
この辺りで・・・
この度の舞台監督に、痛いところを指摘されてしまいましたよ
その時々で使用するホールが変われど、
もう幾度も、
共にする舞台の、監督を務めてくださっている方でございます
踊り終えて・・・
更に、レべランスを終えた後
前日のゲネプロでは、
下手にハケておきながら・・・
当日の本番では、
上手にハケてしまうものだから・・・
一瞬、ヒヤッとさせられてしまったよ! と・・・。
まあ~、長時間にもわたる舞台
細部の細部に至るまで、
よくぞそこまで、把握してらっしゃるものでございますね。
はい、はい
踊り終わり・・・
確実な形で止まることに、多少の危険が予測できましたのでね
とっさの判断で、
止まる軸足を変更しましたなら
自然と・・・
ハケる方向も、変更せざるを得なかったのですよね
舞台監督の目とは・・・
決して、あなどれません
けれどもやはり
ダンサー以上に、
各々ホールの構造に、詳しくてらっしゃいますからね
今後役に立つであろうお話も、
たくさん聞かせていただくことができましたよ
サラッと綴ると申し上げておきながら・・・
ドイツワインに、
すっかりやられてしまいました
メインへと続くお料理
意外にも!
おいしくいただいた、
ニューワールドの赤ワイン
後編へと・・・
また、改めさせていただきますね