外壁塗装はただ技術が問われるだけでなく、使用する塗料の選定も重要な要素です。
市場にはフッ素、シリコン、無機塗料など多種多様な塗料があり、それぞれ溶剤型か水性か、さらには1液型か2液型かといった選択肢が存在します。
このような選択が多岐にわたるため、お客様としてもどの塗料を選ぶべきか迷うことは自然なことです。
しかしながら、塗料を選ぶ際にはその品質だけでなく、必要量が正確に計算され、実際に指定された塗料が使用されているかも確認が必要です。
一部の業者が在庫塗料のみで塗装を済ませるケースや、適切でない調色を施すこともあるため、これらの点は特に注意が求められます。
また、塗料が余った場合は他の現場で使用することも一般的ですが、これが仕上げ塗料の場合、色の一致が難しいため問題となることもあります。
調色は経験と技術も必要ですが外壁塗装では通常行いません。すべてメーカーや材料屋にシステム調色機でぴったり行いますが、勘所で職人がやってしまうと色々トラブルになりかねません。
普通は破風板だったり庇だったり小面積になる付帯塗装で行われるべきです。
塗装を依頼する際は、業者による調色作業がどのように行われているか、また使用される塗料が本当に希望通りのものであるかをしっかりと確認することが大切です。
これにより、最終的な仕上がりの品質を保証し、不要なトラブルを避けることができます。