国試によく出ますよね。
ここはどこの神経障害でしょう?とか。
嗅いで視る~でとりあえず覚えたらいいと思います。
さくーっと神経の機能について書きますヽ(・∀・)ノ
咀嚼
・口を閉じる
口輪筋⇒顔面神経
・顎の運動
咬筋⇒三叉神経
翼突筋⇒三叉神経
側頭筋⇒三叉神経
・舌の運動
舌筋⇒舌下神経
顔面神経のほかの機能
・顔の運動
・瞼を閉じる(眼輪筋)
・2/3前の味覚
・唾液分泌
・涙の分泌
三叉神経のほかの機能
・顔の知覚
嚥下
・第一相
舌筋⇒舌下神経
・第二相
喉頭筋⇒迷走神経(反回神経)
咽頭筋⇒舌咽神経
・第三相
食道⇒迷走神経
迷走神経のほかの機能
=副交感神経の作用
舌咽神経のほかの作用
・1/3奥の味覚
・唾液の分泌
・血圧の調節
症状からどこの神経障害か?って考えてみる。
(脳神経の障害っていう場合ですのであしからず)
簡単なのからいきましょう。
『味覚がわからない』という症状。
顔面神経、舌咽神経障害が考えられますね。
顔面神経が舌の2/3前の味覚
舌咽神経が舌の1/3奥の味覚なので(´・ω・`)
『口の中がカラカラに乾く』という症状の場合は
舌咽神経、顔面神経障害が考えられるかと。
両方とも唾液分泌の機能がある神経のためです。
『消化管の動きが低化』という症状であれば
迷走神経の障害かな、と。
迷走神経=副交感神経の作用と書きましたが
本当にそのまんまで、
消化管(蠕動運動亢進、消化腺分泌増加)の機能が
障害されたと考えます。
ここから少し考える必要があるかな?
『パ行が言えない』っていう症状。
顔面神経障害。
パって口に出してもらえればわかると思うんですけど
絶対口閉じてからじゃないとパ行は発声できないんですよね。
口を閉じるのは口輪筋、つまりは顔面神経。
ここが障害されたために起きた症状だとアセスメントできるかな、と。
『ラ行が言えない』のであれば
舌下神経障害。
ラ行は舌を巻きますからね。
舌を巻く、舌筋は舌下神経。
とりあえず咀嚼・嚥下を中心にまとめてみましたヽ(・∀・)ノいやまとまってないか
個人的に障害されたらどうなるかっていう問題に強くなりたくて。。
機能まる覚えより人間の動作と一緒に覚えたかった気がするので。。
学生時代の考えをまんま書いてみましたw
続きを書いていきますね~