私が顧問税理士として行っていること・・・・
結論は、お客様の会社の決算日よりずっと前に決算予測を立てること
思い通りにならなけりゃあ、どうすれば思いに近づけるのか、お客様と共にに検討すること
もう一つは、決算予測に基づいて納税予測をすること
こうすればこんな決算になるから、こんな税金の金額
これをこう変えるとあんな決算になるから、あんな税金の金額
こんなことを経営者の方々と考えるのです
その「共に考える」の過程では、コーチングを使います
コーチングとは、経営者の目標達成のために必要な技術、知識などを備えさせる技法です
この備えなければならないことを経営者自らが発想出来るように、平易な問いかけを続けます
でも、ちょっと待って下さい
経営者の思いは、もっと初めからないのでしょうか
もっと初めから・・・・とは、設立した当初です
なぜ、起業をしたのでしょうか?
あるお客様は、「私ならこんなことはしない。もっとお客様に喜んでいただける方法がある。」
別のお客様は、「脱!業界の常識を思った。」
そんな思いがあったはず
短期的な、当期の決算予測
確かに経済環境には、当然影響を受けてしまうでしょう
でも極端に言うと、影響する側に立つつもりで起業したのではなかったのですか?
自らの会社には、社会での存在意義があったはずですよね
その「存在意義」が会社の目的なんです
ビジョンとも言うし、理念とも呼ばれます
これを達成するために小さな目標を立てて、それを一個一個クリアするんです
会社の目的、存在意義に近づくために
冒頭の決算予測、納税予測は、確かに不可欠です
でも、それだけでは会社の目的、存在意義は、ないのではないでしょうか?
何のために、我が社に売上が必要なのか?
我が社に利益があることが、社会的に必要なことなのか?
少しずつ、これらを考えてみましょう
こうしてお客様の目的を数値に翻訳して、経営計画という目標を立てるのです
その経営計画達成の暁には、納税額が実際の日よりも数年前に分かっちゃっています
どうやってこの目標を達成すれば良いのか?
この目標は、会社の目的に沿っているのか?
これをコーチングという形で深く考えていただくことが、実は私の理念の実現なんです
そこに私の会計事務所としての存在意義があると思っています
これを広く伝えることが、社会にとっての喜びであると信じています
だから私は記帳だけのご依頼は、お断りしているんです
お客様のパートナーとして、一緒に会社を作り上げていきたいと思っています