この春に入ったサークルの夏休みの旅行に参加して思い出したこと。
昔から集団行動が苦手だった。
思えば保育園の散歩や遠足のときも、仲 間から外れて一人(+保母さん)と歩いていたことが多いような気がする。
小中高の修学旅行は一度も楽しいと思ったことがないし、前日の夜から憂鬱でたまらなかった。
思い出は美化されるというけれど、自分の思い出はどうレタッチしても灰色にしかならない。
周囲を見渡すと、みんな誰かに自然に話しかけ、自然に話しかけられている。
自分にはそれができなかった。
そもそも何を話せばいいのかわからないし、普段から押し黙っているから当然誰からも話しかけられない。
集団の一員でありながら常に孤独で、たまらなく居心地が悪かった。
自分なんていなくたって構わない、むしろ自分がこの場にいるせいで空気を台無しにしているのではないか。
歳を重ねるごとに自意識が肥大化し、すっかり染み付いてしまった。
殻を破りたいのに、破り方がわからないから、誰かが外から割ってくれるのを待っている。