キャンディメルツを紹介したのは、、、
2007年でしたっけ、、、
爆笑されましたよね、ウサギ作りも。
発売後、お客さんからの問合せや
自社チョコ工場での悪戦苦闘で、、、
一般的な本気チョコレート系から
なんちゃってチョコのメルツ系まで、、、
散 財した分、知識も増えたッス

そして、そんな頭でっかちな私達は
今年、CKのキャンディコートを押してます。
これもいわゆる「なんちゃって系チョコ」で
厳密にいえばチョコレートではない、、、
と、チョコレートの協会に記載されてますが
アタクシ、細かい事は気にしない派ですし、、、
味も見た目も変わらないので
「チョコ」と短く、可愛く呼びますわ♪
アタシが欲するのは、作業性がよく
クリエイティビティが反映しやすく、
見た目が楽しいチョコ、、、
テンパリングなんて、このクソ忙しいのに
やっちゃーいられません、という同種な方、、、
『キャンディコート』がオススメです。
なぜなら、5年売ってきて
一番トラブルが多かったのが、、、
「電子レンジで温めすぎて
ボソボソになる」という事件。
こうなっちゃうと、ニッチモサッチモです。
原 因として「加熱しすぎ」「水分が入る」
とされてますが、、、
私の研究によれば、日本という土地柄、
ま、いわゆる「湿度」も問題だと考えてます。
米国産ですが、できるだけフレッシュなものを
お届けするように努力しますが、、、
開封前なら3カ月、開封後は密閉器に入れ
早めに使い切るのが良いと思います。
本気チョコレートもデリケートですが、
なんちゃって系も同じくデリケートなんですのよ。
でも、まだ使ってなくて、賞味期限内なのに
コンディションが悪かったら?
梅雨~夏を越す場合、
とくに起こりやすい現象ですが、、、
そんな最悪な事件からあなたを救うのが
CKのキャンディコートを薦める理由、、、
CKには「パラマウントクリスタル」っていう
ミラクルフレークがご用意されてます。
これは、マジすごいんです!!!!
ま、ここからはやってみましょう。
まず、賞味期限内なのに湿度でやられた
チョコを30秒レンチンします。
この時、「レンジ対応のプラ製ボール」を
使って下さい。これは絶対です!
なぜなら、陶器などを使うと
熱が集まりすぎちゃうみたいで
ボソボソになる確立が高いんです、、、
でレンチン、、、はい。溶けません。
通常、この写真みたいなボソッと感ではなく、
まだカタチは残っていても、艶っぽく
トロッと感がでてくるので、、、
この、ボソ感が出たときは、
もう加熱はやめてください、、、
焦げて使えなくなる前に、
さぁ、パラマウントクリスタルを準備です!
スプーン1杯くらい加えて、
追加で15秒くらいレンチン、、、
「こねる」ような感覚で
まとめていきます、、、
すると、少しづつクッキー生地のように
まとまりがでてきます、、、
でも、これではまだ不足、、、
もう1杯、パラマウントを足します。
チョコが温かい状態ならレンチンせず、
直接パラマウントをここに入れ、、、
こねて、こねて、こねると、、、
少しづつ、ゆるくなるはずです。
とはいっても、キャンディコートは
絵の具のようなモッタリ感があるので、、、
サラァーーーーっとは流れません。
流れないから、いろんな色のチョコを
チョコ型の側面に置くように塗れて、、、
で、このチョコの最大の魅力は
冷蔵庫でしっかり冷やせること、、、
これで、ポロンっと型から外れるんです。
(一般的チョコレートは冷蔵庫では固めません)
置き入れる感じにして、、、
型を机にトントンとたたきつけ
チョコをならしていく、、、
そんなイメージで作ります。
あとは、好きな色を着色する
フローコートについて説明、、、
でも今日は、情報量が多すぎて
お腹いっぱいでしょう、、、
ま た次の機会にしますね

P,S. キャンディコートとキャンディライター、
中身が同じなのに賞味期限が違うのは
包装強度の問題です(←面白いでしょ?)