さてさて
前編 に引き続き、
美食を愛する女性の会、後編を綴っていきたいと思います
美しいロゼに続きまして
⑥シャサーニュ・モンラッシェ ブラン 2008/ジャン・マルク・モレ
フランス・ブルゴーニュ
シャルドネ 100%
カヌレメモ ジャン・マルク・モレ→ ブルゴーニュの名門モレ家を代表する造り手。
安定した酒質でゆるぎない評価を得ているシャサーニュを代表する造り手でもある。
このシャサーニュ・モンラッシェ・ブランは長期熟成も可能だが、早いうちから楽しめる伝統的なブルゴーニュスタイル。
凛ちゃんが、持参してくれたもの
凛ちゃんとご一緒する機会が多く・・・
今回のワインをセレクトするのに、
頭を悩ましているのを、目の当たりにしてまいりましたが・・・
まずは、ひと言
ザックリと決められた価格帯の中から、
ブルゴーニュの白で、ブランでもなく村名のワインを・・・
それも名高い造り手さんの中から、
よくぞ、これほどまでにおいしい1本を、見つけられるものだねぇ~
決してキリッ!ではなく、
ほんとにやわらかくて、癒し系
ぶ厚さも感じられるのにタルくなく
なんて、上品な味わいのワインなのでしょう
危うく、またボトルを抱えていただきたくなってしまうほど
カヌレ!
どツボに好みの、シャルドネでござました
出逢わせてくれて、ありがとう
そして、そして!
こちらのシャサーニュとまた、
素晴らしい相性のお料理がやってまいりました~
お魚料理
天然鯛のポアレ
モリーユ茸のソースです
旬の天然鯛の身が、
それはもう~、プリップリで・・・
そちらが香ばしく焼かれているものですから
↓
たまりません~
モリーユ茸とバターのスプーマ仕立てのソース
しっかりとしたダシが出るからですかね?
シャサーニュと共にいただきまして
コクがあってまろやかで・・・
たまらなく好みの、組み合わせでございました。
続きまして・・・
ワインは赤へと移ります
⑦ヴォーヌ・ロマネ クロ・デ・レア 2001/ドメーヌ・ミシェル・グロ
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
カヌレメモ ヴォーヌ・ロマネの中でもトップクラスの評価を受けるグロ一族。その長男、ミシェル・グロ。
ニュイ・サン・ジョルジュに隣接するクロ・デ・レアは、父親が最も愛した畑で、モノポール。
mayumiちゃんが、持参してくれたもの
ミシェル・グロ
↓
比較的!
これまでに味わう機会に、恵まれてきた方だとは思うのですが・・・
クロ・デ・レアは、
ようやっと、めぐり会うとこができましたので
めちゃくちゃ楽しみにしておりました~
こちらは、ルココの方々も、
デキャンタージュするベキか否かで、悩んでいらっしゃいましたが・・・
結局、デキャンタージュせずに味わってみることに
カヌレとしましては!
↓
素晴らしい調和
まさに!こちらのひと言につきるピノのように感じましたよ~
華やかで・・・
ちょうど10年経過しているけれども、果実味たっぷり
けれども・・・
やはり!素晴らしい熟成を重ねているんだろうな~と、感じました
絶賛者
セレクトしたmayumiちゃんが言葉にしていた通り
↓
確かに、
想像していたより、元気たっぷり!という印象
これが、クロ・デ・レアの特徴のひとつでもあるのですかね?
おいしい~。
正直、
枯れ気味なピノの方が好みのカヌレではございますが・・・
この1本には、すっかりやられてしまいました~
皆さまのお肉料理がやってまいりました
北海道産・仔羊のロースト
( お手数お掛けしております
purinさんに便乗して、カヌレもメインのお肉料理を変更していただいております )
このお料理いただいたら、
羊苦手な思い込みなんて、ふっ飛んでしまいますから
↑
凛ちゃんの、この有り難い言葉をいただいて、
ひと口お味を見させていただきましたなら・・・
特有の臭いなどもちろんなく、ミルキーでおいしかった~。
そして、やはりこちらのお肉料理には、
お次のボルドーと共に、素晴らしい出逢いとなっていたようでございます
⑧シャトー・ブラネイル・デュクリュ 2004
フランス・ボルドー
カベルネ・ソーヴィニヨン 70%、メルロー 22%、カベルネ・フラン 5%、プティ・ヴェルド 3%
カヌレメモ 格付け4級。サン・ジュリアンとしては個性的な、スパーシーな風味を持つ。
程よいタンニンとエレガントな酸のバランスがよく、奥深いく上品な味わいが特徴。
ヨシリンさんが、持参してくださったもの
エレガント系から選んでみました!と、
おっしゃってましたよね
タンニンが穏やかで・・・
なめらかで、おいしい~
ボルドーに突入しまして、
見事なまでに言葉数が減るカヌレを、お許しください
なにぶん、味わってきた経験も、
もちろん知識も、大幅に遅れをとっている次第でございます
けれども、決して苦手なわけではございませんで
好みのボルドーに出逢えたときのカヌレの指標とは
↓
これ、おいしい~!と言葉が漏れ
いつの間にかグラスが空いております
実のところ・・・
最もわかりやすい表現法だったりして ↑
お肉料理と共に、
味わいながら、すっかりいただいてしまっておりました~
お肉料理
ホロホロ鶏のロースト
こちらもう~
絶妙な火入れ加減で、めちゃくちゃおいしかったです。
ハーブの効き具合がとても心地よくて・・・
サラリとしたソースが、
おいしさを、さらに引き立ててくれているのですよね
とってもおいしそうでしょう~。
苦みのあるお野菜が、
これまた、それぞれに絶妙な食感に調理されていて・・・
素晴らしい、ひと皿になっておりました~
ふふふ
こちらのソース、何のソースだったのでしょう
さてさて!
最後のワインです
⑨シャンボール・ミュジニー 1er レ・シャルム 1998/ドメーヌ・デ・シェゾー
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
カヌレメモ ドメーヌ・デ・シェゾーは、地主であるメルシェ家が所有するドメーヌ。ワイン造りには興味がないとのことで、
自身では栽培・醸造を行わず、メタヤージュにてワインを造り出している。貸し出し先は凄い顔ぶれで、「ポンソ」、
「ルネ・ルクレール」、「ドニ・ベルトー」という、ジュブレ村を代表する生産者3軒にワイン造りを委託し、出来たワインの半分が、
ドメーヌ・デ・シェゾーのワインとしてリリースされます。中身は彼らのドメーヌのものと同じもの。
シャンボール・ミュジニー レ・シャレムは、ポンソが借りている畑で、ポンソが造り上げたワインです!
こちらは、カヌレが持ち込ませていただいたものです
えっ~と
こちらの1本に決定しました理由とは
お時間許されます方は・・・
こちら
を、ご覧になってみられてくださいな!
浅田シェフは、
どんな流れでワインを持ってこられるのだろう・・・ と思っておりましたもので、
こちらが最後で、少々びっくりいたしました
先日も申し上げました通り
一週間前には、到着させていたにも関わらず、
まだ、澱が落ち着ききっていないのには驚きでした~
こちらはッ!
凄いぃ~
mieさんが、
モンスターワイン!と、命名してくださいましたが。
まさにそんなイメージでございましたね~
本当に、
おそろしいほどの存在感を放っておりました
おいしい~
カヌレとしましても、
これまでに出逢えたブルゴーニュの中で、トップに躍り出たと言っても過言ではありません
出逢えて、幸せ
とは申しましても
持ち寄りの1本と選ぶというのは、
楽しくて、楽しくて、仕方ありませんもので・・・
カヌレなりに、
一応、相当悩んでみたのですよね~
造り手はポンソでしょう
じゃああえて、まだ99は外しておいて、98にしておこう
でも、シャンボール・ミュジニーから選ぶならねぇ~
ヘタすると、
98だったら、枯れに踏み入れてたりするのかなぁ
いやいや、やっぱりポンソの骨格の太さを信じて
モレ・サン・ドニやジュヴレ・シャンベルタン系でなくても
↓
98でプルミエを選んでみることにしよう
まっ
悩んだところで、その程度でございますけどね
結果
とても良い熟成が進んでいるんだろうな、と実感せざるを得ないまでも
香りも味わいも元気&元気!
そして、すごい存在感になっていたわけです
カヌレ個人的な意見としましては・・・
もう数年熟成を経たら、より好みのものになってしまうのかも~。
そんな感じでございましたが・・・
まあ~、間違いなく
カヌレ周辺のワインラバーからは、
ゴウゴウと、反対の嵐を受けることが目に見えるようでございますので・・・
素晴らしい飲み頃だったことにしておきましょう
チーズの盛り合わせ
今回も、ワインラバーのメンバーのために、
デザートをチーズへと変更してくださってました
手前から・・・
コンテ
ラングル
カマンベール
フルムダンベール です
後半のワインたちです
今回、8人というメンバーでしたので、
全ての皆さまと話し込めなかったのは、とても残念ではございましたが・・・。
カヌレ周辺のテーブルでは、
好みのピノのお話など、花が咲いておりましたよ~
今回ほどの、素晴らしい状態で、
おいしいピノが2本並ぶことは、なかなかないことのように思います
とってもあり難い出逢いではありますが、
運が良かった!というのが、大半を占めていたりして・・・
おもしろいほどに、好みも分かれておりましたね
最後のワインを手にしたmayumiちゃんが、
↓
疲れ切ってる時期だから、このピノがめちゃくちゃおいしいの。 と、言い残して・・・
撃沈しちゃっておりましたね
そうそう!
単純に好みだけでなく、体調なども充分関係してきますよね
あっ
浅田シェフは、わざわざドメーヌに足を運ばれるほど、
ドメーヌ・デ・シェゾーのワインファン!という話を、うかがっておりましたので・・・
お味をみていただいて、
感想を聞かせていただきましたよ
↓
さすがだね~
かなりの骨格のワインなだけあって、とても力強いね
やっぱりさすが・・・ポンソだね
で、ございましたよ
( ↑ つまり、もう少々待った方がよかったのですかね? )
今回の、美食を愛する女性の会!も
素晴らしいお料理と、
素晴らしいワインたちに出逢えましたね
何回か参加することが叶わず、
こうしてまたご一緒して、楽しい時間を過させていただきますと・・・
改めて、幸せだな~!と実感しました
こんな出逢いに!
こんな機会に!とても、感謝しております
ルココの皆さま!
ご一緒してくださった皆さま!
ありがとうございました
( 後日、いろんな方から、後半の記憶があやしい・・・というお話を耳にしまして、びっくりですよ~ )
( 8人で9本、まあ~、当たり前のお話ですかね? )