早稲田大学には医学部がありませんが、他大学の医学部と連携することで**「医師免許を持つ研究医」**を養成する特殊なルートが存在します。

主に奈良県立医科大学との連携による「研究医養成コース」が知られています。この仕組みは、理系のバックグラウンドを持ちながら医師として研究に従事したい学生にとって、非常にユニークな選択肢です。

1. コースの仕組み(奈良県立医科大学への編入)

早稲田大学の学生が、在学中に奈良県立医科大学の医学部へ編入し、医師免許取得を目指すコースです。

対象: 早稲田大学 先進理工学部 生命医科学科 などの学生。

流れ:

1. 早稲田大学で所定の単位を取得。

2. 奈良県立医科大学の「第2年次編入学試験」を受験(早稲田枠として選抜)。

3. 合格後、奈良県立医科大学へ移り、医学教育を受ける。

4. 卒業後に医師免許を取得し、基礎医学・社会医学の研究医となる。

定員: 例年、早稲田大学から数名(2名程度)が選抜されます。

2. 特徴とメリット

このコースは、単に医学部へ入り直すのとは異なり、最初から「研究医」になることを目的として設計されています。

修学資金の貸与: コース生には月額の修学資金が貸与されることが多く、卒業後に一定期間、指定の研究活動に従事することで返還が免除される仕組みがあります。

一貫した指導: 早稲田大学の理工学的な知見と、医学部の臨床・基礎医学の知識を融合させたハイブリッドな研究者を目指せます。

早期学位取得: 卒業後、連携校の大学院医学研究科(博士課程)へ進学し、通常より早い段階での学位(博士号)取得を目指すカリキュラムが組まれています。

3. 研究環境「TWIns(ツインズ)」

早稲田大学でこのコースを目指す学生の多くは、新宿区にある先端生命医科学センター(TWIns)に関わります。ここは早稲田大学と東京女子医科大学が連携して設立した施設で、工学・理学・医学の垣根を越えた「医理工連携」の象徴的な場所です。

注意点

進路の制約: このコースは「研究医(基礎医学・社会医学系)」を育てるためのものです。将来的に臨床医(病院の診察メインの医師)を目指すための一般的な編入制度とは趣旨が異なるため、自身のキャリアパスとの整合性をよく確認する必要があります。

最新情報の確認: 募集要項や提携状況は年度によって変動する可能性があるため、先進理工学部の学部事務所や公式サイトで最新の案内を確認することをお勧めします。


早稲田大学と奈良県立医科大学の連携による「研究医養成コース(編入学試験)」の募集状況について、最新(2025年〜2026年時点)の情報を整理しました。

結論から申し上げますと、このコースは「非常に狭き門」でありながら、継続して実施されています。

1. 直近の募集・選抜状況

奈良県立医科大学の「第2年次編入学試験(研究医養成コース)」の状況は以下の通りです。


定員: 毎年度、全国で最大2名という極めて少ない枠です。

出願時期: 例年、10月上旬〜中旬に出願を受け付け、11月上旬に試験が行われます。

2. 早稲田大学側の状況(注意点)

早稲田大学の「3年次編入学試験(一般向け)」については、2025年度以降、生命医科学科を含む複数の学科で募集停止となっています。

しかし、「奈良県立医大への編入コース」は、早稲田の学生が「他大学(奈良医大)へ出る」制度であるため、上記の学内編入募集停止とは切り離して考える必要があります。先進理工学部の学生としての在籍を前提に、この特別選抜ルートは現在も維持されています。

3. 今後の募集見通し(2026年度入試以降)

継続性: この制度は、文部科学省の「研究医養成」に関する助成や時限措置に影響を受けるため、数年ごとに見直される可能性があります。直近では2022年度に再開・継続された経緯があり、現在も募集は続いています。

募集要項の公開: 2026年度(令和8年度)入学者向けの詳細は、例年通りであれば2025年6月〜7月頃に奈良県立医科大学の公式サイトにて公開されます。

受験を検討される場合のアドバイス

1. 学内選抜の確認: 奈良県立医大へ出願する前に、早稲田大学(先進理工学部)内での推薦や選抜プロセスが必要になる場合があります。まずは学部事務所で「奈良県立医大への研究医枠について」と直接相談することをお勧めします。

2. TWInsでの活動: このコースは「研究医」を育てるためのものなので、早稲田在学中の研究実績や意欲が重視されます。TWInsでの実習や研究に積極的に取り組むことが、合格への近道となります。


早稲田大学から奈良県立医科大学へ編入する「研究医養成コース」の修学資金(奨学金)について、最新の募集要項に基づく詳細をまとめました。

この制度は、経済的支援が非常に手厚い反面、卒業後の進路に「研究医として貢献する」という明確な条件が課されるのが特徴です。

1. 支給内容

編入生として選抜された場合、以下の資金が貸与されます。

月額: 20万円

貸与期間: 奈良県立医科大学への入学から卒業までの期間(最大5年間)

入学料相当額: 入学手続時に別途貸与(実質的に入学料の負担がなくなります)


2. 返還免除の条件(ここが最も重要です)

以下の要件をすべて満たすことで、借りた資金の返還が全額免除されます。

1. 学位の取得:

卒業後、直ちに以下のいずれかの大学院(博士課程)に進学し、博士号を取得すること。

• 奈良県立医科大学 大学院

• 早稲田大学 大学院(先進理工学研究科 後期課程)

• 関西医科大学 大学院

2. 研究活動への従事:

大学院修了後、基礎医学系または社会医学系の研究医として、貸与期間の1.5倍の期間(5年借りた場合は7年6ヶ月)、研究活動に従事すること。

• 活動場所は奈良県内だけでなく、一定の条件(本学や奈良県への貢献)を満たせば柔軟に認められるケースがあります。




大学の附属校や中高一貫校の中学では、その他の学校以上に定期考査の成績が意味を持つ。受験の代わりに普段の成績が進学の判定要素となるからだ。


自身の経験をもとに、付属校の定期考査で良い成績をとる勉強法を整理してみる。


まず、知識の定着は、基本的知識の習得と理解→実践を通じた定着と進む。基本的知識の習得とは、教科書に書いてあることを理解したり、授業で習うことである。

次に理解とは、聞いた話を違和感なく聞けるというレベルから、他人に説明できるというレベルまで幅広いが、自分のノートを使って仲間に説明できるレベルを目指したい。

実践を通じた定着とは、問題集を解いて力をつけることである。問題集を解くと、何が分かってて何が分かってないのか、が分かる。

物理の公式を覚えても、どのように公式を使う(当てはめる)のかは、問題集をやってみないとわからない。教科書の残念なところは、演出問題が少ないことである。


附属校の定期考査の出題傾向を知るには、部活の先輩から過去問をもらうのが適当である。難問奇問ばかり出す定期考査は少ないが、ある程度の難問を出さないと、生徒間に差がつかないのも事実。みんな適当に地頭が良いので、公立中の定期考査レベルの問題を出せば、ほぼ全員が95点から100点をとるという事態になる。これでは差がつかないし評価のしようがないということで、数問のうち1問は難問が用意される。


また問題集を解く際には、出題者の意図を推測する。例えば、have been inとhave been toの違いを聞いてるんだな、とか。


つまり、教科書の予習をして、授業では完全理解とノート作りに励む。配られるプリントや問題集はきちんとその日のうちにこなして、習ったことを忘れないようにする。先輩から過去問をもらって、難易度の把握もする。特に数学は、高校への数学や大学への数学といったマニア向けの雑誌(問題集)も目を通してみる。


いや、これ全部できたら、そりゃ優等生どころか学年トップになるやろ!と、自身で突っ込んでおく。