すごいと思い込ませる 観察日誌ー41 | ニュースキンビジネス観察日誌

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すぐそばでニュースキンビジネスをしている人を観察するブログです。

すっかりご無沙汰しておりました。


色々ありました。



当初より、YOROが両親や親戚とケンカ、言い合いをすることはめっきり減りました。



報告が遅れましたが、最新のAのニュースキンからの報酬額を発表します。



Aがニュースキンを始めて、3年と2カ月後のニュースキンからの報酬額は・・・



約20万円でした。



そこそこといったところでしょうか。


ここで毎度おなじみ、注意事項。


この中から、商品購入代が数万円、セミナー代、セミナーへの交通費、


勧誘のための飲食代、連絡のための電話代などが引かれていき、


次の報酬の日を待たずに毎月預金が底をつきます。


それを忘れないでください。経費と時間の消費というものを。


Aはまだ親に借りた約100万円を全く返せていませんから。


親に借りると利息が付かなくていいですね~



そしてAはよい子のように、親に「いつもありがとう」と言葉をあげます。


その言葉さえあれば、親は満足・・・なんでしょう。



さて、来る12月、ニュースキンでは日本と韓国合同のイベントがあるようです。


すごそうに思えますが、さて、ふたを開けてみますと、

入場にはチケットが必要で、6000円くらいのようですが、


「10枚以上買うと、もう1枚付いてくる!」とかあります。


普通は行きたい人が自分でチケット購入して行くものかと思うのですが、


Aのアップの人間がすでに、


「俺がお前らの分も○○枚買っといてやったから。」と突然言ってきたそうです。


チケット強制購入かよ。



前にも、

セミナーのチケットをすでに自分で購入して、それを売りさばかなきゃいけない・・・という事実を目にしたことがあります。


思えば、私が最初のころ、突然知らないニュースキン会員から声かけられて

「イベントに来ませんか」と誘われたのも、ノルマのせいだったのかな・・・

1000円かかるし断ったら、見事に返事が無くなりましたが。


以前もたくさんのセミナーチケットをAが持っているのを見ました。


セミナーで話すアップの人間は、最初にダウンたちにチケットを買わせ、

ノルマを課すのだと思います。

セミナー開催はがっぽり・・・確定申告なんてしているかどうか・・・

それで「ニュースキンで稼げる」と言われても。


同じセミナー映像のDVDを何枚も持っているのを見た事があります。

それも買わされて、「これを売って布教活動しろ」ということでしょう。



・・・しかし今回のイベント、Aは自分が表彰されると大喜びです。


これ以上のランクの人は表彰される、と決まっているようですが、


Aは去年、仲間の脱退により、大暴落を受けて、


そのランクから落ちざるを得なかったんです。


1年たちますが、いまだに自身の最高ランクまで戻れていません。


なのに表彰されるというのです。


本人も想定外だったようで、


おかしくないですか~?

表彰で呼ばれないと、ランク落としたことがダウンにバレてしまうから、

ニュースキンは親切に取り計らってくれたのですか~?


それでも聞くところによると、Aくらいのランクの者は、その場で呼ばれて立つだけのようです。


表彰されるAは、借金貧乏暮らしなんだけどなあ・・・


呼ばれた人全員が実はみんな同じ状況だったらと思うと、笑えますな。


「俺、私、借金してます!貧乏です!」って人が数えきれないほど立ってるの。





この喜ばしい話を聞いたうちの親は、


「本当は親にも晴れの舞台を見に来てほしい・・・」と言うAに対し、


「予定空いてるよ?」と、いかにも行きたそうでした。


うちからはイベント会場まで結構かかります。ていうか遠方です。新幹線です。


こういうときはAが親の分をもちろん出してやるべきのはずですが、


Aは黙りました。


親の分まで旅費を出せる金があるはずがありません。


そんな、「調子いいです」的な報告があった数日後、


親あてに、『また』よい子的な感謝の言葉をつづったものが、置かれているのを見ました。


だって堂々とみんなが集まる居間に置いてあったから。普通に見ますよ。


毎日の感謝と愛の言葉は大事と言いますが、


Aはニュースキンを始めてから散々親への感謝をのべてきました。


ニュースキンはとにかく最初は、「親を巻き込め、親に感謝しろ、親を理解者にしろ」と言ってきますから。



堂々と置いてあったので読みました。もともとあけすけなAでしたから。恥かしくないのがYOROには不思議です。素直なんでしょうね。騙しやすいですね。



そこには、YOROにとっては「進歩」とも言えることが書かれていました。


親がAに、「あきらめろ」と言ったらしいことが書いてあったのです。


あの、なにを言ってもAの成功を信じてやまなかった親が、


ついにAに、「あきらめろ」と言ったらしいのです。


頼っていた親戚にも、同じようなことで注意を受けたと書いてありました。


しかし、


「あきらめろと言われたけど、まだ頑張る」と書かれていました。


Aとしては、

「注意を受けた。「はっ」とした。もっとがんばらなければと思ったようです。


今から2年後には安定の35万円以上の報酬を得て、


親をドバイに連れていってあげると書いてありました。


35万てあんた・・・えらい目標下げたね。


最初の予定では、Aはもう今の時点で余裕の豪遊生活、


1000万円以上の高級外車に乗っているはずでした。


YOROも連れていかれたセミナーでも、


YOROがそれまで知らなかったような豪華な海外の映像を見せられました。


そこに君たちも行けるようになるんだって。




ドバイは、ものすごい豪華絢爛な観光リゾートらしいです。


しかし、Aはなぜ、あえてそこに行きたいのか?

普通に働いていたときのAも、海外旅行に2度は行って満喫してました。


そして世界には、それこそもっともっと数えきれないほどの素晴らしい場所があります。


そこをなぜ、ドバイなのか?


ニュースキンは海外でよくイベント、セミナーを行いますが、

「何年後はここ」というのがすでに決まっているらしく、


「目標」を立てさせるのですよね。


20●●年に、ハワイに行こう!とか。


その中に、どうやら今後、ドバイが入っているようなのです。




調べてみると、ドバイに行くには、5日間の旅で

最低10万円~50万円まで、ピンからキリまであるようです。


それを親とペアで行くなら、確かに何十万かいるでしょう。


しかしそれを、


必死でニュースキンで何年もかけて報酬35万になって、やっと行けるものなのでしょうか?



確かに、お金は欲しいです。


だって実家の親にローンはあるし、毎年の税金もあります。


大金があれば親も喜ぶでしょう。



Aのやり方がずるく感じます


「お父さん、お母さん、心配かけてごめん。応援してくれて本当にありがとう。


すごく感謝してる。大好き。がんばります」



このようにかわいらしい言葉を並べ立てる人間は、


親から100万近く金を借り続け、


少し多めの収入を受けても親に返さず、

真っ先に10万円のバッグなどのブランド物を自分に買って、

人を信じ込ませるためだと自分のみなりを着飾っている人間です。




きれいな言葉を並べ立てても、実際は親に対してなにもしていない。

金を返そうともしない。言葉だけは達者。 言い訳も達者。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。