9月に入りましたが、夏が追いかけてくるので夏の余韻から逃げるのにひっしなおちゅわい先生です。

夏は夏、秋は秋で進まなければ。夏に積み上げた経験が、秋に実ります🍇

 

今夏は本当に海のトピックが多かった🐳

今回は『今治遍路』です。

 

 

 

お遍路は松山を抜け、今治へと進んでいます。

今治は半分陸(陸地部)、半分島(島嶼部という言い方を始めて知った)という地域で、橋で繋がったしまなみ海道は素晴らしく美しい。

札所は全て陸地部なのですが、地域の良さを見ながら回るのもお遍路の目的なので、まずは大三島を目指します。

 

 

 

岡山から向かいましょうとルート案内が出ましたが、本当にこの辺りの瀬戸内海は島が密集していて、飛び越えて渡っていけそうなくらいです。

 

大三島は国宝の島と呼ばれ、大山祇神社だけで国宝が8つ!(徳島県には一つもないよ🥺)

山の神なのに海の神でも戦いの神でもある、大山積大神は天照大神の兄神、木花咲耶姫の父神と、ただものではなさすぎるご祭神が祀られる全国総鎮守なので、パワースポットという観点から行くだけでもよし、長年かけて奉納されてきた御宝を見るだけでも良し。ものすごい量の刀と鎧があります。

 

 

 

大山祇神社にも行きますが、大三島に来たのはカヤックをするため🛶

壮大な太平洋とは違う、美しく凪な瀬戸内の海を体験しなくては。

 

 

 

大三島カヤックSUPさんに、

バトル操作を教えてもらって、さっそく海へ!

 

 

 

 

カヤック…

ではないですね、これはsupです。

supは難しいかなと思ってカヤック申し込んだつもりだったけど、supだったのでそのままsupやってます。でも安定感もあり、問題なし!というか、本当に穏やかな海です。波がないから水の中がよく見える👀

 

 

 

 

 

 

ちょっと練習して慣れてきたら、ボードの上にも立てる様になりました。

 

 

 

波はないけど、ゆるーい風が吹いていて、そのゆるーい風にちょっとずつ流されていきます。

 

 

 

クリアsupも体験

 

 

 

 

 

2人supでぷーかぷかおすましスワンおすましスワン

さいこうかよ

 

 

 

綺麗な海で、夏の思い出2023浮き輪

 

 

 

すっかり仲良くなった

 

海の横には海水の温泉があります。

海水温泉は室戸岬のところにもありましたが、浮力がすごいので神秘的な体験ができます。

 

 

 

Sunset, like childhood, are viewed with the wonder not just because they are beautiful but because they are fleeting.
Richard Paul Evans
 

 

 

分かっていましたが、大山祇神社は閉門時間。

 

 

 

御宝はまたの機会に。

 

 

 

陸地部まで戻ってきました。

「ばりぃさんは人間か?」問題を問いながら戻ってきましたが、とりのようですね👀

今治のご飯といえば、焼豚玉子飯

いつも混んでる白楽天に、うまいこと滑り込むことが出来ました🍳

 

 

 

どんな料理か、見たことがない子供に説明するのは難しいのですが、ベンッと目玉焼きがのった丼はシンプルすぎてお子様ランチよりもわかりやすい。

味は焼豚丼。鰻丼の鰻がチャーシューと目玉焼きに代わったという感じで、美味しさの説明は不要😗💕

 

 

 

今治のもう一つの名物せんざんき

ぶつ切りの巨大な唐揚げです。

骨がそのまま入ってる

デカすぎてすぐ転げ落ちる💦

もっと小さく切って食べるべきだな

 

 

 

宿は、商店街の中にあるゲストハウスmatchさん

 

 

 

明日はお遍路がんばるぞー🌃

 

 

 

少年は遍路の旅へ

 

 

 

 

 

夏休みの宿題用取材

 

 

 

 

 

昨日は海まみれだったけど、山の中にある札所も。

58番仙遊寺はお寺に至るまでの山道、全部お寺の私道とのこと。ぎゃー、こんだけの山道をお寺だけで管理するのは大変だ💦

 

 

 

 

 

火遊び対策は大切だけど、ライターがどれも硬すぎて自分でロウソクに火をつけるのが難しい。

そうか、マッチがあった!

次からはマッチでいこう

 

 

 

どんどん札所を回り、今治地域の6寺を回りきりました。

ですが。これで終わりではありません。

 

 

 

モードチェンジ

 

 

 

今治は造船の街

ケミカルタンカーの進水式に参加し、船の誕生日をお祝いしました🎌

でかかったー🚢

ケミカルタンカー(140m強)は南海フェリーと東急フェリーの中間くらいの大きさですが、上部に工場がそのまま載せてあるみたいに管やら機械やらがいっぱい剥き出しでついていて、かっこよかったです。

重油タンカーだと330mもあるらしいから、いつかそのクラスの船も見てみたいな

 

 

 

子供とまわっていると、かわいらしいわね、頑張ってるわねとほめてもらえることも多いですが、心配してくれることもあります。お子さんどこかお身体悪いんですか?と。皆それぞれ、色んな想いを、願いをもって、空海さんと一緒にお遍路をしている。自分たちにはそこまでの強願はないかもしれないですが、四国に住み、見渡せばお遍路さんがたくさんいて、叶えなければならない願いをもってまわっている、その道中の苦労と想いが分かるからこそ、お接待の文化も生まれてくるんだなと、ちょっとイメージできてきました。そんな旅路も、終わりが見えてきました。最後まで、しっかり進んでいこう。