ラ・スパ過去問対策2012 看護師国家試験問題 解答と解説
発行:医学評論社
定価:5,670円
本のしくみ:B5判/1,684頁/分冊式(5巻)
問題数:1,440問+α(過去問題1,440問+予想問題α問)
収録年数:6年分
付録:なし※分冊5巻のうち、1冊が「第100回看護師国試解説」
「成人看護」「母性看護」など分野別に、それぞれの巻がだいたい同じくらいのボリュームになる良い5冊に(1冊は第100回国試解説)分冊した問題集。各項目のトップにサマリーを配置し、ひと通り要点を整理してから問題に取り組めるように構成。予備校のテコムが協力して編集。予備校ならではのデータ等が満載の1冊。特に、各問題に「正答率」すなわち、「どれだけの人が正解した問題か」を表示している。問題の難易度を示す指標にもなり、意識しながら学習するのはマイナスではないと思う。
執筆・監修者には専門学校の教員も目立つ。
レイアウト的には、それほど洗練されているとは言えない。
「予備校の集めたデータはすごい」という、予備校(テコム)の宣伝色、自己PRが前面に出すぎているかな。予備校としての力は認めるけど。
ポイントは?
●各問題に「正答率」を表示。「この問題はこれくらいの人が解けたんだ、へえ」「2割しか正解していないなら解けなくても仕方ないか、いや、差をつけられるか」なんて見方はできる。看護師国試は、結局9割は受かる試験なので、だからこそ「みんなが解けないような問題」を落としたとしても、「みんなが解けるような系統の問題」についてはやはり絶対に落としたくない!その点で、正答率は目安にはなるかも。あくまでも参考だけど。
●当然、同社刊の「ラ・スパ」に対応。合わせて使うとそれなりに便利だと思う。余談だけど、「ラストスパート」の略で「ラ・スパ」、昔はその名の通り直前対策物でエッセンスの詰まったコンパクトな作りだったけど、年々分厚くなりました(最新版は720頁とか)。ラストスパートでこれは無理だろう…。
ここに注意!
●正答率のほか、各選択肢の選択率(1番は○%の人が選び、2番は○%…)も合わせて掲載。一見すごい情報だが、やっていくうちに「だから何」「その表示がくどい」って感じだね。予備校ならではだけど、いかにも「すごい分析でしょ?」「すごいデータでしょ?」という予備校の自己満足、自己顕示のような気がする。何人の人が選択しようが、結局正解は1つなんだから。ここはあくまでも参考程度に!
●必修ラ・スパでもレビューしたんだけど、細かい部分の編集作業がいまいちというか、なんか見にくいレイアウトなんだよね、フィリップとしては。
●表紙に「持ち運びに便利!」なんて言っているけど、まあ、それほどでもない。
こんな人にオススメ!
●データ大好きな人。
●「ラ・スパ」持っていて、テコムの講義なんかも受ける人。
本書の評価
10点満点中4点★★★★☆☆☆☆☆☆
