和歌山県串本町に完成した民間企業スペースワンのロケット打ち上げ場スペースポート紀伊🗾
一号機打ち上げも楽しみですが、今回は宇宙シンポジウムin串本に参加するため和歌山に向かいます。
和歌山県って隣だしフェリーであっという間だね、と思いきや、対岸の和歌山港から串本まで車で2時間以上かかる長旅(フェリー2時間車2時間)のスタートです。
フェリーは朝5時半発
4時半に集まり出すという超モーニング
早起きしたから二度寝しようかなとしてみたが、寝れないんだよー
H3ロケットサポーター活動の発展として、串本から打ち上がる「カイロス」関連の取り組みも行なっていく足がかりを作る、幼児学童混成の先遣チームです。
寝れないし、朝ラーメン🍜
港町では朝ラーメン割と定番らしい。
串本町は日本本島の最南端。
日本を船で外回りしようとすると必ず通る場所なんですね。
明治に串本町沖であったトルコ船エルトゥールル号の海難事故。事故と救援の記録をまとめた記念館へ。656名乗っていて生存者も一割と、大変な惨事です。その時に地元の人が全力で救援活動を行いました。その縁は時が流れ風化していましたが、1985年イラク戦争時、48時間後に飛行機全て撃墜するという宣言がなされ、日本国は対応が間に合わずイランに日本人が取り残された時、隣国トルコの飛行機が飛んできて助けてくれるというご恩返しがあり、映画も作られています。
https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/kanko/kizuna/turkey.html
串本は日本の角にあるから、船がインコース通りすぎると岩礁に激突するというのが見てよく分かります。(台風にあって流された)
トルコはトルコアイス。
ひっくり返しても落ちない。
落ちないどころか、溶けないことが判明しました!
マシュマロが入っているのではないかと、子供は推理してます🕵️
近大マグロ丼
串本町に近大マグロの養殖場があるんです。
だから出荷時間最短最鮮の近大マグロがいただけます。しかし今回のチームにマグロLOVEがいなくて、和歌山ラーメン🍜
シンポジウムは綺麗なホテルで
スペースポート紀伊を作ったのはスペースワンですが、今回は民間企業アイスペースCEOのHAKUTO-R、民間初の月面着陸プログラムの詳細解説があって、一号機月面激突の説明、二号機、三号機についての解説もあり、これが大変勉強になりました。
宇宙が国の実験や技術開発の場だった段階は終わり、ビジネスや商業利用などのステージになってきていることがよくわかります。
https://ispace-inc.com/hakuto-r/
H3ロケットのブースタSRB3がカイロスとよく似たサイズ感なので、サンプルに持っていきました。
カイロス打ち上げ日は必ず2ヶ月以上前に決定通知するという話もあったので、打ち上げ日が決まってから活動する時間も十分とれそうです🙆♂️
串本町は橋杭岩という珍しい景観があります。
ゴジラの背中のように、岩が海岸に突き刺さってます。
そして必ず立ち寄った方が良い場所がこちら。
無量寺
このお寺には、すごい絵画作品があります。
応挙芦雪館という展示館があるのですが、
円山応挙
長沢芦雪
のふすま絵が生で見れます
https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/kanko/kushimoto/muryouji.html
まずはレプリカを見せてもらい、建物自体が保管庫にもなっている別館に案内されると、どうぞと言われて龍と虎の巨大なふすま絵の前に連れて行かれます。ケースで囲われていない、マジな本物のふすま絵をこの距離、この環境で見させていただいてよろしいんでしょうか🥹💦💦息したらダメです。
都会では考えられない、この作品との一体感、没入感。子供が触ったり喋ったり転んだりしたらどうしようと生きた心地がしなかったですが、この一連の作品群を見るためにだけでも串本町に行く価値があると思います。
近大マグロも美味かった
帰りのフェリーを逃すと今日中に帰れません。
関西圏に戻るアドベンチャーワールドからの車とも重なり、道路は混みます。ご飯食べる時間もないかもしれない、
朝カップラーメン食べて、昼和歌山ラーメン食べて、夜もフェリーのカップラーメンになったら(1日3回ラーメン食べたら死ぬ都市伝説)でどうするんだと騒然となっている車内でしたが、コンビニ寄ってフェリーにもちゃんと間に合いました。
コンビニ寄ったら、パスタ選んでくる子がいてそれはちゃうやろ💦となったり、慌てて寄ったから夕食買い損ねた子までいて、最後まで大騒ぎしながら帰ってきました⛴
長時間移動のミッションおつかれさまでした。
次は打ち上げの時に行きましょう🚀