どれ買う?フィジカルアセスメント本 その6 | フィリップの看護のブログ-看護雑誌と書籍を批評

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実践!フィジカルアセスメント 第3

発行:金原出版(20083月)

定価:3,990

本のしくみ:A4判/192


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内容は?

学研の「フィジカルアセスメント完全ガイド」と並び、

フィリップがフィジカルアセスメントに興味を持ったきっかけとなった本。

初めて見たのはこっちが先かな…。

それまでは医学診察の本を見たりしていたけど、

看護領域の先生が監修・執筆していることもあり、

けっこう読み込んだ記憶がある。

本書はその第3版。

解説の流れとしては、まず「アセスメントの目的、ポイント」、

そのあとに「各技術の方法」、そして「根拠としての解剖」。

そう、類書だとまず解剖的な基礎知識を解説するけど、

この本ではひと通り手技を理解した後、

「解剖的な根拠を整理しておきましょう」という流れ。

これはこれでとっつきやすい。

「アセスメントの実際」では、

紙面の内、左端(紙面の1/3位)にチェックポイントと診断の目安と配置し、

右側(2/3位)に写真を用いて手順を解説するというレイアウト。

(説明がわかりにくくてごめんなさい…)

つまり、「手順の解説」と「その時のポイント」が

時系列で整理されていて見やすいってこと。

この本のよさは、本を横に置いて見ながらトレーニングが可能なところかな。

類書に比べ、A4と一回り大きく、開きやすいし。

写真(実際の人物も使用)もイラストも多く、

解説も比較的簡潔なのでわかりやすい。

残念なのは写真やイラストはすべてモノクロな点。

写真も小さく、「今どきの本」と比較すると全体的に古さを感じてしまう。

2008年発行といっても改訂版だからね…)

せっかく大きな本なんだから写真とかも大きくすればよいのに。

また、さすがにフィジカルアセスメント初期?の頃の本だけあって、

基本的には医学診察のまねごとに近い。

(その点ではしっかりとフィジカルアセスメントなんだけど…。)

現場で看護師として患者をアセスメントする際のコツを知るなどの

ニーズには応えられていない。

あくまでも基本的な技術の流れを知るための本。

まあ、フィジカルアセスメントを学ぶ上での基本書としては、

フィリップはきらいではない。


フィリップの結論「本を横に置いて基本を確認するにはよい1冊」


総合評価

10点満点中5

★★★★★☆☆☆☆☆