ひとつ前の記事にも書きましたが、
この間の日曜日は、春日大社 神社&お茶会でした
このときの様子については、
りりさんが めちゃくちゃ面白い記事 を書いて下さっているので、
ぜひぜひ こちらもお読みくださいね
私が普段 春日大社へ行って一番最初に感じるのは、
武術は無茶苦茶強いけれど、人格者で 慈愛に満ちていて、
それでいて、若い弟子たちを甘やかさずに育てている道場主・・・
というような雰囲気の神さまです。
その雰囲気から、
建御雷(たけみかづち)さまだろうな、と思っています。
その次に感じるのは、経津主(ふつぬし)さま。
いつもニコニコしていらっしゃいますが、
ひょうひょうと とんでもない提案をして下さることが多いので、
度肝を抜かれることが多いです
一方で、あまり感じることがないのは、
天児屋根(あめのこやね)さまと比売神(ひめがみ)さま
たぶん、地元の枚岡神社でいつも お話ししているからかな?
天児屋根さまは 生真面目で、
人間側の事情を 一番よく理解して下さっていると感じるので、
個人的には 天使ママさんに
ぜひぜひ参拝していただきたい神さまです
まあ、
主には、そんな四柱の神さまがいらっしゃる春日大社です。
今回は、遠方から お見えになった方もいらっしゃって、
なかなか気軽に春日大社へは参拝できないだろう、
と思ったので、
一般の参拝ではなく、本殿間近で手を合わせることができる、
特別参拝をさせていただいて来ました
いつも思うのですが、
私自身は なかなか このような 人が大勢集まるイベントに
(参加者さんの立場で)参加するのは苦手なタイプなので
勇気を振り絞って参加して下さった方には、
感謝の気持ちでいっぱいですし、
どうしても参加する勇気が出ない・・・という方には、
「じつは 私も そうなんですよ。」
と お伝えしたいです
私の場合は、
どんどん前に出て 人と話をしたりするのが苦手だったからこそ、
自然と
内なる自分や、石や、神さま、見えない世界の方々に
話しかけることが多くて、
その結果 今のような自分になったのかな?
という気がします。
だから、
私だけでは このようなイベントを開催するのは難しいんです。
人と話をするのが大好きで、
「接客が天職だ~!」
なんて言えてしまう、りりさんが いてくださるからこそ、
こんなイベントをやろう!って思えるんだと思います
自分では欠点だとばかり思って 思い悩んでいたことが、
誰かと一緒になったとき、
その欠点こそが じつは自分の強みでもあったと気づくこともあるのだから、
個性というのは、本当に面白いですね
長所と短所は表裏一体で、
どちらかだけを無くすことはできないように思います。
だから、同じなら
自分の短所にフォーカスして悩むのではなく、
自分の長所にフォーカスして、
それを少しでも自分や周囲の大切な方々のために、
役立てられたらいいな、と思います。
どうして こんなことを書いたのかと言いますと・・・
これ
(りりさんの記事のスクリーンショットです)
りりさんと、お一人の天使ママさんが引かれた
春日大社のおみくじの言葉の出典が、
孔子の弟子である 曾子(そうし)の言葉だったのです。
そして、私は今、東洋思想の本を読んでいまして、
この日の前日、
ちょうど曾子のところを読んでいたんですよ
『偶然』にも。
曾子という人は、師である孔子から
『愚鈍で道理の理解が遅い』
と言われていた方だそうです。
(孔子先生って、割と お弟子さんに きっつい言葉を かけていらっしゃるのですよね)
だけど、愚鈍であるからこそ、
孔子先生の言葉を 何度も何度も反復し、
自分の在り方を、一日に三度も振り返っていた。
だからこそ、曾子は 孔子の言葉に秘められた
真意を とても深く理解していたと言われているのです。
ですので、
神さまが りりさんとママさんに伝えたいと願われたことは、
「二日酔いで参拝するなんて、凶じゃ~!」
などということでは、もちろんなく、
(いや、冗談で そういうことを おっしゃりそうな神さまも いらっしゃるのでビミョーですが)
あなたが とっくに理解したような気になっていることでも、
何度も何度も反復することで、
初めて理解できることもあるのだよ
ということと、
曾子の理解が遅いのは、決して欠点ではなかっただろう?
あなたも 自分の個性を欠点と捉えるのではなく、
あなただけの強みに変えていってくれよ。
という、二つの想いがあったのかな?
なんて
他にも、
二回おみくじをお引きになったら、
二回目のおみくじに
「最初に引いたやつを 信頼してな。」
というようなことが書かれていた方がいらっしゃって、
思わず吹いてしまったり。
もう、お一人お一人の参加者さんとのエピソードや、
神さまから いただいたメッセージのことなど、
もっと書きたいと思っていたのに、
書き切れなかったことが たくさんありますが
それらのことは、また、機会がありましたら
何かの形で記事にさせていただきたいと思います