ナイチンゲールの誕生日は５月１２日。アメリカでは毎年その週はナースウィークとしてお祝いされます。私の病院でも今年は５月８日から１２日は色々な催し物がありました。病院のお偉いさんたちが病棟にやってきてクッキーなどのちょっとしたプレゼントをくれたり、色々なコンテストがあって賞品がもらえたり、無料のセミナーがあったり。他には植物や花、ワイン、野球観戦のチケットなどをもらえた時もありました。でもコロナなどの理由で予算が削られて毎年内容がひどくなってきてるのが残念。
ナースウィーク人気催し物のトップ３！
３位： ナースオリンピック。ナースたちが色々な競争をして勝った人に賞品が与えられるイベント。例えば薬の計算、タイピング、医療単語を何個言えるか、などなど。本当のオリンピックみたいに聖火（本当の火ではないですが）を病棟から病棟へ渡していきます。
２位： マッサージ。病棟にやってきて一人３０分、タダで肩や足などをマッサージしてくれるサービス。仕事場から離れるのが難しいナースたちに大人気でした。
１位： 人気一番はやっぱり食べ物！ 月曜日から金曜日朝と夜２回、ローカルの有名なレストランがデリバリーしてくれてました。甘いものが好きなナースのためにもちろんデザートも！
私の病院は特に無料のセミナーに力を入れていてナースのために色々な内容のセミナーをします。以前話しましたが、ナースの資格を継続するのに5年間で４５単位クラス（１単位は大体１時間）をとらなくてはいけないので、こういうただのセミナーは喜ばれます。全米で有名な人に来て話してもらうこともありますが、ほとんどは病院で働いている色々な分野の医者やナースが喜んで無料で話してくれます。オンラインで参加できるのでみんな気兼ねに参加できるのがいいみたいです。大体のクラスは臨床看護用で、糖尿病、血液検査、頭痛、緩和ケアなど実際に使える内容のものですが、他には発展途上国などにボランティアで行ったときの経験を話すパネル、文化の違い、セルフケア、コミュニケーション、訴えられないようにするための秘訣など、面白い内容のものもあります。
日本のナースのみなさん、Happy Nurses Week！