薬理学の特集。プチナース2012年7月号 | フィリップの看護のブログ-看護雑誌と書籍を批評

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プチナース20127月号


発行:照林社(2012年6月)

定価:1,050円(税込)


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7月号は薬理学の特集。

パート1で基本編、

パート2で臨床実習に役立つ実践編、

という2部構成。


パート1は、最初「おっわかりやすい」

って思ったんだけど、

だんだん普通の教科書と同じような解説におさまった気がする…

結局難しくなり、ついていけなくなる感じかな。


もちろん教科書をわかりやすくかみ砕いているんだけど、

よく噛んでいないから消化不良というか、

結局構成も教科書とそう変わらないから

読み飽きちゃうんだよね。


なんか消化不良のままどんどん進んで行ってしまうところは、

階段を一段跳ばしで登っていく感じかな。


パート2はなかなかわかりやすいんじゃないかなと思う。

教科書にはなかなかないポイントかな。

こちらは実習前だけでなく、

基礎の学習と平行して読んでもらいたい。

何で薬理学を学ぶのかの根拠にもなるからね。

第2特集は

「患者さんへの対応 国試からみる10の鉄則」

これは、実習の領域別に

看護師の対応としてどれが正しいかを考える特集


ポイントは「国試からみる」としたところ。

つまりは、状況設定問題を考えるってことだね。


文章で長々と書いてある状況設定問題が苦手って

学生さんは結構いると思うけど、

これはその状況設定をわかりやすく漫画にしてくれている

その上で、選択肢からどれが適切かを考えるって内容。

状況をイメージして考えるトレーニングにはなると思うね。

それと別冊の疾患別看護過程、

今月の疾患はパーキンソン病です。一応情報として。

総合評価

10点満点中6

★★★★★★☆☆☆☆