先日 も綴りました通り…
「ご近所さまのお夕飯」に、お邪魔させていただきました
kecoちゃん ご家族の皆さま、今回もありがとうございます
7月
にお邪魔させていただいて以来です~
今回は、凛ちゃん ゆうくんともご一緒に…。
kecoちゃんはお料理の準備に忙しいので、最寄の駅まで2人を迎えに上がりましたよ
ひとまず!車を置きに、カヌレ宅へ
( カヌレのスペシャル駐車テクニックを、披露したかっただけだったりして… )
生もずくちゃんとの、初対面も果たしてくれました
( みつ豆ちゃんが抱っこしているだけで、2人とも触れてくれなかったりして… )
そんなこんなで、3人でワイワイ!kecoちゃん宅へと、向かいました~
お宅に到着すると、すでにたくさんのお料理を用意してくれてました
暑い日が続いておりましたが、
お父さま お母さまもお元気な様子で、ひとまずホッ~と。
初めてお邪魔した凛ちゃんは、
お部屋のカメラコレクションの数々に、圧倒されてましたね
ひとしきり落ち着いた後、まずはこちらで乾杯です~
①セグラヴューダス ブルート・レゼルバ・エレダード (カヴァ)
スペイン・カタルーニャ
マカベオ 67%、バレリャーダ 33%
カヌレメモ
過去に、「スパークリング・オブ・ザ・イヤー」を受賞!
まずは、ボトルの風格 高級感にビックリ
ヘタすると、少々サーブし辛いくらい
重たくて、存在感に満ちたボトルでした
スペイン!と言うと、
元気でパワフルなイメージを、勝手に持っておりましたが…
とっても細かい泡
繊細で、クリーミーなカヴァでした 早速、おいしい
元々箱入りの、こちらのカヴァですが、
お父さま→ その箱も、コレクション物を保管するのに使ってらっしゃって…
これまた、ワインへの愛情ですね~
ではでは!
ひとまず、泡 白によく合いそうな、kecoちゃんのお料理を
今回も、途中誰も席を立たずに済み、みんなでお話を楽しめるようにと
いろいろ思案して、お料理してくれてました
ひらめのカルパッチョ仕立て
こちらは、お母さまが用意くださったとか
味つけを心配してらっしゃいましたが、とてもおいしくいただきましたよ
塩こしょう、オリーブオイルのシンプルな味つけで、
素材の美味しさが、より引き立ってました
エンガワ、最高~
鮮やかな前菜・4品
アボカドをスモークサーモンで巻いたモノや…
同じくスモークサーモンで、お野菜やケッパーで巻いたモノ
更には、ローストビーフとハムを使い分けて、
違う味わいの2種類の巻物を、用意してくれてました~
こういう、ひと口でいただけるお料理!いいですね~
白に移ってからも、チビチビいただいておりました
具だくさんサラダ
おそらく
全ての残った食材を、ドレッシングでおいしくまとめてくれたんだよね~
こういうところ、ほんとに「お夕飯にお邪魔している!」感に浸れて…、
しみじみします
さてさて 白へと移ります
②リュリ 1er ル・クロー 2007/ヴァンサン・ジラルダン
フランス・ブルゴーニュ ( コート・シャロネーズ )
カヌレメモ
サントネイの畑を父から譲り受け、後→ムルソーに本拠地を移転!
こちらは、ゆうくんが持参してくれたモノ
リュリと聞いていたので、当然「赤」なのかと、勝手に思っておりました
これはッ!おいしかったですね~
2007だけど、とても芳醇で
果実味を充分に持ち合わせながらも、少々厚く、単純ではない感じにまとまってました
味わっていて、しみじみ幸せを感じるワイン
違う造り手さんのリュリの白、試してみたい気持ちを抑えらずにはいられません
こちらが幾分芳醇でしたので、またまたおいしくいただけるお料理を
いろいろ加工肉・3品
奥のが、ちょっとスモークを感じる生ハムで…、( → これ、とっても好みでした)
手前は、数種類のスパイスが入ったハム
更には、前回もすっかりおいしくいただいたローストビーフ
こちらのソースが、またまた絶品なんですよね~
ゴロゴロ夏野菜のラタトゥイユ
爽やかで、とってもおいしかったんです
ナス、ズッキーニ、タマネギ…などなど
夏野菜を中心に、甘いお野菜が盛りたくさん
そうそう!かぼちゃも使ってくれてたんだよね~
ラタトゥイユにかぼちゃ。ホクホクの食感が、不思議とよく合うのですね
生ハムとトマトの冷たいカッペリーニ
暑い夏には、これこそピッタリです~
バジルの香りが涼やかで…
ツルツルいただけて、いいですね
さてさて
今回は、また別のまとめ方をした、「お父さまのワイン記録ノート」 を、
見せていただけましたよ~
ちなみにこちらは…
ブルゴーニュ・赤 「グラン・クリュ」 版
前回見せていただいた、「在庫の管理ノート」にも感銘を受けましたが、
負けず劣らず今回も…
こんな風に各国、各地に分けて…、
味わった日付や感想に始まり、
そしてもちろん!共に楽しんだ方々との、思い出の記録が…
ご家族やご友人、ワインに対する愛情が、
またまた、ヒシヒシと伝わってきますよ~
そして、これまたビックリ
見え辛くて申し訳ないですが…
ブルゴーニュの地図も、全部手書き
細かい村名も、ちゃ~んと記載されてました
よくよく目を凝らして見てみると…
最も細かい文字で書かれているのは、ヴィンテージ!
もしかして!記載してあるヴィンテージは、既に味わい済みってことなのでしょうか~
ところどころ、その感想の記録も、マークされてますね
過去のワインに、現在のワイン…
そして貯蔵庫で待機している、未来のワイン…。
遠い国からやってきたワイン達
ここでは、こんなにもたっぷりの愛情を注いでもらってますよ~
さてさて
この日の、メインのワインの内の1つ ( で、あったハズの…)
赤へと移りますよ
お父さまの、さりげない温度調節が始まっていますが
緻密な思案の結果、今回はボルドーから先に開けるらしい
長い 古い
お父さまも、
「すっかりおばあちゃんのコルクだね!」とおっしゃってます~
③シャトー・シュヴァル・ブラン/グラン・クリュ・クラッセ 1976
フランス・ボルドー ( サン・テミリオン )
カベルネ・フラン→半量強、メルロー→その残り ( の、ハズ
)
( ピンポイントで、このヴィンテージのセパージュ…わからないです~)
香りが華やかで…、まろやかで…、たまらないですよ~
1976という古さなのに、なんなのでしょう
そうそう!カヌレは初めていただいた、シュヴァル・ブラン。
カベルネ・フランが主体をいうところに、まずビックリしました
ひと口いただいてみると…おいしい~
予想を遥かに超えて、元気です
けれどももちろん、とってもまろやか…
素晴らしいバランスでしたね~
おいし過ぎて
こちらもまた、忘れられない1本になりました
実は…1976は、kecoちゃんにとってもカヌレにとっても特別な年
( けれども!だから、購入しておいたワケではなく
状態の良い、古めのシュヴァル・ブランに出逢えたから、GETしておかれただけらしい… )
人間ならずともワインでも、
年月を経て、こんなに素晴らしいモノになれるんだ~ と、勇気までいただいちゃいました
もちろん、お父さまの特別な年のワインも…
ちゃ~んと記録の中に、残っておりましたよ~
と ここで…。
1976のシュヴァル・ブランが、ここまで生き生きしている予想ではなかったので、
お父さまの緻密な飲み順に、若干の不安を感じられたよう
ならば、カヌレが( 一応… ) 持参しておいた、
「番茶」を、途中には挟みましょう~
④レイダ クラシック ピノ・ノワール 2009 レゼルバ
チリ サン・アントニオ レイダ地方
ピノ・ノワール 100%
この日は、おいしいブルゴーニュ・ピノがいただけることは、
最初から、わかっていたのでね…
何を持参しても、一連の流れに入り込むのは難しいということも、
前から、わかっていたのでね…
違うお国の、品種比べもおもしろいかな~と。
「番茶」として出番があって、一応持参しておいた甲斐がありました
とは言え こちらもベストでいただけるよう、
他と何ら変わりなく、ちゃんと調節してくださってましたよ
ひと口いただいてみられたところ
甘みが強すぎるので、少々温度を下げてみます と…。
やはり甘くて、元気で、豪快で…。
チリの燦々と降り注ぐ太陽の光が、伝わってくるようです
( 皆さま、おいしかったあのシュヴァル・ブランの味を消されたくないよぅ~と、言ってましたが… )
これは一新
すっかりクリアに、成らざるを得ませんでした
さてさて
メインのワイン ( で、あったハズの…) もう1本
⑤シャンボール・ミュジニー 1er レ・サンティエ 1998/ロベール・グロフィエ
フランス・ブルゴーニュ
カヌレメモ グロフィエの本拠地→モレ・サン・ドニ。
レ・サンティエの位置→一応確認したけど…どう表現して良いのかわからず。
こちらがですねぇ…
ビックリするくらい、元気で力強かったんです~
グロフィエのイメージが、ガラリと変わるくらい
とは言え、数えられるくらいしか、グロフィエを味わえたことはありませんが…
なんとなく、優しい忠実なイメージが出来あがっていたので
( 確か、4月 にお邪魔したときも、グロフィエのジュヴェレ・シャンベルタンをいただいたハズ…。)
結果→ 結局のところ、シュヴァル・ブランの後にこちらを開けたので、
良かったね~!ということに
1998でしたが、もうちょっと後に開ければよかったなぁ~ と、
皆さんの意見が一致しました
こんな感じで、ここまではお父さまが思案されていたワインの流れで
こんなに1本、1本のワインの状態を、思案してらっしゃいつつも、
流れの中では到底収まりきらない!というところが
やはり、ほんとにワイン好きでらっしゃるところなのでしょうね~。
この後は、予想不可能な流れになりますが
楽しい会話も弾みながら、後半戦、まだまだ続きます