【後編】日本アルプス登山(登山部)立山/室堂山 | すごい!日本一楽しいナーサリー富田幼児園のブログ

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ナーサリーは徳島県徳島市中心部にあり、保育園と学童クラブに1歳~小学6年生までの子供たちが通っています。様々な課外授業があり、全国で活動しています。



宿からとことこ歩いて、始発に乗るため松本駅へとやってきました🚶

昨日買っておいた切符で改札通ろうとすると。

ピー

通れない!?

なんと!券売機で買った切符は当日有効だったのです💦よく見ると切符にも書いてある!

こんなこともあるのか事前準備🤔勉強になりました。




特急あずさ

かっこいい




始発の普通電車に乗って終点まで。

11回乗換旅のスタートです🚃

目指すは立山黒部アルペンルート🏔️




信濃大町から扇沢まで大型バス、扇沢で電気バスに乗換。




立山黒部アルペンルートは大観光地です。

ものすごい混雑。

半分以上は外国からのお客さん。




黒部ダムへの道もみんなでゾロゾロと



でっかいダムです。

戦後間もない時期に、ものすごい根性でものすごい労力と犠牲の上に作り上げたものすごい構造物です。その辺りを日本人観光客は感じながら見るのでしょう。




ケーブルカー。

ずっとトンネル!




ロープウェイ!

この辺りから辺り一面雪❄️




雪の中にトンネル作れるくらいの雪!




日本最後のトロリーバス!

バスという名の電車です。

パンタグラフが付いているバス型の乗り物ですが、今期で引退することが決まっており、最後のタイミングで乗れて良かったです。11月末に、日本からトロリーバスは無くなります。




トロリーバスはものすごく狭いトンネルを隊列組んで走ります。




目的地、室堂に到着。

乗り換えが多すぎて、惰性で室堂から富山に降りるバスにすぐ乗ろうとしてしまいました。

気づいて良かった💦




とてつもない雪の量です。




室堂は観光客の人が多すぎて、ターミナル内はすごいことになってます。かなりの標高で雪もいっぱいあり、気軽に普段着で来れる場所です。




しかし登山部は、ここから山へと入って行きます。

軽アイゼンというスパイクを靴に装着。

アイゼン着けて登る登山は、なかなかできない貴重な体験です。昨日の南アルプスはほとんど雪なかったけど、北アルプスに移動してきたらこの雪の量⛄️

積雪12メートルです。スキー場でもこんな数字は聞かないですね。






室堂の喧騒から少し離れると、人が誰もいなくなりました。

そして、




ルートがありません。

ある程度登山者がいて道が出来ているのかなと思っていましたが、道はないです。

足跡がある部分もありますが、スキーやスノボを担いで登るバックカントリー登山の人の足跡だと思われます。


残雪なので茶色い部分も多いですが、雪も空も全てが真っ白な世界。写真と実際の感じはかなり違います。

曇っているのですが世界が白すぎるのでサングラスかけてないと距離感も凹凸も分かりません。




雪は程よく柔らかく、登りやすさとしてはかなり良い状態。凍ってカリカリだったら軽アイゼンでは厳しい。斜面に対してキックしながら登るとか、ペンギン歩きのようにかかとを突き刺して降りるとか、何だか色々説明しましたが、実際に練習してアイゼンを雪にひっかける感覚を体感するのが早道ですね。

道がないので、上に向かってまっすぐ登って行く急登ルート。室堂から見上げたら豆粒みたいに見えたことでしょう。




後ろに見えるのが室堂バスターミナル。

あそこには人が何千人もいる👀

登山部の前には誰もいない。




急登なので、リュックも降ろせません。

やっぱりちょっと酸素薄いような気がしますし、雪で足も重いのでちょっとずつ進み、休憩を繰り返します。




空と山しかない世界




立山の一部、室堂山(2668m)に登頂成功🏔️🎉㊗️

登山時間としては片道1時間、わずかな時間ですが、雪の斜面にずっとへばり付きゆっくり休憩も出来ない状態で上がってきたので、かなりの達成感が。気分的にはエベレストに登ったような気分です。

そして実際のエベレストのように、山頂は風も強くて寒くて長居できないので、すぐ降り始めます。




室堂山は登山道がないので、雪に埋もれている時しか行けない山頂です。

この写真どうですか、何だかすごい山に登った感じ出てますねー🎖️




下りはソリで滑走🛷

なんだ結局、自分たちもバックカントリーだったじゃないか指差しキューン




しかし滑り降りる場所は慎重に選びました。

どこまでも滑って止まらなくなりそうだし、クラック(裂け目)とかあるんじゃないかと。

なんせ、誰も人がいない。

下りに一組、バックカントリーのチームが上がって来てすれ違っただけです。

そりで降りてくる子供たちを見て

「すごい、英才教育ですね」と言われました。




ありがとう立山🏔️

登山部はこの山で成長しました。

写真右の稜線に点々と見えているのがバックカントリーチームです。遠くから見ると本当に豆粒のように小さく見えます⛷️





室堂バスターミナルは大混雑。

そして、富山に向けてバスで雪の大谷を降りていきます。




バスからケーブルカーへ

(ケーブルカーに長大な荷台が着いてます)




電鉄富山

とてもかわいい電車です。

山の中をものすごくゆっくり走ります。




山頂から降りて来たらペットボトルが気圧差で縮んでました。

次は下からポテトチップスの袋を持ってあがろう💡




北陸新幹線かがやきが3台並んでいるぜ🚄🚄🚄

内装シートは赤くてとても綺麗




敦賀から特急サンダーバードに乗り換え




ここでやっと、ちゃんとした昼ごはん!

念願の駅弁も食べることができました。




人心を惑わす並列エスカレーター。

同じ方向に動いています。

2列あれば登り降りで動いているのが普通だと思って多くの人が片方に列を作っているのですが、よく見ると両方同じ方向に動いているではないですか!


世界は広い。色んな体験をして、京都まで無事戻って来ました。

乗り換え祭も計画通り全てこなすことができ、予定時間には徳島へ。

みんなよくがんばりました👏

送り出してくれる家族の皆様もご協力ありがとうございました。


富士登山に向けたチームもいよいよ次は3000m越えの乗鞍岳。そしてついに、7月は富士山🗻

後2回となった登山部。がんばっていきましょう🎌